恋愛とは何も良い所ばかりではありませんよね。
想いがすれ違ったり、裏切られるような事から「もうこんな恋は終わりにしたい」と思う事もあるでしょう。
好きだからこそ、辛いと感じるジレンマは本人でもどう飲み込めば良いのか分からなくなるものですよね。
そんな辛い恋を終わらせる時、あなたはどんな方法を選びますか?
ここでは「終わりにしたい」と願う程辛い恋を、後腐れなく終わらせる方法をご紹介していきます。
辛い恋とは?
感情は人それぞれですが、一般的に「辛い恋を選んでしまったんだね」と言われるような恋愛も中にはあります。
それは以下のような恋である事が多いのです。
不倫関係
家庭を持つ人を好きになってしまい、また相手がそれに応えてしまった為に不倫という不貞行為に走ってしまう人は実は少なくないのです。
勿論、家庭を持つ身でありながら相手の気持ちに応えてしまう既婚者にも問題がありますが、好きだと言う気持ちから悪い事だと分かっていてもこの関係に終止符を打てずズルズルと関係を続けてしまう人が多いのです。
友だちの恋人を好きになってしまう
友だちの恋人という近くも無いけれども遠くも無い存在の異性を好きになってしまうのも辛い恋としてあげられる恋愛の1つと言えます。
好きになってしまう気持ちを押さえられない一方で、友達に対して酷い罪悪感を感じてしまいますね。
自分が気持ちを表に出す事で、絶対に誰かが傷付く恋愛というのは辛いものです。
別れたいのに別れられない恋愛
すでにこの恋を終わりにしたいと思っているのに、別れる事に相手が同意してくれなかったり、自分が相手に同情してしまい別れを切り出す事が出来ない恋愛も心を疲弊させる辛い恋であると言えますね。
愛情のなくなった相手と共に過ごす時間は辛いというよりも虚しいと感じる事の方が多いかもしれません。
身分違いの恋をする
今のご時世「身分違い」という言葉はあまりピンとこないかもしれませんが、ここでいう身分違いに関しては家柄だけでなく社会的地位等を指します。
高学歴で社会的地位を持つ人を低学歴で下仕事ばかりしている自分が好きになってしまったり、学校や会社で人気者のグループに属するメンバーを地味な自分が好きになってしまうなど、相手と自分の格差がある恋愛も辛いものですね。
辛い恋を後腐れなく終わらせる4個の方法
恋というのは、自分の想いが強ければ強い程依存し執着してしまうものですね。
好きだけど、辛い。
もうこんな辛い思いをしたくないからこそ終わりにしたいという究極状態の時にはこんな終わり方を選んでみてはいかがでしょうか?
後腐れなく恋を終わらせる事で、自分自身のへの心の傷を最小限にとどめたいものですね。
徐々に会う時間や回数を減らしていく
恋しい気持ちは、傍に居れば居る程募っていくものです。
手の届く距離に想う相手が居ると、中々気持ちを断ち切れないですよね。
そんなジレンマを感じ続ける位なら徐々に会う時間や回数を減らしていきましょう。
時間が解決してくれる事はたくさんありますし、時間にしか解決できない事もあります。
会わない事で自分の持つ相手への感情を風化させていったり、会わない時間に違う事に目を向ける事によって自分の中の相手への気持ちを軽くしていく効果も見込めますよ。
互いの存在を薄くしていく
常に一緒にいると、それだけ一緒に居る事が自然な状態となり依存していきやすくなります。
辛いと思いつつも離れられない一番多いパターンはそれを自然であると受け入れてしまっているからです。
相手から自立する事、依存を止める事を決意して距離を置いていけば互いの存在感が徐々に薄くなる事でしょう。
そうする事で、お互いにとってお互いが本当に必要なのかどうかも見極める事が出来るでしょう。
今後の関係を見極める為にもまずは、距離をおいて互いの存在から自立する事が必要です。
連絡回数を減らす
メールや電話なども徐々に回数を減らしていきましょう。
毎朝メールをやりとりしていたのなら2日に1回にするなど「連絡回数が減る=別れたいと思っているのかな?」と相手にけん制をかける事にもなります。
