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なし崩しの意味は?使い方や語源を解...(続き3)

例えば、勉強にしても仕事にしても物事を少しずつ片づけることができれば、後になって焦ることもないですし、これまでに少しずつ進めてきたということで自信をもつこともできますよね。

つまり、コツコツと何かを続けていくのはプラスの意味を持つということになります。

「崩す」というのは、“やるべきことを片していく”という意味での“崩す”だったということになりますね。

コツコツと積み重ねて、最後に処理する

ひとつ前の項目でもお伝えしましたが、コツコツと物事を積み重ねることによって、最終的にその物事を処理するという意味を持っているのも“なし崩し”という言葉になります。

コツコツと何かに取り組んでいれば、だれでも次第に終わりが見えてくるものです。

一気に片付けるよりかは時間はかかってしまいますが、確実にその最終ゴールまで近づくことができますよね。

つまり、最後の処理までしっかりと向かうことができ、そこに確実にたどりつけるということになります。

「なし崩し」という言葉には、その最終ゴールに近づく・到達するだけではなく、「最終的に処理をする」という意味も持っているんです。

つまり、最後に処理をするということになります。

さきほどは、多くの人が誤用している”なし崩しの言葉の意味”をお伝えしましたね。

そこには「曖昧・うやむうや」という意味が含まれているとお伝えしていました。

つまり、本当の「なし崩し」という言葉の意味には、そのような曖昧にするどころか”何かを終わりにする”という意味が含まれているということになります。

「うやむや・曖昧」という意味で使うとどうしても”物事を中途半端に終わらせる”というニュアンスが強くなりますが、実際の「なし崩し」という言葉の意味はそうではないということになりますね。

それどころか目標としていたことを終わらすことのできるという”よい意味”になります。

じりじりと

コツコツと物事を終わらせる…というと目に見える形でなにかをしていることになります。

しかし、「なし崩し」という言葉には“こっそりと物事を進める”という意味も持っているんですね。

その意味として「じりじりと」という意味があります。

じりじり、じわじわと伝わっていく…そんなものってこの世の中にたくさんありますよね!まさにそれを示しているのが「なし崩し」であります。

形勢を徐々に傾け、その勢いで物事を進めようとするさま

さきほど多くの人が間違った意味で使っている「なし崩し」という言葉の意味についてお伝えしてきましたが、そのなかに“勢いでなにかをしようとしている”状態をお伝えしましたね。

この意味はその意味に似ているように感じる人がいるかもしれません。

ずばり、「形態を徐々にかたむけていき、その傾く勢いで物事を進める」という意味になります。

この場合の“形態を徐々に傾ける”というのは、悪い状態から良い状態への変換している状況をあらわしており、そのよくなる状況にのっとってさらに物事を良い方向へ進めていくさまを表しています。

勢いといっても“形態を傾ける”という意味もあるのでプラスのイメージで使うことができるということになりますね。

本来はポジティブな意味として使われる

これまでに「なし崩し」という言葉の本当の意味についてお伝えしてきました!なかには「本当にこっちが正しい意味なの?」なんてまだまだ信じることができない人もいるのではないでしょうか。

しかし、これが現実です。

こちらが本来の「なし崩し」という言葉の意味になります。

とはいえ、本来の「なし崩し」という言葉の意味を見て多くの方が「まさかこんなポジティブな意味があったなんて!」と思われたのではないでしょうか。

そりゃあ驚きますよね。

ずばり、今回特集していてさらに多くの人が間違った意味で使っている「なし崩し」という言葉の意味は、ポジティブな意味合いで使われる言葉なんです。

つまり、これまでにマイナスやネガティブの要素で使ってきた人にとっては、信じがたいことであり、どんなに自分がこの言葉を間違った意味で使ってきたかを理解することになったことでしょう。

これからは、この正しい意味で「なし崩し」という言葉を使うようにしていきましょうね!あなたから、正しい意味を広げていきましょう。

「なし崩し」の語源

どんな言葉にも必ず語源というのが存在しています。

つまり、今回特集をしている「なし崩し」という言葉にも必ず語源が存在していることになるんですね。

これまでに「なし崩し」にはネガティブではなくポジティブな意味合いの言葉が強いということでお伝えしてきました。

でもどうしてそのようなニュアンスの言葉になったというのでしょうか?どう考えてもパッとみでは「崩し」という言葉が入っているので、マイナス・ネガティブな要素をもっているように感じてしまいますよね。