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なし崩しの意味は?使い方や語源を解...(続き5)

この文章は「勢いにのって全国運用へ!」という意味になります。

あれれ、ポジティブな意味合いで使われているように感じるのでこの使い方はあっているのではないか?と思われるかもしれないですね。

しかし、全国運用するには必ずリスクが伴うことになります。

また、全国運用することを勢いに乗って始めるということを知らせるときに「なし崩し」という言葉を使うのは妥当ではありません。

この場合には、普通に「勢いで全国運用にした」と伝えるべきです。

正しい使い方

では、次に「なし崩し」という言葉の正しい使い方についてみていきましょう!

正しい使い方を知っておくことによってあなたはもう二度と「なし崩し」という言葉の意味の使い方を間違えることはないでしょう。

現状維持しながら、事業計画をなし崩しに進めていこう

この文章は「現状維持をしながら、事業計画をこつこつと進めていこう」という意味になりますね。

現状維持という安定感のある言葉、そしてゆっくりとこつこつと進めていくということで“ポズティブ要素”を持っているのを確認できるかとおもいます。

つまり、これは正しい使い方になるんですね。

借金をなし崩しで減らしていった

さきほど「なし崩し」という言葉の語源の欄でもお伝えしましたが、これはよく使われる表現になります。

どのような意味かといいますと「借金をこつこつと減らしていった」という意味になります。

これは、語源でもありますし、さらにプラス・ポジティブな意味合いとして使われていますよね。

つまり、正しく使われていることになります。

借金を完済するまでこつこつと返済するという意味合いのことを誰かに伝えたいときには、「なし崩し」という言葉がぴったりだということも覚えておくといいでしょう。

会社の成績で、社長の発言権はなし崩し的に強大になっていった

この文章は「会社の成績において、社長の発言権はじわじわと強くなっていった」という意味になります。

つまり、社長の権限がどんどん強くなったということであり、前置きにて”会社の成績が良くなっているさま”が表現されていますよね。

つまり、文章全体をみてポジティブな意味合いで使われている言葉になります。

要するに、「なし崩し」という言葉を使うには正しい使い方だということになりますね!
このように少し誰かのことを皮肉をこめていうときにも、全体的な意味合いがポジティブであれば「なし崩し」という言葉を使うことができるようになるということも覚えておくといいでしょう。

「なし崩し」と同じような意味を持つ言葉

これまでに「なし崩し」という言葉についていろいろな角度から意味などをお伝えしてきました。

すでに「プラス・ポジティブな意味合いで使われる言葉」だということは、覚えることができたのではないでしょうか。

しかし、まだ「なし崩し」という言葉を理解できない!もっとわかりやすく説明してほしい!と感じてほしいと思っている人もいらっしゃることでしょう。

そのようなあなたは、ぜひとも“同じような意味合いを持つ言葉”を参考にしてみてください。

「なし崩し」というとどこか難しい印象を感じてしまうものですが、その言葉をいいかえるととても簡単な言葉で意味を表現することもできるんですね。

つまり、「なし崩し」という言葉の意味が分からないのであれば、それらの言葉に言い換えて文章を読み直せばいいということになります。

では、その「なし崩し」と同じような意味合いを持つ言葉を最後に確認しておきましょう。

少しずつ

「なし崩し」という言葉には「じわじわと、じりじりと」という意味合いがありましたね。

それってゆっくりとひそかに何かを進めている、何かが進行している意味合いを持っているかと思います。

「じわじわと」と言い換えることもできますがそれでも意味が理解できないというのであれば「少しずつ」という言葉で言い換えてみましょう!「借金をなし崩し返済した」という例文があるのであれば、「借金を少しずつ返済した」という意味になりますよね。

それだと意味が伝わりやすいのではないでしょうか?

徐々に

「なし崩し」という言葉には、なにかをじっくりゆっくりと進めていくニュアンスが含まれていました。

そのため、ひとつ前の項目でお伝えしたように「少しずつ」という言葉でもいいかえることが可能なんですよね。