相手からくるメールや電話に対しても直ぐにレスポンスを返すのではなく数十分から数時間の間をおいて返信するなど気持ちの変化を相手に感じて貰う事も有効ですね。
「いてもいなくてもどっちでも良い」という感覚まで持っていくのがベスト
距離を置きはじめて尚、相手との決別を決意したならトコトンまで距離を置いて「いてもいなくてもどっちでも良い」という感覚まで持って行く事が出来れば、この辛い恋を最小限の傷跡で終わらせる事が出来るでしょう。
一度離れてしまえば、その隙間は自然と別のもので埋まっていくものです。
新しい出会いや趣味など、なるべく相手の事を考えないよう時間を増やしていきましょう。
自分を嫌いになってもらう
自分から離れる事がどうしても出来ないという人もいえることでしょう。
そんな時には相手に自分を嫌いになってもらうという方法もあります。
これは自分本位な方法ではありますが、未練がましく関係が続く事もなくなるので確実に辛い恋を終わらせる事ができると言えるでしょう。
そんなメリットの反面、共通の友人達からの信頼を失うなどのデメリットがある事も理解しておきましょう。
自分のダメなところを多少大袈裟に演じる
相手に自分を嫌いになってもらう上で、自分のダメなところを多少大袈裟に演じる事も有効な方法であると言えます。
例えば相手が綺麗好きであるならば、やや大袈裟に片付けられない自分を演出したり、待ち合わせに遅れていったりと、好きになって貰う努力として行っていた事を全て止めてみるのも良いでしょう。
相手が自分と一緒に過ごす事を億劫に思う状態ならば否応無しにこの関係は終わりを迎える事でしょう。
生理的に受け付けられないような言動をして嫌われる
人間、誰にでも許せない部分というものが存在します。
自分の好きな人だからこそ「この人はこういう言動をとる人を嫌う」という事を分かっている事と思います。
敢えてそんな生理的に受け付けられないような言動をして嫌われる事が出来れば、この辛い恋を続けてきた関係は修復不可能になる事でしょう。
ただし、この方法はあなたの人間性を疑われる行動であるという事を忘れてはいけません。
学校内や社内恋愛など狭いコミュニティ内での恋ならば、あなたの評価が直接的に下がってしまう事を覚悟しておきましょう。
心身の不調を長期間演じる
心身の不調のある人と長期間一緒にいる事は、健康な人からすると負担になる事も少なくありません。
デートの誘いも「体調が悪くて」と断ったり、実際に会ってる時でも「最近気持ちが落ち込んでいて」とあまりテンションが上がらなかったりすると、一緒にいる時間を相手も苦痛に感じる事でしょう。
心身の不調を持つ人を支えるには、それ相応の愛情が無ければ難しいものです。
そんな感情をお互いに抱けなくなっているのなら、長期間に渡って心身の不調を演じる事で気持ちも離れていきこの恋は終わりを迎える事となるでしょう。
嫌われるのは好かれるより難しいという事を意識しておく
元から嫌われているならばまだしも、好かれている状態から嫌われる事はとても難しいという事を理解しておく事が大切です。
勿論時間もかかりますし、失敗の可能性も低くはありません。
それでも嫌われる事で別れに発展すれば、完全にこの恋に終止符を打つ事ができるのです。
「嫌われる事をすれば簡単に別れられる」なんて安易に考えず、嫌われる事は好かれる事よりも難しいという事を肝に銘じておきましょう。
転職や留学などをして遠いところに引っ越す
近くに居ると、どうしても心が弱まった時に依存してしまい中々関係を断ち切れなくなる人も居ます。
そんな人がこの恋を終わらせる為には物理的に距離を置く事が必要であると言えるでしょう。
転職や留学など、環境を大きく変えて遠い場所に引っ越してしまえば、どんなに心が弱って依存したくなっても物理的に不可能です。
更に、環境を変えれば違う出会いもある事でしょう。
自分自身が新しい恋を見つけて前に進む一歩になるかもしれません。
諦めざるを得ない状況を作る
物理的に距離を置く事で、諦めざるを得ない状況を作ればあなたがどんなに葛藤した所でこの恋は終わりを迎える事でしょう。
