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流動的な人の5個の特徴と流動的な生き方の6個のメリット


時代の流れによって、その都度変化していくものはたくさんあります。

町や村が合併されて1つになったり、結婚して苗字が変わったり、流行りものは毎年のように変化します。

そうしたさまざまな変化や、その時々の条件によって動きが変わることを流動的と言います。

この流動的な世の中に上手く対応していかなければ、自分が生き難い世の中になってしまうでしょう。

頑固な人や、なかなか変化に上手く対応出来ない人は大変ですが、人によってはとても上手に流動的に生きている人もいます。

そうした流動的な人にはどのような特徴があるのでしょうか?

その特徴や流動的であることのメリットについてご紹介します。

この記事の目次

流動的な人の5個の特徴

世の中を上手く渡っていくためには、常に変化に対応しなければなりません。

よく、「臨機応変に対応しろ」と言われますが、これは要するに、「何かあればその都度それに合わせて動け」ということです。

例えばリンゴが赤いことは誰もが知る事実ですが、自分の勤める会社の社長が「リンゴは青い」と言ったなら、それが事実とは異なっていたとしても、社長のいる前では「リンゴが青い」という意見に同意する必要があるでしょう。

そこで頑なに「いえ、リンゴは赤いです」と反論している人は臨機応変な対応が出来ておらず、社長の機嫌を損ねてしまうでしょう。

一方で、本心では反論しながらも、平然と表面上は社長の意見に合わせられる人が最も臨機応変な対応ができ、それだけ出世の階段も上りやすくなります。

この臨機応変さがいわば流動的であることなのです。

流動的な人はその時々の変化に上手く対応して生きています。

しかしそれは決して「自分がない」とか「何でも他人の顔色をうかがってそれに合わせている」というわけではありません。

あくまでも自分の意思や考えは持った上で、その時々の周りの変化に自分も合わせて動くことが出来るのです。

そんな流動的な人の持つ、具体的な特徴を挙げていきます。

1.柔軟である

流動的な人は、物事の変化に上手く対応しています。

それだけ簡単に対応出来るのも、流動的な人が柔軟性を持っているからでしょう。

社会人になってから、一度は誰かに「柔軟性を持て」と言われたことがある人もいるでしょう。

柔軟性とは、その時々で起きたことに対して素直に受け入れて、その変化に適応する能力のことです。

辞書で引くと、「その場に応じた適切な判断が出来ること」や「さまざまな状況に対応出来ること」という意味があります。

例えば大規模な事故に自分が巻き込まれてしまった時、柔軟性のない人はパニックに陥ってしまって、他人はおろか自分の身までまともに守ることが出来ずに、ただその場で狼狽えてしまうだけでしょう。

一方で柔軟性がある人は、パニックになっても直ぐに気持ちを落ち着けて、その場の状況を確認します。

そして第一に自分の身を守りながら、同時に周りで助けを求めている人がいればそれに応じたり、その場で必要と思われることを判断して行動に移したり出来るでしょう。

柔軟性のある人は、それだけ物事を受け入れて次の判断や行動へと向かうのが速いため、同時に冷静さも持ち合わせていることが多いです。

物事を否定しない

柔軟性がある人は、物事を否定しません。

それが例えどんなに常識外のことであったとしても、「こんなはずはない」「あれのはずだ」と自分の中の固定観念にとらわれることなく、「そういうこともあるのかぁ」と素直に受け入れることが出来ます。

そのため、誰のどんな意見に対しても真っ向から否定することなく、また物事に対しても否定をすることはありません。

話をしているとよく否定から入る人がいますが、そうした人は自分の中の考えが絶対的になっていますので、他人の意見や考えをなかなか受け入れることが出来ません。

一方で柔軟性がある人は決して他人の意見を否定しませんので、それだけ周りに与える印象も良く、他者とのコミュニケーションも柔軟にとれるでしょう。

受け止めて対応する

柔軟性がある人は、今起きている事実や人の意見を一度自分でしっかりと受け止めた上で対応しています。

そのため例えば大事故が起きた時にも、目の前の光景を否定したり、現実逃避したりせずに、真っ直ぐに今起きていることの事実を受け止めます。

それから自分が対応したり判断を下したりしますので、考えや行動も落ち着いていますし、どんなに焦る状況であっても決して冷静さを失うことはないでしょう。

柔軟性がある人は、1つひとつの出来事をきちんと自分の中に受け止めて消化させていきます。