それでも不安なときは、それに加えて常に除湿器をつけておくことをおすすめします。
4.湯気にも注意
冬になると家でお鍋をする機会が増えたり、ストーブの上にやかんを乗せて沸かしたりなど、部屋の中が湯気に立つことが増えますよね。
ストーブの上にやかんを置くのは潤い(加湿)を求めてやっている人も多いことでしょう。
また、煮込み料理などをすることが多いお宅は、年中お料理の湯気で湿度が高い状態にあることになります。
せっかくの楽しいお鍋やお料理も、その湯気によってカビの繁殖を助けているかもしれないと思うと残念な気持ちになってしまいますよね…。
料理をする時は必ず換気扇を
お料理中に湯気が出るのは仕方のないことです。
多くの料理は、調理中に湯気が立つものばかりですよね。
もう湯気が立つのは仕方がないので、お料理中は必ず換気扇を回すようにしましょう。
家族の口に入る料理を作るキッチンでカビを繁殖させないためにも、換気は必須ですよ!
5.栄養を与えない
カビも生き物なので、エサを食べて生きています。
カビの生命力や繁殖力は凄まじく、エサや栄養となるものがちょっとでも部屋に存在していると、あっという間に繁殖してしまいます…。
カビを元気に活動させないためには、とにかく栄養となるものを与えないようにすることです!
掃除をしっかり
カビを撃退するには、除湿するほかにも「部屋を清潔にする」ということがとても大切です。
ホコリや食べカスなどはカビにとっては絶好のごちそうになります。
人はただ日常生活を送り、特別なことをしていなくても家にいると何かと室内を汚してしまうものです(我が家だけですか?(笑))。
掃除機を毎日かけていても家具の上や壁に付着しているホコリをしっかりと落とさないと、カンペキには掃除をしたとは言えません。
また、お子さんがいるお宅はどれだけ気を付けていても部屋が汚れやすいです。
食べ物や飲み物をこぼしたり、毎日バタバタと走ったりするので掃除が追い付きませんよね。
特に食べカスは拾い損じてしまうと(家具の隙間など、目が届かないところに入りこんでしまったりなど)、あっという間にカビの餌食です。
想像しただけでもおぞましいですよね。
カビをスクスクと育てないためにも掃除はしっかりと行わなければいけません。
毎日カンペキに掃除をするのが難しいのであればカンペキにするのは1週間に1回でも構いません。
でも、最低でも1日1回の掃除機はやっておきたいところです。
カビの種類
ここまでは、カビの改善方法についてお伝えしてきました。
生活に害があるカビは徹底的に取り除いていきたいですよね…!
「カビはやっつける!」のスタンスでオッケーなのですが、そんなカビにも種類がたくさんあります。
序盤でお伝えしたやような「人の役に立つ有意義なカビ(ペニシリンの原料やチーズかど)」から、不快感しかないカビまでたくさんあるのです。
ここでは、カビにはどんな種類があるのかをちょっとだけご紹介していきたいと思います!
1.黒カビ
一般家庭で出会う頻度が高いカビといえば「黒カビ」でしょう。
部屋の壁、家具、ちょっと放置していた洋服や布類、あらゆるものに繁殖するのがこの黒カビなのです。
黒カビの特徴は、「とても深く根を張り、掃除しても落ちにくい」というところです。
対象物に迷惑なほどしっかりと根付くので、カンタンに掃除したくらいではビクともしません。
掃除することによってパッと見た感じ、キレイになることはあります。
しかしそれは表面的なものに過ぎず、根っこはバッチリ残っているのでまたすぐに黒カビが表面化してくることでしょう。