それこそ、海外に留学などしてしまえば時差によっては連絡すら付かなくなる訳ですし実際に会うなんてもっての他ですよね。
自分が依存体質であり、今まで何度もこの辛い恋を終わりにしようと思ったのに出来なかったという人は、自分の人生を立て直す為にもそれ位の強行手段に出る必要があると言えます。
決定事項を伝える
環境を変えたり、遠い土地に移動する事は想い合っている恋人同士なら事前に相談や打診があるものです。
結婚を前提にしている訳でも無いのならば、環境を変える事をパートナーに打診する必要は無いのですが相手を想っているのならばこれから訪れる遠距離という問題を相談しますよね。
この恋を終わらせたいと思っているからこそ、自分の決定だけを相手に伝える事で「あなたの意思は私のこれからの人生に関係しない」という意思を伝える事にもなります。
しかし、別れる前にそれを伝えてしまうと相手を逆上させる場合もありますので全てを伝えるのは別れた後の方が良いでしょう。
別れを選びたくなる嘘を吐く
これは人としてのモラルに抵触するので最終手段としたい方法ですが、どうしても別れられない辛い恋愛に対しては多少の嘘も有効と言えるのではないでしょうか。
別れざるを得ない状況であると伝える事で相手にも諦めて貰う事が出来ます。
ただし、その嘘が絶対にバレないようにする根回しや準備なども必要となります。
調べればバレる嘘はNG
「転勤になりそう。遠距離恋愛は辛いから別れたい」や「大きな借金を背負ってしまった。恋愛所では無いので別れたい」などの嘘は直ぐにバレてしまいます。
職場がバレていたり然るべき所に問い合わせれば本当なのかどうか直ぐに分かってしまうからです。
嘘だとバレる事で「嘘をついてまで別れたかったのか?」と嫌われる要因になる可能性はありますが相手の怒りや恨みを買うのは得策ではありませんね。
確かめようのない大袈裟な嘘の方がバレない
「実は自分は同性愛者なんじゃないかと思っている」等、自分のセクシャルマイノリティによる理由は「嘘でしょ!?」と思いつつも、嘘であるとは誰にも断定できません。
そう訴えられれば、いつかはそれを信じるという選択肢しかなくなってしまうのです。
他に好きな人ができた
他に好きな人が出来てしまったから別れたいという理由は。
最もポピュラーで尚且つ相手にとってはどうしようも無い理由だと言えるでしょう。
実際にそんな相手が居なかったとしても、全く理由なく別れを切り出されるよりかは心変わりをした事を告白された方が相手は諦めがつく場合もあります。
辛い恋を終わらせたいあなたへ
辛い恋をしている時には、「辛い」「苦しい」と思う反面、悲劇のヒロインになったかのような状況を無意識に楽しんでしまっている事もあります。
そんな時には特に依存しやすく、終わらせたいと思いつつも中毒のように終わらせられないものなのです。
けれども、実際に周りを冷静に見てみると自分が辛いと思っていた恋と似たような経験をしている人は少なくないものです。
自分だけが辛いのだと浸ってしまう前に、冷静になって周りを見てみましょう。
全ての恋が上手くいくとは限らない
自分の恋が上手くいくように願うのは当たり前の事かもしれませんが、全ての恋が上手くいくとは限りません。
人の気持ちは三者三様なのですから、一方通行になってしまう事も少なくないでしょう。
一方通行の恋や、パートナーが既に居る人に恋をしてしまった場合「何で自分ばっかりこんなに辛い恋をしてしまうのだろう」と悲観してしまいますが、それは珍しい事ではありません。
誰しもが1度は体験した事のあるであろう感情であると割り切りましょう。
上手くいかない恋ほどのめり込みやすい
特にロマンチストな人の場合、上手くいかない恋ほど深くのめり込んでしまう可能性が高いです。
まるで恋愛映画の主人公になったかのようなドラマ性に酔ってしまうんですね。
そのせいで不倫関係などに陥ってしまう人も少なくないのです。
その恋愛映画の主人公は本当に幸せになれるのか?自分が第三者なら「無謀だな。
