ストレートすぎる
言動があまりにも直接的であるさまを想像した時に、思い浮かべることができる言葉として「ストレートすぎる」という言葉が想像できます。
そもそもストレート過ぎるとはどのような意味なのかと言いますと「言動があまりにも直接的である様」という意味があります。
例えば、相手に対して自分が思っている気持ちを包み隠さずに、馬鹿正直に伝えたりする際にストレートすぎるという言葉を用いたりすることがあります。
この使い方や意味を考えてみれば、これまでご紹介してきた率直過ぎるという言葉や正直すぎるという言葉と同じような意味を持っていることが分かるはずです。
そして、同じ意味を持っていることは結果的に身も蓋もないという言葉と同じような意味を持っている類語の関係性にあると言えます。
基本的にどのような言葉でもいい会で使うことができるので非常に幅広く表現することができる言葉だと言えます。
連想される言葉
ここまでは身も蓋もないという言葉の類語などをいくつかご紹介していきました。
ある程度身も蓋もないという言葉の類語を理解いただけたところで、ここからは身も蓋もないという言葉から連想される言葉をさらにご紹介していきたいと思います。
身も蓋もないという言葉は意味を正しく理解していれば、それほど難しくはない言葉だといえます。
では、身も蓋もないという言葉から連想されるような言葉にはどのような種類があるのか、まとめてご紹介していきます。
興ざめのする
まず初めにご紹介する身も蓋もないという言葉から連想される言葉として「興ざめのする」という言葉が挙げられます。
なぜ興ざめのするという言葉が連想されるのかと言うと「がっかりして興味が失われる様」という言葉の意味が存在するからです。
一見すると類似していない言葉の意味に感じるかもしれませんが、そもそも身も蓋もないという言葉の意味の中には「表現が露骨すぎてふくみも情緒もない」という意味があります。
つまり、言い方がストレートすぎて情緒が存在していないということになります。
そして、情緒とは気分やその場の雰囲気という意味が存在しているので、気分やその場の雰囲気が面白くなくなっているという意味が含まれます。
これを考えてみると、情緒が存在していないとはがっかりして興味が失われる様と同じような意味であると考えられます。
なので、身も蓋もないという言葉を考えてみると興ざめのするという言葉を連想することができるようになると言えます。
無粋
次にご紹介する身も蓋もないという言葉から連想される言葉として「無粋」という言葉が挙げられます。
なぜ身も蓋もないという言葉から無粋という言葉が連想されるのかと言うと、無粋とは「粋でないこと、野暮なこと」という意味があります。
つまり、「外見や内容が洗練されていない様、風雅な心にかけていること」という意味になります。
難しい意味に感じるかもしれませんが、簡単に言えばわからず屋で融通の利かないこと、人情の機微に通じていないことを意味しています。
つまり、相手の気持ちを推し量った言動をすることができないという意味合いでも解釈できます。
そして、身も蓋もない言い方をする人はいいかいてみれば自己中心で相手の気持ちを考えていない人であると言えます。
なので、身も蓋もないという言葉から無粋という言葉を連想することができると言えるのです。
「身も蓋もない」の使い方
ここまでは身も蓋もないという言葉から連想される言葉をいくつかご紹介していきました。
意外と同じような意味を持っている言葉や連想されるような言葉が多く存在していることがおわかりいただけたと思います。
しかし、意味を正しく理解しても正しい使い方を行うことができなければその言葉をマスターしたとは言えません。
なので、ここからは身も蓋もないという言葉の使い方について詳しくご紹介していきます。
正しい使い方を学び、間違った使い方をしないように心がけるヒントを確認してください。
例文
身も蓋もないという言葉の使い方を正しく理解するために、身も蓋もないという言葉を交えた例文をご紹介していきます。
どのように身も蓋もないという言葉を使うのか、どういう風に表現するのかということを考えながら各例文を確認してください。
また、日常生活の中で身も蓋もないという言葉を使ってどのような意味を表現することができるかということも考えながら確認していただくとより理解しやすくなるはずです。
身も蓋もないことを言うなと言われても、それが事実だ
まず初めにご紹介する身も蓋もないという言葉を使った例文として「身も蓋もないことを言うなと言われても、それが事実だ」という例文が挙げられます。