CoCoSiA(ココシア)

涙が止まらないほど悲しい時の8個の...(続き5)

特に、舌先を噛む方法なら周囲にも気付かれませんし、簡単かつすぐに実践出来ると思います。

舌を噛む力はあくまで軽くで良いのですが、もし痛いのが嫌なら、舌先を丸めて上口蓋に思いっきり押し当てて刺激するのでも同じ効果が得られますよ。

体を動かす

涙と汗は血液から出来ており、涙を流す事・汗をかく事・血の巡りは密接な関係にあります。

汗を大量に流しながら、泣き続けられる人はいませんよね?

つまり、汗をかく事で溢れ出る涙を止める事が出来るのです。

汗をかくには運動が一番!
特にウォーキングや体操などの有酸素運動がオススメです。

他にも上で紹介した、お風呂にゆっくり浸かったり、部屋の掃除をして汗をかくのも良いでしょう。

それから、血流を良くするだけでも涙は止まりやすくなるので、その場で足踏みをしたり(座ったままでもOK)、手でグーとパーの形を作ったり、首を回すといった簡単な動作でも、効果を実感出来る場合があります。

ゆっくり深呼吸をしてみる

深呼吸は興奮物質の分泌を抑え、脈拍を安定させ、気持ちを落ち着かせる作用があります。

さらに、深呼吸にはストレス解消に大きな効果もあるのだとか。

涙が止まらない時は、目を閉じて呼吸にのみ神経を集中させる事が重要です。

さらに、吸うよりも大きく吐く方が大切で、鼻からゆっくりと息を吸い込み、口から同じようにゆっくりと吐き出すのがコツ。

頭の中で、「1、2、3…」とゆっくり10まで数えながら、気持ちが落ち着くのを感じるまで、深呼吸を繰り返します。

(※吸うのに10、吐くのに10のペースです)
すると、気付いたら涙が止まっているはずです。

少し前から女性達の間でヨガが流行っていると思いますが、ヨガは腹式呼吸を始め深い呼吸が取り入れられているので、涙脆い人は趣味で始めてみるのも良いかもしれませんね。

涙を流すのは悪い事じゃない!

泣くのを“悪い事”だと思っている人は少なくないのでは…?

もちろん、泣いた理由やその状況によっては良くない事となってしまうケースもあるかもしれませんが、涙を流す事自体は決して悪い事ではないと言えます!

大人は「子供の様には泣けない」とか「泣いても何も解決しない」という考えがあったり、男性は「格好悪いところを見せたくない」という理由で人前で泣く事に抵抗がある人も多いかもしれませんね。

しかし、適度に涙を流す事は心のバランスを保つのに必要な行為とも言えますし、涙は他にも重要な役割をしているのです。

ストレス発散になる!

「泣いたら気持ちがスッキリした!」という経験をした事がある人も多いでしょう。

実際、涙を流す事はストレス解消に繋がります。

実は、辛い時や苦しい時に出てくる涙には、脳内に溜まったストレスホルモン(=プロラクチンやコルチゾール)が沢山含まれており、泣く事でそれらの不必要な物質を涙と一緒に排出する事が出来る訳です。

上でも少し説明しましたが、涙は感受性が強い事を表すサインでもあります。

涙が出てくるのは、ストレスや溢れ出る感情からあなたを守るための反応であり、心のバランスを保つ為に必要な事なのです。

つまり、涙を無理やり我慢し続けてしまうと、ストレスが上手く発散されないので、心の回復に余計な時間が掛かってしまうとも言えるでしょう。

それから、涙が出ている内はまだ良いのですが、「悲しはずなのに涙が出ない…」という状況に加え、「無気力になっている」と感じる場合は、自力での回復はかなり難しくなっていると考えられます。

こういう時は、なるべく早く医療機関で診て貰って下さい。

だから、涙を止める方法ばかりに気を取られてはいけません!

涙が出る内に傷付いた心をケアし、ストレスの発散と原因の解決を目指す事が何よりも重要なのです。

目に入った異物を出す

目にゴミやホコリなどが入った時に、涙がボロボロと止まらなくなりますよね?

これは、目に入った異物を排除しようとする体の防御反応です。

逆さまつ毛の様に目に異物が触れている状態だと、涙の分泌量が増え、常に涙目の様な状態になります。

また、涙は目に入った異物を出すだけでなく、角膜の乾燥を防ぎ目の表面を保護したり、黒目を覆っている角膜に酸素や栄養を運んだり(※角膜には血管がない)、ものをハッキリと見せたりするなどの重要な役割を果たしているのです。