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動揺しやすい人の特徴と些細なことで...(続き2)

外に出ていろんな人と関わることが怖くなり、いろんな最悪のケースばかりを考えては不安を抱いています。

怖れるという気持ちが根底にある人は、何をやっていても動揺や緊張がつきまとうでしょう。

無謀な行動を抑制するという意味では怖がりは良いのかもしれません。

警戒心が強く怖がりくらいのほうが、物事を安全に進められるという利点はあるでしょう。

しかし、人生において目標へ向かって行く時、困難に立ち向かって行く時というのは勇気が必要です。

怖がって避けてばかりいては、何も得られることはありません。

2.引っ込み思案

動揺しやすい人は引っ込み思案の人が多いです。

やはり普段から人と関わることを避けているので、いざという場面になると緊張してしまうのでしょう。

普通の人にとっては何でもないことなのに、その人にとっては大舞台のように感じてしまうのでしょう。

例えば、会社などの会議で、普段は座っているだけで自分から何も発言しない社員がいるとします。

ある日の会議で突然上司から意見を求められた時、その人は普段から全く発言しないことに加え、突然、予想外に自分が指名されたことで、物凄く動揺すると思います。

人前でうまく立ち回れる人はいます。

スピーチなどをやらせても上手で、皆の注目を集めることができます。

反対に人前に出るのがからっきし苦手という人もいます。

そういう人にとっては人前に出ること自体が苦痛の種でしょう。

ですから、自然と人の集まりから足が遠のき、引っ込み思案になってしまいます。

自分の意見を言うのが苦手

上記の指名された社員ですが、普段から自分の意見を言うのが苦手だから、いつも座っているだけで発言を避けていたのでしょう。

自分の中には考えていて言いたいことがるのに、いざ言葉にして口に出そうとするとちゃんと言えないという人は結構いるものです。

自分の意見を一つの文章でまとめることができないのでしょう。

文章を構成する能力が乏しいとも言えますが、大抵の場合は言い慣れていないだけです。

人としょっちゅうディスカッションしている人ならば、自分の意見を自分の言葉でちゃんと相手に伝える方法を持っているはずです。

普段、引っ込み思案であまり人と話さないから、自分の意見を素早くまとめることができないのです。

人の前に出るのが億劫

引っ込み思案の人は、恥ずかしいというより、人前に出るのが億劫、面倒くさいという人が多いです。

笑顔で挨拶を交わしたり、社交辞令的なトークをしたりするのがしんどいのでしょう。

ですが、社会に出て生きていく以上、最低限そのくらいのコミュニケーションがとれないことには孤立してしまうでしょう。

歳をとればとるほど人と関わるのが億劫になり孤独を好むようになる人がいます。

高齢者になってこういった人になってしまうことが孤独死などの問題を生んでいる一つの原因であることは間違いないでしょう。

最近はネットの発達によって、極端な話誰とも関わらなくても一人で部屋にこもっても金を稼いで生活できるような社会になりました。

そうなってくると、元々人前に出るのが嫌いな人々は益々出なくなりひきこもってしまうでしょう。

3.周囲に左右される

日本人は特に、他人と比較し、自分が目立つことを嫌います。

皆がやっているからやる、皆がやらないからやらないでおく、というように周囲に左右される人が非常に多いです。

こういう周囲に左右されてしまう人というのは動揺しやすい人が多いです。

自分が少しでも周りと違うと感じたら、すぐに動揺が始まります。

自分の考え、ポリシーといったものを持っていないから他人に左右されてしまうのです。

できる人間というのは、必ず自分の中心、柱となる考えを持っているものです。

周りがどうしようが、自分の考えに沿わないものには同意しない、こういった基準がちゃんとあるので動揺などしないのです。