また、例えば恋愛小説のような本でも注意深く読めば、主人公やヒロインの言動から、自分も素直になるためのヒントを得ることは出来ます。
さらに映画の場合には、映像として情報を得ることが出来ますので、「自分だったらこんな時にどうするだろう」と考えながら観ると一味違った映画の楽しみ方が出来るかもしれません。
本も映画も、ただぼんやりと目を通しているだけでは、何も学ぶことは出来ません。
しかし、物語を注意して観ることで、そこから自分が素直になるために必要なことを学ぶことが出来るでしょう。
11、いらないプライドは捨てる
あなたは自分でプライドが高いと感じていますか?
自分でプライドが高いと思う人は、そのプライドの中から自分に必要のないものを見つけて、捨てる努力をしましょう。
自分にとって必要なプライドとは、自分自身を高める気持ちや、誰かに負けたくないという競争心です。
また必要のないプライドとは、自分が持っていても役に立たない、無駄だと思えるものです。
例えば自分よりも優れた人に対して、悔しさや嫉妬心を覚えることは必要なことですが、妬むだけで自分が相手を負かそうと行動しないのなら、そのプライドは不要なものです。
「他人には負けたくない、でも自分が行動するのも面倒臭い」という感情は最も必要のない無駄なプライドそのものです。
そうした余分なプライドは捨ててしまい、本当に自分にとって必要なプライドだけを持つようにしましょう。
12、心に余裕を持つ
心に余裕がないと、自分の気持ちを誤魔化してしまったり、きちんと自分の本音と向き合えなくなってしまったりします。
心に余裕がない状態とは、いわば正方形の部屋の中にぎゅうぎゅう詰めにさまざまな事柄が押し込まれている状態です。
その部屋の中心にあなたの本音がありますが、周りをいろんな出来事や思いが取り囲んでいて、本音まで辿り着けません。
そうなると自分の本音とは違う行動や言動を取ってしまうことがあります。
例えば友達と喧嘩をしてしまった時に、喧嘩の原因や経緯、さまざまな感情が心の中を支配してしまい、本心では仲直りがしたいのに、つい余裕の無さから心にもない発言をしてしまうことがあります。
心に余裕が持てなければ、それだけ自分の気持ちにも素直になれませんので、常に心に余裕が持てるように気持ちの整理をする癖をつけましょう。
13、自分を好きになる
自分を好きな人は、自分の気持ちにも素直です。
とくに意識をせずとも自分の気持ちのままに感情を露にしたり、行動したりすることも出来ていますので、余計なストレスを溜めることがあまりありません。
一方で、自分が嫌いな人は自分の気持ちにも素直になれません。
自分自身を嫌いなので、自分の思うことや考えていることを否定したり、押し殺したりしてしまいがちです。
また、自分に対して否定的なので、そんな自分を好きになろうともしないことが多いです。
しかし、自分を嫌いなままでいると、いつまで経っても自分の気持ちに素直になることは出来ませんし、考え方を変えることも出来ません。
自分が嫌いな人は、無理に自分を好きになろうと努力をする必要はありません。
代わりに、自分の嫌なところを良くするように努力をすれば良いのです。
自分で自分が嫌だと思う部分を直すように努力すれば、もしもそれが直った時には自分のことをきっと自然と好きになれます。
例えば自分の嫌いなところが10個あるとします。
それを1個ずつ直していけば、10個すべてを直すことが出来た時には自分のことが好きになれますし、努力して変わることが出来た自分に対して自信も付くでしょう。
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ナルシストとはまた違う
自分好きな人のことを、時々「ナルシストだ」と言う人がいます。
確かに自分大好きの度が過ぎてしまえばそれはナルシストでしょう。
しかし、度が過ぎない程度に自分を好きでいることは大切なことです。
何せ「自分」とは、あなた自身のことです。
あなたを一番好きでいるのも、守ってくれるのも、あなた自身でしかありません。