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カビ臭い…部屋のカビの原因と5個の...(続き6)

先ほどは、カビが繁殖する条件についてご紹介しました。

温度、湿度、養分(ホコリやゴミ)など、どれも生活していると自然に発生してしまうものですよね…。

酸素なんて与えないようになんてすることもできません。

このように、1つ1つの条件だけでもカビにとってはナイスなものなのですが、これらの条件が揃ってしまうと…カビは爆発的に繁殖してしまうのです。

部屋に湿気がこもっている

部屋を閉めきっていると、何だか空気が悪くなると同時に湿度も高くなりますよね。

雨が降っているときなどは特に湿気がこもりやすいもので、この状態が長く続くとカビがあっという間に繁殖してしまいます。

湿度がこもっていると感じたらすぐに換気をして、淀んだ部屋の空気を外に出し、新鮮な空気を外から取り入れるようにしましょうね。

また、雨が降っていて換気もあまり意味がないと感じたら除湿器の出番です。

しっかりと除湿して、カビが喜ぶ条件を減らすようにしましょう。

加湿器の多用

冬になると、乾燥をイヤがって加湿器をつけるお宅が多くなりますよね。

空気が乾燥すると喉が痛くなったり風邪を引きやすくなったりするばかりか、胃腸炎やインフルエンザなどにもかかりやすくなるので、小さなお子さんがいるご家庭は、特に一生懸命加湿をされていることでしょう。

ですが、その一生懸命の加湿が仇となることがあります…冬場は暖房をつけながら加湿をしているお宅が多いでしょうが…。

それはカビの絶好の環境でもあるのです。

冬は基本的に活動は停滞しているのですが、ほどよく高温(カビにとって快適な20度前後)と、加湿されて潤っ部屋…これはカビにとってはまさに「望むところ」なのです。

もしかしたら、冬場でこそカビにとってはユートピアなのかもしれませんね。

部屋干し

仕事で夜遅くまで帰らない人、用事で出掛けることが多い人など、ライフスタイルによっては洗濯物は外干しではなく部屋干しにしているお宅もあることでしょう。

しかし、この部屋干し…部屋の湿度がめちゃくちゃ上がってしまうのです。

冬場はあえて加湿器を使わず部屋干しをして湿度を確保するなんて人もいますが、それ以外のときはただ部屋に湿気を振り撒いているだけになるのです。

夏場の日中に部屋干しなんてしていると、カビが生え放題になってしまう可能性も。

どうしても部屋干しをしないといけない人は、必ず衣服乾燥用の除湿器を使うようにしましょうね。

梅雨の時期は要注意

梅雨の時期は雨が続いて毎日何だかジメジメしていますよね。

雨が降っていなくても体にまとわりつくような空気にイライラしてしまっている人も多いはず…
その原因はズバリ「梅雨時ならではの湿度の高さ」でしょう。

日本は湿度が高い国として有名ですが、特に梅雨の時期は高湿度になるものです。

常に空気が湿気ているとたまったものではありませんよね…。

このように、連日高湿度の日が続くとあっという間にカビが増殖してしまいます。

梅雨の時期はカビにとってはボーナスタイムのようなものなのです。

直感的に「梅雨は湿度が高い!」と感じる人が多いものですが、具体的にはどこような感じになるかをちょっとご紹介していきたいと思います!

室内にはじめじめした空気が

梅雨になると、いつも肌にまとわりつくような空気が漂っていますよね。

空気中の水分が多くじめじめとしており、とにかく不快感でしかありません。

ですが、人にとっては気持ち悪い空気でもカビにとっては最高に暮らしやすい空気なのです。

結露がこもりやすい

梅雨になると湿度が部屋にこもって、窓が結露することってありませんか?

私が昔暮らしていた賃貸のマンションは、梅雨になると必ず結露していてとても憂鬱でした。

そして結露を繰り返しているうちに、カーテンはカビだらけになってしまったのを覚えています。