なので、客観的に自分を見るために優れた方法として親しい人に聞くことが良い方法であると考えることができます。
自分はどんなイメージか
自分を客観的に見るためには親しい人に聞くことが優れた方法であるとご紹介しました。
では、親しい人に対してどのように自分のことを聞けば良いのかと言うと、単純に自分はどんなイメージなのか相手に聞くことがおすすめです。
あまり難しいことを聞くよりも、単純にその人にとって自分はどのような印象なのかということを聞いた方がより純粋な意見を聞くことができます。
相手に聞く前の段階でごちゃごちゃ聞いてしまうと、相手も意識をしてしまったりして本来の正しい自分のイメージを聞くことができなくなってしまう可能性もあります。
そうなってしまうと、最終的にずれたイメージを聞いてしまうことになりますので、自分の目的を達成することができなくなってしまいます。
なので、より正しい自分に対するイメージを開いてから聴くことが重要であるということを理解してください。
時には聞きたくないような意見を聞いてしまうこともあるかもしれませんが、それは自分にとって大きなチャンスであるという考え方を身につけてください。
なぜならば、自分にとって弱点とも言えるような意見を聞くことによって、それを補うことができる状況を作り出すことができるからです。
なるべく早い段階でそれを把握することによって改善に向けての行動も早く行えるようになりますので、何事もプラスの考え方で判断するようにしてください。
自覚していない癖はあるか
自分がどのようなイメージなのか親しい人に聞くことによって、場合によっては自分自身が自覚していないような癖を発見できる可能性があります。
一例を挙げるとすれば、自分のイメージを相手に聞いた時に相手からあまり目を合わせてくれないということを言われたとします。
親しい人間ならば気にしたりしないかもしれませんが、あまり親しくない人間からして見ると目を合わせてくれないのはあまり良い印象にはなりませんよね。
自分と目を合わせてくれないということは、自分に心を開いていないという印象につながりますし、冷たい人間だと思われる可能性もあります。
このように自分が自覚していないようなマイナスの癖を把握することによって、それを改善してより良い印象を相手に与えることができるようになります。
そうなることによって、自分という人間をさらに魅力的な人間に高めることができるようになります。
これを何度も繰り返していくことによって、より魅力的な人間に近づくことができますので、ぜひ日常生活の中で習慣化してみてください。
3.データを集めよう
次にご紹介する客観的に自分を見る方法の一つとして「データを集める」ということが挙げられます。
なぜデータを集めることが自分を客観的に見る方法になるのかと言うと、たくさんのデータを集めることによってより客観的な意見を知り得ることができるようになるからです。
例えば、目の前の出来事に対して自分なりの感想や意見を持ったとします。
では、それが客観的な意見に通じるのか通じないのかということを判断する場合、どのようなことを考えて判断をすれば良いでしょうか。
その答えは、周りの人達がそれに対してどのように考えるのかというデータを集めて、その中で一番多かった意見と合致するかどうかということになりますよね。
もしも自分が考えた意見が、一番多かった意見と合致していないのであれば、それは珍しい意見や、主観的な意見になってしまうということになります。
その逆に、自分が持った意見が周りの人が持った一番多かった意見と同じなのであればそれは客観的な意見と通じるということになります。
なので、客観的な意見を得るためには様々なデータをとにかく集める必要性があるということになるのです。
一般的な意見はどうだろう
客観的に自分を見るためには様々なデータを集める必要性があるとご紹介しました。
では、データを集める時に重要視しなければいけないことはどのようなことがあるのかというと、それが一般的な意見、データなのかどうか考えるということです。
例えば、自分が持った感想と全く同じ感想を他の人が抱いていたとします。
そうすると、その時点でそれが一般的な感想なんだと思ってしまいがちですが、それは間違っている可能性があります。
なぜならば、同じ感想を抱いていた人間がたった一人しかいないのであれば、それは一般的な感想だと決めつけるには早すぎるからです。
偶然自分と同じ感想を聞いた人が持っていただけの可能性もありますので、よりたくさんの人に聞いて様々なデータを集めて考えなければその結論は出せません。
もしもその後数十人に聞いて、自分たちの意見が少数意見だった場合、自分たちの意見は完全に主観的な意見になってしまう可能性があるからです。
なので、データを集める際には本当にそれが一般的な意見なのかということを考えながらデータ収集する必要性があると言えます。
4.他人というフィルターで自分を見る
次にご紹介する客観的に自分を見る方法の一つとして「他人というフィルターで自分を見る」ということが挙げられます。
これはどういうことかと言いますと、投影の法則という名前で知られている考え方でもあります。
この考え方は、自分の中に隠されている要素が相手に投影されて見えているのではないかという考え方であり、自分を見つめる際のヒントとして活用されています。
例えば、相手に対して優しいと思った瞬間があったとして、なぜ優しいと感じたとかよく考えてみてください。
それは自分が相手に対してこうすれば優しいという概念があるからこそ、それをしてくれた相手に対して優しいと感じるようになるのです。
もしも、相手に対してそれをすることを別に優しいと思ってない人からしてみれば、その人は優しい人間だという印象を持ったりすることはないはずですよね。
つまり、他人に対して自分がどう感じているのかということを突き詰めて考えてみると、自分自身を見つめることができるようになるということです。
そうして自分自身を見つめることによって、今まで気づくことができなかったような自分に気づくことができる可能性も生まれます。
なので、自分のことを振り返ったりするだけではなく、たまには相手にどのような感情を持っているのかというところからヒントを探りだしてみるのもおすすめです。
5.録画・録音してみよう
次にご紹介する客観的に自分を見る方法の一つとして「録画・録音してみよう」ということが挙げられます。
なぜ録画したり録音したりすることによって自分を見ることができるのかと言うと、感覚的に自分を捉えていると、多少の誤差が生じている可能性があるからです。