ガリガリに痩せた女性が人気になったり、ある時はふっくらとした女性が人気になったりと時代によって変わるようです。
しかし、むっちりとした肉体が好きな人でも、度を超してしまうとマニアックに思えるようです。
そんなデカい女性にしか興味を示さない男性は、特殊な男性だと思われてしまい、そんな男性につけられた呼称が「デブ専」というのです。
個人的な嗜好なのですが、時にはそんな男性をおちょくるような言葉でもあって、自分から「おれは、デブ専だ」と堂々と名乗ることは珍しいことです。
いつ頃できた言葉?
普通の人は「デブ専」などという言葉を聞くことはあまり無いと思います。
どちらかというとマニアックな人を指す言葉ですので、そんな趣味を持つ仲間がいれば聞くことがありますが、そうでもなければ知らない人も多いでしょう。
「デブ専」とは、「デブ」と「専門」とが重なってできた呼称です。
普通の男性が拒否するような太った女性を溺愛する人なのです。
太った女性だけを専門に愛することができる性格なのです。
このような嗜好は「肥満嗜好」とも呼ばれ、中国の唐の時代の理想の女性は「豊かに肥えて濃麗」(豊かに太っていて濃い顔の美人)と言われており、楊貴妃も少々太り気味であったとも言われています。
ただ、このような肥満の女性のみを対象にしたAVや性風俗店が「デブ専」を売りにして拡大していったのは平成の時代に入ってからのことと推測されます。
デブ専はマイナーなの?
肥満体型の女性にしか性的な欲求を覚えないとか魅力を感じないなどという感覚は、かなりマニアックな性格だと思われます。
一般的な女性としては、少しでも痩せたい、ダイエットしたいと考えていることを思うと、肥えている女性にしか興味を持たないと公言する男性は、やはりマイナーな存在であると思われます。
仲間との会話でも、女性の好みやタイプの話になっても、決して自分からは太った女性が好きであることは言わないものです。
しかし、デブ専の風俗店に出入りしているところを目撃されたなどの何かのきっかけで、「実はおれはデブ専だ」と告白するケースがあります。
しかし、そのこと自体は他人を傷つけたり法に触れるようなことでもないので、仲間としては「そうなんだ!知らなかった」ぐらいのことで、大げさな問題にはならないのです。
しかし、そんな趣味を持つ人は少ないので、当面は好奇の的になってしまうのです。
お酒が入った場所では、酒の勢いでその性癖がやり玉に挙がってしまい、みんなにからかわれることになるようです。
「デブ専」はマイナーだと言われていますが、「デブ専デリヘル」や「デブ専」の掲示板も解説されていて、その方面では愛好者も多いようです。
おデブな女性にも魅力がたくさんある
最近は、ほっそりとした女性よりも、ぽっちゃりとした女性、おデブな女性も人気があるようです。
その代表格がタレントの渡辺直美三で、ドラマやCMで大活躍中です。
これは、おデブな女性が男性に人気になっていて、恋愛の対象にも選ばれるようになったからです。
もちろん、すらっとした長身でスリーサイズも文句なしのようなモデル体型の女性には魅力がありますが、現実的に一般の男性がものにすることは極めて難しいことだからです。
自分のことを棚に上げて、相手にだけ高い欲求を突き付けることなどできないからです。
40歳になっても結婚できない男性が増えている現状では、ぽっちゃりした優しい女性に憧れるようになったのでしょう。
おデブさんにもいっぱい魅力があるのです。