思いっきり泣く
一人の時に思いきり泣いておくのも、悲しい時の対処法になります。
「泣いてはいけない」と我慢しても悲しい気持ちは解消されません。
それどころか無理をする事で心に負担がかかり、余計に涙が出てきてしまうでしょう。
体の中には様々な器官の働きを司る自律神経というものがあり、その自律神経には緊張や興奮を司る交感神経と、リラックスを司る副交感神経の2つの神経が存在します。
泣くという行為は、副交感神経を刺激し緊張を緩め身体をリラックス状態にする働きがあるのです。
ちなみにそのリラックス効果は、睡眠と同等の心の休息になるのだとか!
なので、泣くのを避けるのではなく、安心出来る場所で周りを気にせず思い切り泣いてみて下さい。
泣き終わった時には気持ちがスッキリしているはずですよ。
環境を変えてみる
悲しみの原因が自身が置かれている環境にあるなら、環境の改善が何よりも有効な対策になるでしょう。
中でも環境を変えるというのは、一番手っ取り早い方法だと思います。
例えば、悲しみの原因となるものから少しだけ距離を置いてみたり、引っ越しや転職などをして新しい環境に身を置くのも方法の1つです。
お風呂にゆっくり入る
バスタブに40度程度のぬるめのお湯を張り、ゆっくりと浸かってみて下さい。
泣いている時というのは、知らず知らずの内に力が入って身体が強張っているもの。
なので、ぬるめのお湯にゆったり浸かり血行を促す事で、身体の強張りを解消するのです。
すると、それだけで気分がラクになりますよ。
お湯に浸かりながら思いっきり泣くのも良いですが、好きな香りの入浴剤を入れたり、好きな音楽を流して悲しい気持ち紛らわすのもアリです。
本当に悲しい時は何もやる気が起きなくなってしまうものですが、そういう時こそ、無理にでも行動して気持ちを切り替える必要があります。
映画を見る
涙が止まらない程悲しい時というのは、その気持ちで頭の中がいっぱいいっぱいになっていると思います。
そんな状況で「何か楽しい事を考えろ」と言われても難しいですよね…?
そんな時は、あえて全く別の事で思いっきり泣くのも対策法の1つ。
オススメは泣ける映画を観て、自分には関係ない架空の出来事で泣いてみるという方法です。
悲しい本を読んで泣くのでも構いませんが、読書は自分のペースで行うものなので、集中力が切れた瞬間やふとした瞬間に、悲しみの原因を思い出してしまう機会も多いと思います。
一方、映画は自分のペースに関係なく、物語がどんどん展開していくもの。
だから、終わるまで映画に集中する事が出来、悲しみを思い出す回数も減るはずです。
この様に、別の事に目を向け意識的に悲しみの原因から離れる時間を作るのも、涙をコントロールするポイント。
逆にコメディ映画で思いっきり笑ってみるのもオススメです。
笑うという行為は深呼吸をしているのと同じ働きがあるので、酸素が全身に回って頭の中もスッキリするはずですし、笑顔になる事で脳が「今は楽しい事をしているんだ!」と察知し、自然と楽しい気持ちになれるはず。
何より笑う事はストレス解消に繋がるので、みなさんも試してみてはいかがでしょう?
掃除をする
どうしようもなく悲しい気分に襲われた時は、部屋の掃除をするのも対処法の1つです。
悲しくて何もやる気が起きないかもしれませんが、一度に全て片付けなくても良いので、「今日はリビングを掃除して、明日は水周りを掃除しよう」といった感じで、少しずつ片付けを進めてみて下さい。
部屋はあなたの心を映し出す鏡とも言えます。
整理整頓が苦手という訳でなく部屋が散らかっているのなら、あなた自身に余裕がなく、心の中が色々な問題でごちゃごちゃになっているのだと考えられるでしょう。
部屋を掃除し整える事で、あなたの心の中の悲しみや新たな解決の糸口が見えてくるでしょう。
それに掃除をして体を動かせば、ストレスも解消されて気持ちもスッキリするはずですよ!
好きなものを食べる
悲しい時は食事も喉を通らない、なんて事も珍しくありませんが、そういう時こそ食べないとダメです!