止めれば良いのに」と思う事はないか?周りの意見にも聞く耳を持ちながら冷静に自分の恋を見つめ直しましょう。
初恋の人と結ばれる確率は低い
昔から「初恋は実らない」と言われていますよね。
自分が初めて好きになった人というのは、自分自身が恋に恋している状態の為に様々なフィルターをかけて相手を見てしまう事も少なくありません。
現に、大人になって初恋の人を思い返した時に「確かに素敵な人だったとは思うけど、大人になった今あの人を選ぶ事はないかな」と思う事も珍しくないのです。
あなたの辛い恋が初恋であるのならば、もっと経験を重ねて素敵な人に出会える可能性のある事にかけて、この恋を終わらせてしまう方がよっぽど有意義なのかもしれません。
2番目に好きな人と結婚した方が幸せ
1番好きな人というのは、様々な理想を詰め込んで相手に無意識のフィルターをかけて見てしまう事が多いのです。
実は2番目に好きな人の方が、相手の容姿や性格考え方などを冷静に見る事が出来ているものです。
それによって結婚するならば2番目に好きになった人との方が幸せになれるとも言いますね。
皆、辛い恋を経験して乗り越えている
既婚者に昔の恋愛の話を伺うと、大抵1つや2つ辛い恋を経験して乗り越えてきているものです。
今現在は、全てにおいて満たされて幸せに過ごしているように見える人でさえ、そこに辿り着くまでに想い悩み胸が裂けるような辛い恋を経験してそれを乗り越えてきているものなのです。
あなたにとっては今現在が世界の全てのように見えるかもしれませんが、長い人生の一部であり、この恋が終わったからといって今後絶望した世界しか残らないという訳では無い事を忘れないでいましょう。
恋が辛くなる原因とは?
そもそも恋が辛くなる時というのは「気付いたらこの恋に疲れてしまっていた」という場合が少なくありません。
その原因について深く考えない人が多いのです。
キラキラと輝いていた筈の恋が辛く感じてしまうようになった原因とは一体どんなものがあるのでしょうか?
相手に魅力を感じなくなってしまった
恋をしている段階や、付き合って暫くの間はあなたにとって相手は理想通りの人であると言えるでしょう。
容姿も考え方も言動も、あなたの理想を叶えているからこそ好きになるし付き合いたいと思うものです。
しかし、一緒に時間を過ごす中で相手の魅力的だと思っていた部分に幻滅してしまったり素敵だと感じなくなってしまう事もあるでしょう。
人は慣れる生き物です。
当初は輝いて見えていた相手の長所すらも慣れてしまって自分自身が気付かない内に相手に対して魅力を感じなくなってしまい一緒にいる事が辛いと感じてしまう事もあるでしょう。
出会った当初はあばたもえくぼ
愛情のある人に対しては、欠点でさえ長所に見えてしまうという意味の「あばたもえくぼ」という言葉をご存知ですか?
出会った当初や恋している時には、まさにこの「あばたもえくぼ」の状態で正確な状況判断ができなくなっているものです。
そのため、時間と共に冷静になっていき相手の欠点が目に付くようになってくるのです。
表面上のものばかりを見ていたからこそ、そんな欠点を受け入れられる事が出来ずにいるのは自分自身の過失である事も忘れてはいけませんね。
相手からの愛情を感じなくなった
恋愛において愛するのと愛されるのはどちらか幸せなのか?というのは永遠の疑問ですよね。
勿論それぞれ人によって性質は変わってくるものですが、全ては「愛に対して愛で返してくれるのか?」という所に繋がって来ると言えるのです。
自分が注いだ分と同等の愛情を返してくれるのならば幸福でいられるものの、自分が愛情を注いでばかりで相手からの愛情を感じなくなってしまうと誰しも虚しくなってしまうものですよね。
自分に気持ちが他人に向いている事を感じてしまう
相手の態度や言動から自分に注がれていた愛情が感じられなくなるばかりか、その愛情が別の人に向けられている事を感じてとってしまうと嫉妬や絶望で心は深く傷付いてしまいますよね。
一層の事別れを切り出してくれる方が気持ちが解放されて楽になれるのに、心変わりを気付かれていないと思う人と一緒に居続ける恋はとても辛いものです。
