その問題に対して、じゃまされることなく、取り組んでいるようすをさしていることになります。
おそらく多くの方がこのような人になりたい!と考えているのではないでしょうか。
集中力が切れやすい人としては、そのようにひとつの問題をクリアするためだけでも、多くの時間をとってしまうことがありますよね。
それは集中力が切れやすいためにジャマが入りやすい―ジャマものを受け入れやすい状況を作り出してしまっているからなんです。
その反対で、ひとつのことにしっかりと集中してその問題に取り組んでいるということを示している文章になります。
一意専心の気持ち忘れずに行動する
この文章は「何にも邪魔されずひとつのことに集中する気持ちを忘れないように行動する」という意味になりますね。
まさにこの記事の最初のほうでお伝えした“座右の銘”ともいうことができるでしょうね。
このように「座右の銘」や自分のこれからの目標として「一意専心」という言葉を使うことができます。
四字熟語って覚えたはいいものどのように使うかわからない人って多くいるかと思うんです。
「一意専心」という言葉は、文章の中で今の気持ちを伝えるためにも、これまでに掲げてきた目標として伝えることもできる言葉ですので他の四字熟語に比べるとかなり“使いやすい”言葉だということができますね。
一意専心で頑張ってきたのに、失敗してしまった
この文章は「これまで集中して頑張ってきたのに、失敗してしまった」という意味になります。
おそらくこの文章の話し手は、これまでに何かに邪魔されることなく、それに誘惑になるようなものに負けないようにしてまであることをがんばってきたのでしょう。
しかし、その甲斐なく失敗してしまったのですね。
人生にはいい時もあれば悪い時もありますし、先は読めないものです。
とはいっても、これまでに頑張ってきたという過去があればあるほどになんだか悲しい気持ちになってしまいますよね。
このように「一意専心」という言葉は、ネガティブ要素を持っている文周防の中でも使うことができる言葉になります。
必ずしもよいことを伝えている文章の中で使われる言葉ではないということですね。
外出せず、仕事を終える事に一意専心する
これはどのような意味でしょうか?
「外出しないで、仕事を終えることに集中して取り組む」という意味になります。
おそらくこの文章の話し手は今すぐにでも外出をしたいのでしょう。
しかし、やるべき仕事を優先するべきことが分かっているので、「外出なんてしている場合ではない!」「すぐにでも仕事を終わらせなくてはいけない!」という気持ちになっていることを指しています。
このように、自分の“リアルタイム”の決意を示すときにも「一意専心」という言葉を使うことができます。
一意専心の気持ちがなければ成し遂げられない
この文章は、「ひとつのことに集中するような気持ちがなければ(それも何にも邪魔されないようにする)、達成することはできないだろう」という意味になります。
おそらく、この人は何かを達成しなくてはいけないものの、かなり切羽詰まった状況にいるのでしょう。
そのため、ほかのことにも目もくれないで一つのことに集中しないとマズイという気持ちを持っていることになります。
この場合、さきほどお伝えした類義語のなかのひとつである「一生懸命」という言葉の意味と100%同じ意味を持っているということができるんですね。
つまり、「一生懸命に取り組む気持ちがなければ、成し遂げられない」と言い換えることができることになります。
「一意専心」の他に座右の銘にしたい四字熟語
これまでに「一意専心」という言葉についていろいろなことをお伝えしてきました!
もう飽きるほどに「一意専心」という言葉を目にしてきて、頭がぼーっとしてしまっている人もいるかもしれないですね。
そのままではモッタイナイ!それにすでに「一意専心」という言葉をこれからの座右の銘にしようかななんて考えている人もいるのではないでしょうか。
しかし、「座右の銘」にすることができる言葉ってほかにもたくさんあるんですよね。
ということで、ここでは「座右の銘にしたい四字熟語」をいくつかご紹介しています。
ぜひ、以下の四字熟語もあなたの生活に取り入れてみてくださいね。
それに四字熟語を座右の銘にすることによって、四字熟語への苦手イ意識をなくすことができるかもしれません。