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なし崩しの意味は?使い方や語源を解...(続き4)

どうしてそのようになったのか、ここでは語源を確認してさらに「なし崩し」という言葉についての理解を深めていきましょう。

「済し崩し」と本来は書き、「返済」することを意味する

あなたは「なし崩し」という言葉が本来はどのように記載されるのかを知っていますか?いやいや、「なし崩しはなし崩しでしょう?何を言ってるの?」なんて思われているかもしれませんね。

しかし、「なし崩し」という言葉は、本来「済し崩し」と書くことができるんです。

つまり、「済」にする状態に持っていくという意味であり、何を済んだ状態にするのかといいますと“借金の返済”なんですよね。

あなたは誰かからか借金をしたことがあるでしょうか?謝金をしたのであれば、その人からお金を借りているわけですから必ず“返済”をすることになりますし、その義務を発生させることになりますよね。

つまり、「借金を済んだ状態にする」という意味合いで「なし崩し」という言葉が使われていたということになります。

今でも「借金をなし崩しにする」なんて言う言葉でで使われているんですよ!

借金を少しずつ返していくイメージを持つ

しかし、「なし崩し」にするといってもただ単純に借金を返済するということではありません。

どのようなことかといいますと、借金を少しずつ“こつこつと”返済していくことを「なし崩し」といいます。

「なし崩し」という言葉には、良い方向にいくことにのっとってそちらに向かっていくという意味も含まれていました。

しかし、借金の返済に関しては一度に返済する、一気に返済するという状況ではなく、少しずつ返済していくイメージになります。

それに現実的に考えると借金額が多ければ大きいほどに、借金てすべてを一気に返すのってとても難しいですよね。

そのような状態でもしっかりと借金を返し、そして“最終地点である完済”に近づく意味として「なし崩し」という言葉が使われることになります。

もしもあなたが今借金を抱えているのである場合でも、毎月の返済額を支払うことによって“なし崩し”していっているのではないでしょうか?自分の上京に当てはめるとさらに言葉の意味を理解しやすくなりますよ!

なし崩しの間違った使い方・正しい使い方

これまでに本当の「なし崩し」という言葉の意味についてお伝えしてきました。

その意味を語源とともに納得して理解することができたでしょうか?おそらくほとんどの方ができたかと思います。

とはいっても、きちんとした「なし崩し」という言葉の意味を理解したとしても、それがどのように使うのかを知らないままでいると間違った使い方をしてしまうものですよね。

ということで、ここでは“なし崩し”の使い方についてお伝えしていきます。

多くの人がしてしまっている“間違った使い方”とはどのような方法なのか、また「なし崩し」という言葉を正しく使っていくにはどのようにしたらいいのか…ということまでもお伝えしていきます!

ぜひ、ここで使い方を確認してあなたはこれからその使い方を間違えないようにしましょう。

間違った使い方

まずは、間違った使い方を確認していこうと思います。

あなたはすでにこれまでに「なし崩し」という言葉を使用してきたかもしれないですね。

その使い方はおそらく間違っていたことでしょう。

でも自分がまさかその使い方を間違っていたなんてわかっていなかったはずです。

しかし、ここでその間違った使い方を確認することによって、あなたがどれだけの間違いを犯してきたかに気付いてください。

そのあとに正しい使い方を見ていきましょう。

口約束はなし崩しになってしまうよ

この文章はどのような意味を持っているでしょうか。

間違った意味の「なし崩し」で「口約束が曖昧になってしまう」という意味になりますよね。

おそらく、口約束をしたけれどもそれは曖昧なもので、本当の約束かどうかを判断することはできないという意味になるのでしょう。

しかし、これはマイナス・ネガティブ要素で「なし崩し」という言葉が使われているため、間違った使い方になります。

なしくずしに計画したものは意味がない

この文章は「勢いで計画したものは意味がないよ」という意味になります。

これも全体的に見れば“ネガティブな要素を含んでいる文章だな”と判断できますよね。

つまり、本来の意味であるポジティブな要素で使われていないので間違った使い方になります。

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