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動揺しやすい人の特徴と些細なことで...(続き4)

仕事のできるできないというのは、能力だけが重要ではなく、こういった対応力も含めて評価されるものだと思います。

いくら能力が高くても、予定調和なことしかできない人間ならば、もっと上のレベルで仕事をすることは難しいでしょう。

期限が迫ってきた時

勉強をするにしても仕事をするにしても、ある程度の時間の制約というものに縛られながらやるのは当たり前のことであり、制約もなしにやっているとしたら成果も得られないでしょう。

しかし、時間の期限というものが迫ってくると必要以上に動揺する人がいます。

間に合わなかったらどうしようとかネガティヴなことばかりが頭をよぎり、仕上がりが中途半端なものになってしまうことが多くあります。

しかし、社会人というものは納期、期限との戦いでもあります。

納期に仕事を間に合わせることができないならば、社会人として失格なのです。

期限が迫ってくる度に動揺しているようでは、いい仕事はできないと思います。

無理な難題を迫られた時

動揺しやすい人の多くは、想定外のことを嫌います。

会社勤めなら上司から無理難題を迫られることもあるでしょう。

そんな時にうまく対処することができず、ただただ動揺してしまうのです。

上司というものは、部下の仕事ぶりを常に監視し、評価するものですが、それは仕事を遂行する能力だけを評価しているわけではありません。

こういった無理難題をぶつけた時にも、なんとか形にできる適応力なども見ているのです。

なのに、あたふたと動揺をしているようでは失格の烙印を押されてしまうでしょう。

一度にたくさんのことやものを頼まれた時

人間の有能さを測る指針として、一度に複数のタスクがこなせるかどうかというのがあります。

今抱えている仕事を進行しながらも、急な仕事にも対処する能力というものは非常に大切です。

動揺しやすい人というのは、一度に複数のタスクをこなすことができません。

複数のことを同時にすることで、一つのタスクもおろそかになってしまうのです。

ピアノという楽器で上手に演奏するためには右手と左手で鍵盤を弾き、右足と左足でペダルを踏みながら音を出していかなくてはいけません。

ですからピアニストというものは、頭を4分割にして弾いているのです。

4つのことを同時にできる能力がないとピアノという楽器を操ることはできないのです。

私たちの生活も同じことで、一度に複数のことをこなしたり、考えたりすることが必要な場面がでてきます。

そこで動揺するようでは、仕事を効率よくすることはできないでしょう。

6.内気

動揺しやすい人の代表格が内気な人です。

人との関わり合いにおいて常に二の足を踏んでしまう。

こういう人は人とのコンタクトが極端に少なくなるので、ある時自分が人前に立って何かをしないといけない時が来た時に非常に脆くなります。

すぐに動揺し、あわたふためいて自分の能力を発揮できずに終わることが多いです。

人付き合いが苦手

内気な人は人付き合いが苦手なので、自然と人との関わり合いを避けるようになります。

そうするとますます人から遠ざかり孤立することになるので、悪循環のスパイラルに入ってしまいます。

普段、普通に人とのコミュニケーションをとっている人からすると何でもないことなのに、大げさに構えて動揺してしまい、ブサイクな結果になってしまうのです。

恥ずかしがり屋

恥ずかしがり屋というのは、生まれつきでもなんでもなく、人との関わり合いを避けてきたから、人慣れしていないというのが一番の原因だと思います。

ですから、克服しようと思えばいくらでもできるのに、やろうとしない人が多いです。

そして、そういう人は常に人前であがり、動揺することが克服できません。

自分も、周りの人間も原因はわかっているのですができないのです。