時代が進むにつれて、当然ながら様々な概念などは変化するようになります。
例えば、一例を挙げてみると、一昔前まではゲイやレズといった特殊な性的趣向を持っている人たちに対する理解は全く存在していませんでした。
しかし、現代においてはゲイやレズといったいわゆるLGBTの方に対する理解はより一層深まっています。
その証拠にゲイやレズの性的趣向を持っている人たちが結婚をすることなども可能になっています。
これには様々なことが関係していると言いますが、テレビなのでオネエタレントなどが活躍し始めたことなども大きな一つの理由になっているといえます。
このように、昔と比べて、今の時代は時代の変化とともに様々な性的趣向を持つことを許容されつつあるといえます。
そしてその流れとともに生まれてきた存在として、腐女子という存在が挙げられます。
腐女子の存在もひと昔前からあるので、今では大多数の方が知っている存在だといえますが、実は新しい存在が生まれつつあります。
それは腐男子という存在であり、腐女子に代わる対義語として認知されつつあります。
そこで、今回は腐男子という言葉をテーマにして、腐男子の意味や、腐男子の特徴や見分け方などをご紹介していきたいと思います。
腐男子が増えてきた?!
腐女子という言葉を聞いたことがある方がとても多いと思いますが、腐男子という言葉を聞いたことがある人はあまりないと思います。
腐男子が昔からいなかったというわけではないのですが、腐男子という言葉自体が昔は存在していなかったので、その存在も認知されていなかったといえます。
しかし、現在腐男子という存在は着実に認知されつつあり、その範囲は拡大していっているといえます。
では、そもそも腐男子とはどのような意味を持っている言葉なのかということをご紹介します。
腐男子とは「男性同士の恋愛が描かれた作品を嗜む男性のこと」を意味している言葉です。
つまり、男性同士が恋愛をしていることを魅力的に感じたり、楽しんだりするような感性を持っている男性のことを意味しています。
いわゆるボーイズラブ作品というものを楽しんでるような人物のことを意味しており、場合によっては腐兄(ふけい)と呼ばれたりすることもあります。
一般的に考えると男性のことが好きなのかなと想像することができますが、必ずしも腐男子がホモであるということはありません。
もちろんホモの男性がボーイズラブ作品を楽しんだりすることもありますが、一概にボーイズラブ作品を楽しんでいる人がホモかと言うとそうではないのです。
腐女子は既にメジャー
腐男子という言葉は簡単に一言で伝えるとすれば腐女子という言葉の男性バージョンであると考えることができます。
では、そもそも腐女子という言葉はどのような意味を持っている言葉なのかというと「ボーイズラブ作品を好む女性のこと」を意味している言葉です。
腐女子という言葉は別の言葉で言い換えると、婦女子という言葉で表現することもできます。
元々腐女子ということは1990年代末にネット上で使用されていることが確認しており、そこから2005年頃になると一般の人たちにも認知されるようになっています。
元々最初の方は特別な意味などがなく、単純にオタクの女性のことを腐女子という言葉で表現されていました。
しかしながらその中でもボーイズラブ作品を特に好んで読んだりしているような女性などを示すような言葉に変換されていったと言えます。
どちらかというとあまり良い印象を持たれることはないような言葉のイメージが存在しています。
しかしながら、現在においては芸能人などがボーイズラブ作品を好んでいるということを公言したりすることもあり、その存在は認められつつあります。
なので、腐女子という言葉はたくさんの人が知っているメジャーな存在ですが、それに対して腐男子という言葉がまだまだ認知度が低いといえます。
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腐男子が増えてきた理由
腐女子という言葉の意味や、腐男子という言葉の意味について簡単にご紹介していきました。
腐男子という言葉は、先ほどもご紹介した通りまだまだ浸透していない言葉であり、その存在はようやく広まりつつある状況だと言えます。
なぜならば、昔から存在は知っていたと思いますがその存在自体が認知されておらず、そもそもそれを指す言葉自体がなかったからだといえるからです。
しかし、腐男子の数も次第に多くなり、その存在が認知されつつありますが、なぜ腐男子が増えてしまっているのかということが気になる方も多いはずです。
そこで、ここからは腐男子が増えてきた理由について詳しくご紹介していきたいと思います。