自分の生活リズムが大きく崩れてしまう
恋をしている事で、自分の生活リズムが大きく崩れてしまうと知らず知らずの内に体力を消耗して身体的に辛さを感じてしまいます。
それが何かしらのきっかけで限界を迎えた時に「この恋を始めた事で自分っは疲れ切ってしまったんだ」と自覚する事になります。
好きだと言う気持ちだけでは、体はついていきません。
身体的に不調をきたす恋ならば、どちらにせよ長続きはしないものなのです。
日常生活に支障をきたす
他人との交際で自分の生活リズムが崩れる事は、多少ならばあり得るものです。
違う人間同士が付き合うのですから生活リズムが全く同じである事の方が稀なのです。
しかし恋人とのやり取りの為に生活リズムが狂い、日常生活に支障をきたすようになっているという事はどちらかの気持ちが暴走しているという事でもあります。
相手がパートナーの生活を顧みない愛情表現に走ってしまっているのです。
それぞれの生活がある事を意識できない人との恋愛はとても辛いものであると言えますね。
意見や価値観が合わない
好きな事と価値観が合う事は全く別のものです。
特に相手に対して強い愛情を持っている方は、相手の気持ちが離れてしまうのを恐れて自分を殺してしまいがちです。
相手と同じ価値観を持とうと自分を歪める事は、とても疲れるしストレスを感じる事なのです。
好かれる為に、自分を捻じ曲げるのが本当に自分自身の望んだ関係なのかどうかを今一度見極める必要がありますよね。
特にお金や食べ物の価値観が合うことは大事
結婚生活において、お金に対する価値観と食事に対する価値観は最も大切なものであるとよく言われます、これらの価値観が合わないと共同生活が辛くなってしまうのです。
それは付き合っている段階でも同じです。
夫婦程一緒に居る時間が長い訳では無いからこそ、価値観のズレが徐々に蓄積してストレスとなってしまう事が少なくありません。
幸せな恋をする為には特にお金や食べ物の価値観が合うことは大事な事なのです。
他に好きな人ができてしまった
今現在付き合っている人が居るにも関らず、他に好きな人ができてしまった場合も恋を辛く感じてしまいますよね。
第三者から見ると「勝手だなぁ」と感じてしまうかもしれませんが本人は現在付き合っている人への不義理や好きになってしまった人への恋に走るかどうかの不安に揺れ動いているのです。
簡単に別れを選んで、新しい恋に踏み出せるのならば悩みも少ないかもしれませんが、現在の恋人への情を捨てきれなかったり、他の好きな人への想いが叶いにくいものだったりする事で恋をする事が辛く感じてしまう事もありますね。
大喧嘩後、不信感が芽生えてしまった
どれだけ愛情が深く相手の事を好きだと思っていても、大きな喧嘩をした後に不信感が芽生えてしまう事もあるでしょう。
不信感というのは自分自身でのコントロールが難しい所です。
どれだけ自分自身が「相手を信じたい」と思っていても、心の片隅から疑う気持ちや信じられない気持ちが増殖してしまうのです。
そんな苦しい気持ちを抱えながら続ける恋は、とても辛い恋であると言えるでしょう。
後腐れなく終わらせるための注意点
どんな恋も終わり方によって、その恋自体の良し悪しの記憶として残ってしまいます。
なるべく後腐れなくお互いが納得して終わる事が出来るのが理想であると言えますよね。
後腐れなく恋を終わらせるためにはこれらの事に注意を払っておく事が大切です。
相手を責めない
相手を責めてしまうと、揉め事を起こす原因となってしまいます。
例え相手に非があったとしても、別れ際にそれを持ち出してしまうと議論がヒートアップしてしまいますし相手から恨みを買ってしまうと後腐れなく別れる事が難しくなってしまいます。
いくら文句や恨み言を言いたくなっても「これで最後だから」とグッと言葉を飲み込んで相手の言い分を全面的に聞き入れながら別れ話に持っていく事が重要です。
あくまで全て自分のせいだということにする
相手を逆上させないという意味では、あくまで全て自分のせいだということにする事で後腐れなく終わらせる方法も一つの手だと言えます。
