また、目や鼻の印象が薄いと唇に濃い色を入れると口だけ浮いてしまうのですが、鼻が高い人は濃いめのメイクもよく映えます。
4.自信がある
「天狗」という言葉が自信過剰な人に使われるように、鼻が高い人は自信家な傾向があります。
この理由には色々な説があります。
まず日本人に鼻が高い人が少なく欧米系の顔立ちに憧れる人が多い中では、鼻が高いというだけで羨ましがられてちょっとした優越感を得られるということです。
あるいは、鼻が高いことは鼻が低いのと比べて優勢遺伝であるため、本能的に自分の遺伝子が負けてしまうため周囲に劣等感を与えやすいということも考えられます。
5.努力家
鼻の高さや形は遺伝子によるものなので、実際に努力家かどうかは全く別問題ですが、人相学の観点からは、鼻筋がスッと通っている人は理知的で正攻法かつ無理なく着実に稼ぐ人、鼻筋が細いと美的センスが高く、鼻の穴が下向きだとお金の使い道をよく考える人とされています。
ただし、美しいとされる小さな小鼻はお金が思うように増えず、思わぬ出費を強いられることもあるそうです。
そして、高い鼻は理想の高さも表すとされ、完璧主義の傾向もあります。
そのため、努力家であるともいえるのですが、一歩間違うと自分の野心に対しては情熱的な反面、謙虚さに欠けどこか図々しい印象を与えます。
一方、大きい小鼻はお金を貯めやすく、鼻の穴が大きいと大胆にお金を動かすとされています。
しかし、鼻の穴が上向きに見えている人は浪費家でもあり、日本人に多い団子鼻はお金を雑に扱いがちとのことです。
単に低い鼻は働き者ですが、実行力には欠けると言われています。
鼻が高いほうが良い理由とは
鼻が高いと Eライン(エステティックライン)やビーナスラインと呼ばれる線綺麗になりやすい ので横顔が美しくなります。
綺麗なEラインは、鼻の頂点から顎までを結んだラインの角度が女性は110度、男性が90度で、その中に唇がおさまっている形です。
高須クリニックでは、目尻から鼻下までの距離と比べ、鼻の高さ(おでこの頂点から垂直なラインを0として鼻先までの高さ)が1/3になっているのが理想的としています。
鼻の高さを計るときは大体小鼻の付け根から頂点までの距離を測るものですが、綺麗なラインかどうかは、おでこの頂点よりも突出している高さがどれくらいあるかを測定した方がいいでしょう。
1991~1992年に工業技術院製品科学研究所が18歳~29歳の男性217名、女性204名を対象に計測調査した人体寸法データベースによれば、頭頂から内眼角(目頭)までの距離が女性123.5mm、男性125.5mm、頭頂から鼻下までの距離が女性167.7mm、男性171.5mmで、目尻と目頭では若干高さが違うものの、概ね一緒とすればこの差が目から鼻までの距離となり、女性44.2mm、男性46.0mmと計算できます。
おでこの頂点から鼻先までの高さがその1/3となると、それぞれ14.7mm、15.3mmとなります。
また、正面の顔はメイクでどうにでもできますが、横顔ばかりは顔の凹凸で決定されてしまうことから鼻が高いことを理想とする人が多いです。
欧米人への憧れ
欧米人は彫が深く、おでこの頂点が前に突出し、目がくぼんでいます。
鼻筋もそれに合わせて一度くぼんでから、目頭のあたりから鼻筋が通り、鼻の頂点も高い位置にあります。
簡単にいうと、おでこから鼻先までをなぞったラインがS字的になっている状態です。
顎もやや突出しているので Eラインが美しく形成されやすい顔立ち といえます。
また、下から見た時の鼻の形が綺麗な正三角形になっているという特徴もあります。
一方日本人は全体的にのっぺりとしており、おでこの頂点と比べ目のくぼみはほとんどない直角で、鼻根から低い位置から始まりやすく、鼻先の高さもそれほどありません。