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天然な人に向いている仕事4選とその理由(続き4)

ま、しかしそれも「声のトーン」や「話し方」を改善すればなんとかなる問題にすぎません。

クレーム処理のお仕事をするとなったら、おそらく、訓練を受けることでしょう。

本気で怒っているお客様には知られたくない事実ですが…
さて、本当に必要なスキルは「精神的に安定している」という点です。

相手がいくら怒っていても、また逆に困り果てて泣きそうでも、その相手の気持ちに流されない精神的安定感が天然な人にクレーム処理のお仕事をお勧めするゆえんです。

たまにワイドショーなんかで、あまりにも理不尽かつしつこいクレームに対して、逆ギレして喧嘩になっただとか、会社のイメージとキチガイじみたクレーマーとの板挟みになって土下座までしてしまったとか、ちょくちょく見ます。

だから、そういった局面に直面したとき、感情が一定である天然な人のキャラなら、腹をたて事を荒立ててしまったり、必要以上にお詫びをすることもなく、クレームに対して確実な処置ができるはずです。

まるで「感情の無いロボットのようだ」と言われるかもしれませんが、そうではありません。

必要以上に怒ったり泣いたりする必要がないという話です。

3.保育士

保育士と言えば「待機児童問題」。

つまり、保育士が足りなくて保育園が保育児童の許容数を増やすことができず、保育機関で保育を受けられない児童が増えている問題です。

今は少し緩和されてきたのかな?

それにしても、毎年保育士養成のカリキュラムを受けて、保育士免許をとる人はそこそこいるのに、一向に保育士不足は改善しないのは、過酷な労働条件にあると言われています。

ざっくりズバッというと「低賃金」がすべてみたいです。

一度は保育士になって保育機関で働き始めたものの、想像以上にキツイ仕事であるため、定着率はあまり高くはないそうです。

そこで、この保育士のお仕事を天然の方にご紹介するにあたって、確認しておきたいことがあります。

それは、絶対条件として「子供が好き」でなければなりませんよと言うことです。

いくら、こちらから天然の人には保育士向いてるよとお勧めしても、根本的に「子供が好き」でないと始まらないお仕事です。

今の現状を改善していくには時間がかかりそうです。

とにかく、子供を愛し、必死に保育の勉強をして保育士になることが大前提で、保育士をやっていくかどうするかは、実際の仕事の過酷さやその労働にみあわない安月給といった問題に直面してから考えましょう。

感情的にならない

「クレーム対応」のお仕事の項で紹介した通り、天然な人は得てして「感情が一定で安定している」特徴があります。

それがやはり、血の通っていない機械のように思われてしまう面もあり、保育の現場でも「この先生大丈夫なの?」と保護者や他の保育士からも心配されることがあるかもしれません。

しかし、その反面、感情的にならずに子供を指導することができます。

保育士も人間ですので、相手は子供とわかっていてもイライラさせられる時があるはずです。

特に年長クラスともなると親も手を焼く生意気揃いなことでしょう。

ついつい「指導」を忘れて「怒る」ようになったりします。

そこのところを天然な人なら、誉めるべきところで誉め、叱るべきところはしかるという、ある意味マニュアル通りに子供達を指導できるはずです。

マニュアル通りというと少し失礼かもしれません。

最初に確認した通り、保育士になる上で、天然な人のみならず、皆「子供が好き」でなったわけですから、子供を愛する気持ちからする指導に変なすれ違いなどは起こらないはずです。

常に笑顔でいることができる

ここまでに紹介してきたように、天然な人というのは、人当たりよく、ストレスに強く、クレームにも強く、そして興味の無い事の細かいことはあまり感心を持たない為、普通の人と比べて悩みごとも少ない方です。

なので、割合笑顔でいるときが多く、本人も気づかないうちに顔が笑ってたりするそうです。

この常に笑顔でいることができる能力は、履歴書には書けませんが、非常に重宝される能力です。

ことのほか、子供と毎日接する仕事では、プライベートでなんか悲しいことがあっても泣きながら仕事場に来ることはできません。

人が子供でいられる期間には、できるだけ毎日を楽しく過ごさせてやるべきで、その頃に世の中は希望に溢れ、将来は明るいものだとなんとなく心に刻み付けてやらなければなりません。

もちろん、大きくなれば、早い人で小学校ぐらいから世の中はストレスに溢れ、将来は想像以上に大変だと思い直す人もいます。

そうやって大人になっていくわけですが、どれだけストレスにまみれ、大変だと感じるかは人それぞれであって、やっぱり小さい頃感じていた明るく楽しい世界だと思える大人もいるはずです。

だから、とりあえず集団生活の一番最初あたりは、子供達にはポジティブになってもらわないといけないのはお分かりいただけると思います。