相手にとっても「こちらの勝手だから本当に申し訳ない」という下手に出る発言をされてしまえば、それ以上何も言えなくなる事もあるでしょう。
あくまで別れを切り出しこの関係を終わらせようとしている事を謝り、申し訳無いけれども今後の付き合いは望めないという事を冷静に伝えましょう。
怒らせると逆に執着されるので危険
ついつい感情的になって相手をせめてしまうと、相手自身もヒートアップしてしまう事が少なくありません。
人によっては怒らせてしまう事で逆に「意地でも別れてやるもんか」と執着してしまう事もあります。
場合によってはストーカーなどに発展してしまう事も考えられますね。
あくまで冷静に話し合う事を意識し、相手が感情的になってきたと感じたら少し間をおくなどして対応しましょう。
別れを決めれば一刻も早くこの問題を解決したいと思うものですが、それは自分の勝手な事情なのです。
相手の感情も考えて円満に後腐れなく終わる為に費やす時間をケチらないようにしましょう。
どうでも良い人という位置づけになることが大事
自分にとっても相手にとっても、知り合う前の見知らぬ人であるような関係に戻る事が理想であると言えます。
お互いに干渉し合わない、気にしないどうでも良い人という位置づけになる事が後腐れなく関係を終わらせる事において大事ですね。
どちらかの気持ちが残ってしまえば、未練が募りすっぱりと関係を断つ事が出来ません。
自分だけが気持ちを断ち切っていても、相手が未練を残しているとその関係は何かしらの形でズルズルと続いてしまうものなのです。
変に記憶に残るといつまでも忘れてもらえない
良い思い出だけに限らず、悪い思い出も含めて相手の中で変に記憶に残るといつまでも忘れてもらえない事となるでしょう。
それは未練であったり、憎しみであったりと必ずしも良い感情だけではありません。
相手にとっても自分にとっても「そう言えばあの人と良く連絡を取っていた時期があったなぁ」と人に言われて思い出す位の関係になって別れられるのが理想的ですね。
美しく切ない思い出にならないようにする
人間は、人に嫌われたくないと無意識に思う生き物です。
集団で生きる上で、嫌われるというのは生死に直結する事を本能が理解しているのです。
しかし、嫌われないようにするあまり話を作り込み美しい思い出として二人の関係を終わらせてしまうと、相手の心の中には必ずあなたとの記憶が残り続けます。
そして、時間が経ち記憶が薄れるにつれて更に記憶が美化されてしまいます。
相手は新しい出会いに、あなた以上の美しい記憶を求めてしまいハードルが上がり最終的に「やっぱりあなたしかいない」と戻ってきてしまう可能性がありますので注意が必要ですね。
別れた後は一切の連絡を絶つ
表面上は別れたもののズルズルと連絡を取り合ったり「友達」として会ったりし続けてしまうと、それは後腐れない別れとは言えないでしょう。
ほんの些細なきっかけでまたヨリを戻し、また同じ辛さを抱えてしまう事も可能性として少なくないのです。
別れを決めたのならば、一切の連絡を絶ち相手から連絡があったとしても返信をしないなど硬い決意を持って別れを決める事が大切です。
SNSなどにも注意
近頃は連絡先を変えたとしてもSNSで個人を簡単に特定する事が出来て、電話番号やメールアドレスを知らなくても連絡を取る事が可能です。
中には自分の知らない内に、自分のSNSを元交際相手がチェックしていたという例もあります。
別れた後は、SNSまで全て止めていまうか外部からは閲覧できない情報にするなどの管理をしておく事が大切です。
辛い恋を終わらせる勇気を持とう
その先に、望む未来の可能性が無い辛い恋は「どこかで終わらせなければ」と思いつつもズルズルとその関係を続けてしまいがちです。
しかし、その恋を終わらせない事には新しい恋はやって来ないと思っておいた方が良いでしょう。
恋を終わらせる事は身体的にも精神的にも疲弊する事ですが、それも自分がこの恋を選んだ結果であったと受け入れて辛い恋えお終わらせる勇気を持って下さいね。