ちゃっかりしている人は、自分が損をして不利な立場に追い込まれないように、抜け目のない言動をすることが上手です。
様々な価値観の人が織り成す人間関係の中で、自分を有利な立場に運ぶために、抜け目のない言動で周りの人の同情を誘うようにします。
自分がいかに大変な局面を他の人のために乗り越えてきたかをアピールすることにチカラを注ぎます。
ちゃっかりしている人にとっては、抜け目のない言動は、本心を隠し自分の弱みを知られないようにするための『隠れミノ』なのです。
日々の生活の中で、周りの人に自分の弱点を知られて損をしないようにするために、抜け目のない言動を繰り返します。
抜け目のない言動を繰り返すことで、周りの人から信用されることが少なくなり、結果として他の人からの信用を失い、損をすることになります。
言い訳上手
ちゃっかりしている人は、責任逃れをするための言い訳が上手です。
自分の立場を何時も損得で判断しているため、自分が責任を取らないようにするための言い訳を常に考えています。
ちゃっかりしている人の人生観は、自分を常に『得をする』立場に位置付けることを第一に考えています。
ですから、責任をとることで損をしないように振る舞うのです。
常日頃から、自分が損をしない立場になるための手段として言い訳を上手に駆使します。
例えば、職場での仕事が計画通りに運ばないときに、責任から逃れるための手段として、言い訳を駆使します。
しかし、何時も責任逃れの言い訳を繰り返していると、周りの人からの信頼が損なわれてしまい、結果として自分が損をする結果を招くことになります。
4.立ち振る舞いが上手い
『ちゃっかり』には、「自分の利益のために抜け目なく振る舞う様子」という意味があるとおり、ちゃっかりしている人は、周りの人の心の隙を狙って抜け目なく利益を得ようとする立ち振る舞いが上手です。
職場やプライベートの人間関係の中で周りの人の性格や癖を読み取り、人の気持ちを掴むために効果のある立ち振る舞いを見極めています。
ちゃっかりしている人は、人を観る鋭い観察眼を持ち合わせていますので、人の性格や癖を的確に読み取ります。
人の性格を的確に読み取ることで、他の人の気持ちを掴むことができるため、自分に利益をもたらす立ち振る舞いが上手にできるのです。
必ず自分の利益に
ちゃっかりしている人は、様々な人間関係を通して、必ず自分の利益に結び付ける立ち振る舞いを使い分けることが出来ます。
ちゃっかりしている人の価値観は、損得最優先ですから、自分に得をもたらす人と親しい人間関係を築くことに奔走し、必ず自分の利益に結びつけていきます。
自分に利益をもたらす人を見分ける『眼力』を持ち合わせています。
眼力を活かして、自分に得をもたらす人には手厚く接して快い人間関係を築くことに一生懸命になります。
一方、自分に利益を呼び込まない人とは距離を置き、損をしないように人間関係を使い分けています。
ちゃっかりしている人にとって人間関係は、自分に利益をもたらす『ツール』として位置づけられているのです。
ひとつの処世術という考え方も(まとめ)
『ちゃっかり』には、「自分の利益のために抜け目なく振る舞う様子」という意味があります。
今の世の中は、お金持ちや権力のある人が『幅を利かす』ことが日常の様々な場面に顕著に表れている時代です。
一方、チカラを持たない人は、閉塞感に包まれた息苦しい日々を送ることを余儀なくされています。
今の格差社会の中で生き抜く手段として、『ちゃっかりしている人』に徹することは、ひとつの処世術という考え方もできます。
時代の流れの中で『負け犬』になりたくない人は、格差社会生き抜く手段を探し求めています。
『ちゃっかり』のもつ意味からは、良い印象を受けませんが、『負け犬』にならないための処世術の1つと言えます。
ちゃっかりしている人を安易に批判することはできません。
閉塞感に包まれた時代の中で、格差社会を乗り切るために必要な方法を見つけて、人生をステージアップさせる心意気が大切です。
ちゃっかりしている人になることは、自分の人生をステージアップさせるための1つの手段といえます。
閉塞感から抜け出せない今の日本の中で、自分の人生をステージアップさせるために最適な手段を見つけて格差社会を乗り越えて、人生の勝者になりましょう!