お金を支払う行為は浪費に等しいと考えていますので、日々の生活の中で支払わなければならない場面が生じたとき、本当に支払う価値があるのかをシビアに捉えますので、見極めることは得意になっています。
5.承認欲求が高い
ちゃっかりしている人は、『自分は他の人とは違う』ということを周りの人にアピールしたい衝動に駆られる承認欲求が高い傾向があります。
承認欲求の高さは劣等感の裏返しです。
ちゃっかりしている人が心の奥で抱えている劣等感を周りの人に気づかれないようにするための『隠れミノ』として、承認欲求を振りかざすのです。
周りの人から注目されたい欲求を満たす手段の1つがお金持ちになることです。
お金持ちになることで、周りの人から注目を集めたいという自己顕示欲を強く抱いています。
周りの人から注目を集めて認められることで自己顕示欲が満たされて、劣等感が和らいでいくのです。
ちゃっかりしている人の承認欲求が高い訳は、日々の人間関係の中で常に付きまとう劣等感から解放されたい欲求の表われと言えます。
誰からも好かれたい
ちゃっかりしている人は自分本位のために、周りの人から慕われることが少ないことから、何時も孤独感に包まれています。
このため常に、孤独感を払拭したい気持ちに陥っています。
周りの人から好かれることが少ないため、誰からも好かれたいという衝動に駆られてしまうのです。
誰からも好かれたいという気持ちが強くなればなる程、周りの人は距離を置いて遠ざかっていきます。
ちゃっかりした振る舞いをする人は、周りの人から信頼を得ることは難しい傾向があるため、誰からも好かれたい心境を何時も抱いています。
損をしないポジションをキープ
ちゃっかりしている人は、損得勘定で物事を判断しますので、自分が損をしないポジションをキープするための鋭い『嗅覚』をもっています。
職場やプライベートの人間関係の中で自分をアピールして存在感を周りの人に植え付けたい欲求をいつも抱いています。
損得勘定が得意なチャッカリしている人は、人間関係の中で自分が損をしないポジションを見つけ出すことが得意です。
様々な人が織り成す人間関係の中で、職場などでは人それぞれの役割が自ずと出来上がっています。
ちゃっかりしている人は、それぞれの役割の中で自分が損をせずに得をするポジションを要領よく見つけ出してキープします。
鋭い『嗅覚』を働かせて、『今の立場では自分が責任をとり損をする』と感じ取ると周りの人に肩代わりさせて、損をしないポジションをキープします。
損をしないポジションをキープしていくために、周りの人を利用することがありますので、他の人から信頼されることは皆無に等しいと言えます。
6.甘え上手
ちゃっかりしている人は、自分の利益のために周りの人を利用することが得意です。
周りの人を自分の利益のために利用する手段として、相手の人を褒めて優越感を抱かせながら『甘える』行為をします。
自分にとって得になる人を見つけると、相手の人に優越感を抱かせながらスリ寄り油断させるのです。
油断した隙をねらって、相手の立場を自分の利益のために利用します。
アタカも相手の人を信頼しているかのような甘える振る舞いをして油断させるのです。
ちゃっかりしている人は、甘え上手と言えます。
言葉巧みにお願い
ちゃっかりしている人は、『口上手』なところが特徴の1つです。
言葉巧みに相手の警戒心を取り除きます。
相手が心を許した間隙を縫って、相手を利用するのです。
職場などの人間関係の中で、自分の立場が危うくなり責任を取らざるを得ない状況を察知すると、言葉巧みに相手にお願いをして、相手に責任転嫁させます。
ちゃっかりしている人にとって、周りの人との人間関係は、自分が得をするために『利用するもの』という損得の考えをもっています。
ですから、自分が得をするために、相手の人が心を許すような心理状態にしていくために、言葉巧みにお願いをすることが上手なのです。
他人の心を掴むのが上手い
ちゃっかりしている人は、人を観る鋭い『観察眼』を密かに持っています。
ですから、他の人を観るとき『この人が一番喜ぶことは何か』を見抜き、相手に優越感を抱かせるコトバを向けることが得意です。