この例文はどのような意味なのかと言うと、「露骨な表現をするなと言われてもそれが事実だ」という意味になります。
身も蓋もないという言葉の意味をそのまま代入していただければすぐに理解できるはずです。
使い方自体もそこまで難しい表現方法ではないので、身も蓋もないという言葉の一般的な使い方の例文だと心得てください。
そんな言い方をされたら、身も蓋もない
次にご紹介する身も蓋もないという言葉を使った例文として「そんな言い方をされたら、身も蓋もない」という例文が挙げられます。
この例文はどのような意味なのかと言うと、「そんな言い方をされたら愛想がない」という意味になります。
身も蓋もないという言葉にはにべもないという言葉の意味があります。
冒頭でもご紹介しましたが、そっけない、愛想がないという意味になりますので、露骨な表現という意味以外にも意味を代入して表現することができます。
使い方自体はそこまで難しくありませんので、愛想がないという言葉やそっけないという言葉を使う際にはそのまま変換して使っていただければ意味が通るはずです。
身も蓋もないことを言う人の5個の特徴
ここまでは身も蓋もないという言葉の例文をいくつかご紹介していきました。
ある程度身も蓋もないという言葉の使い方を理解いただけたところで、ここからは身も蓋もないことを言う人の特徴についてご紹介していきます。
普段の自分の言動などを振り返ってみると、つい身も蓋もないことを言ってしまっていませんか?
身も蓋もないことを言う場合、すべてが悪いというわけではありませんが場合によってはその場の空気を悪くしてしまったりするような状況にもつながります。
なぜならば、ストレートにものを言うことによって相手にそれがはっきりと伝わる半面、それが相手の気分を害してしまうことにもつながってしまうからです。
なので、良い面と悪い面がはっきりと別れるようになってしまいます。
きちんとその場の空気を把握した上で、空気が悪くならないように気を使いながら相手に自分の意見を伝えることが一番良い方法だといえます。
それを踏まえた上で、身も蓋もないことを言ってしまいがちな人の特徴をご紹介するので、自分に該当していないかどうか振り返りながら確認してください。
1.我慢できない
まず初めにご紹介する身も蓋もないことを言う人の特徴として「我慢できない性格である」ということが挙げられます。
なぜ我慢できない性格の人が身も蓋もないことを言ってしまうのかというと、我慢できないが故に相手に対してすぐに感じたことを言ってしまうからだと言えます。
相手に対して我慢できない人は、自分の我慢できないような状況になるとつい自分が感じたことをそのまま相手に言ってしまいますので、オブラートに包んだりすることが苦手です。
そのまま伝えると相手が傷つくだろうな、というようなことを想像したりすること自体あまりしないので、結果的に表現が直接的になってしまいがちなのです。
その反対に、我慢強い人に関しては我慢ならないような状況だったとしても冷静に耐える精神力を持っている場合が多いです。
そのような場合は冷静に考えられる分、我慢できないようなことを言われたとしても冷静にオブラートに包みながら相手に対して物事を伝えたりすることができます。
なので我慢できない性格をしている人は相手に対して表現したりする際には身も蓋もないことを言ってしまうことが多くなると言えます。
遠い言い回しをするよりもストレートに伝えた方が、相手にしっかりと伝わる分、改善してもらえる可能性もありますし、こちらの意見も通ります。
しかしながら、伝える内容によっては相手がものすごく傷ついたりするような可能性なども十分考えられます。
なので、場合によってはしっかりと自分の考えを整理した上で、相手が傷つかないような言い回しで伝えることも時には必要だということを理解してください。
2.空気が読めない
次にご紹介する身も蓋もないことを言う人の特徴として「空気が読めない」ということが挙げられます。
空気が読めないとは、いわゆるKYという言葉で表現される人たちだといえます。
なぜ空気が読めない人が身も蓋もないことを言ってしまうのかというと、空気が読めない人間は自分のことしか考えていない場合が多いからです。
自分のことしか考えていないからこそ、視野が非常に狭くなっており自分目線でしか物事を判断することができない人がとても多いです。
その結果、相手のことを考えて物事を伝えたりするような考え方を持っておらず、結果的に相手のことを考えない伝え方になってしまいがちになります。
自分の意見をはっきりと伝えることは非常に大切なことですが、その場の空気を読めないで自分の意見ばかりを伝えてしまうと周りから嫌われてしまいます。
自分の身が可愛いと思うのは人間ならば当たり前の考え方ではありますが、それも空気を読んだ上での発言が求められますし、限度が存在します。
周りが呆れ返ってしまうくらいに自分のことしか考えていない場合は、当然自分の周りから人が離れていきますので、孤独な人間になってしまいます。
いつも空気が読めない発言をしがちで周りから呆れられてしまっている場合は、まずは身も蓋もないことを言う前に、客観的な目線で物事を判断するようにしてください。
自分がこれから発言しようとしていることは客観的に見て本当に正しいことなのか、理解してもらえることなのかということを考えることが大切です。