無理に笑顔を作ろうとすることで、余計に心にストレスが溜まってしまうことがあります。
笑顔とは、自分が「楽しい」「嬉しい」「幸せだ」と感じている時に自然と生まれるものです。
好きなことを追求している時や、好きな時間を過ごしている時には自然と笑顔になることが出来ますので、趣味や好きなことがある人は、自分の楽しみの時間を確保して、その間は思う存分に楽しみましょう。
また、一人では笑顔になれないことでも、友人や恋人、家族などと一緒に過ごすことで、思いっきり笑顔になることも出来ます。
気がすむまで思いっきり笑っていれば、いつの間にか心の疲労やストレスなどがどこかへ飛んでいき、素直な気持ちで自分を受け入れやすくなります。
そのため、時には気がすむまで思いっきり笑える時間を過ごしましょう。
3、やりたいことはすぐに実現させる
自分の気持ちに素直になれない人は、子どもの頃から自分の欲求を我慢したり、または我慢を強いられたりした経験があることが多いです。
「今はこれをやりたい」という気持ちを、さまざまな理由から無理に我慢していると、それが癖になってしまい、自分が本当にやりたいことに対して遠慮がちになってしまいます。
心では「行動したい」と思っているのにそれが実現出来ないと、もやもやとしたストレスだけが溜まっていってしまいます。
その結果自分の本心にも素直になれなくなったり、自分の心に嘘をついたりするようになってしまいます。
自分の気持ちに素直になれないと、別の誰かが自分に素直に生きていることに対して皮肉っぽくなったり、妬んでしまいやすくなったりもします。
やりたいことをやらない・やれないということは自分の心に少なからず負担を与えますので、もしもやりたいことが出来たなら、直ぐにそれを実現させるように行動しましょう。
何かと理由をつけてやらない癖がある人は、この機会に直す努力をしましょう。
4、頼った人の意見に耳を傾ける
あなたは悩み事が出来た時に、誰かにそれを相談していますか?
友人でも家族でも恋人でも、自分が信用出来る誰かに心の悩みを打ち明けることで、気持ちがスッキリとして自分の気持ちを素直に受け入れられやすくなります。
時々、愚痴や悩みを誰かに聞いてもらいたがる癖に、相手の助言は全て聞き流してしまう人がいます。
そうした人の場合は、助言が欲しいのではなくて、単に自分の心に溜まったものを誰かに聞いてもらって、ガス抜きがしたいだけということが多いです。
しかし、そうでなく明確に第三者からの助言が欲しい時には、自分が頼った人の意見にきちんと耳を傾けるようにしましょう。
あなたの話を親身になって聞いてくれて、助言してくれる人は、本心からあなたのことを気遣って、その人なりに考えて助言をしてくれています。
その助言の内容は、もしかしたらあなた一人だけでは到底思いつかないものかもしれません。
第三者の助言によって新たな解決方法を見つけられることも少なくはないでしょう。
また、他人の助言を素直に聞き入れられる人は、同じように自分の気持ちにも素直になりやすいです。
そのため、自ら頼った相手の意見や助言を素直に聴き入れるようにしましょう。
5、自分を見つめ直す
あなたは時々、自分を見つめ直すことをしていますか?
大抵の人は自分自身について、わざわざ時間を作って見つめ直すことはしないでしょう。
けれども、自分に素直になれない時や、深刻な悩みがある時には、これを一つの機会と捉えて自分を見つめ直してみましょう。
自分を見つめ直す方法はいくつかありますが、おすすめの方法は自分自身について紙にまとめることです。
頭の中で整理しようとすると、考えがこんがらがってしまうことがありますので、分かりやすく紙に書いた方がいいでしょう。
紙に大きく自分の名前を書き、いくつかの項目にまとめていきます。
例えば自分が好きなことや嫌いなこと、得意なことや苦手なこと、他人に対して自分は日頃どう感じているのか、大切な人はいるのか、その人は何故自分にとって大切なのか、自分が今目的や希望があるかどうか、この先やりたいことがあるのかなど、とにかく自分について細かく考えを書き出していきます。
そうすることで、自分が抱えている悩みや問題を発見することができ、さらにはその対策としてどうすれば良いかも考えることが出来ます。
また、自分を見つめ直すことで、自分がどんな人間なのかを改めて認識することも出来ます。
自分について見つめ直すことが出来ると、気持ちが落ち着いて自然と自分の存在を自分の中に素直に受け入れやすくなります。
ただし気をつけたいポイントがあります。
それは、どんな自分であっても否定をしないことです。
例え自分で「この部分は直した方がいいな」と思うことがあっても、今そうなっている自分のことを否定してしまうと、自分の気持ちに素直になれなくなってしまいます。
そのため、どんなに嫌だと思っても、今いる自分のことはそのまま受け入れて、その上で否定するのではなく、改善をしていくように努めましょう。