2.闇を抱えていそうな雰囲気
厨二病男子というのは、一見真面目そうに見える人間でも、その傾向が見られる男子はいます。
その雰囲気はふとした瞬間に出てくるもので、皆と話している時は普通でも、話が終わった瞬間に顔が豹変したりします。
特に面白くもない話をしている最中に突然何かを思い出したかのように笑いだす人間などは見ていて不気味な感じがします。
しかし、そういった闇というのは、隠そうとしてもどこかで顔を覗かせるものです。
こういった雰囲気は友達として仲良くなる前に察知できるに越したことはありません。
ましてや、異性同士の交際となるとなおさらです。
闇を抱えた人間と付き合うと本当に苦労することになるでしょう。
一人で考えている
闇を感じる動作としては、気がつくとどこかをボーっと見ながら、何かを一人考えていることです。
何か自分の妄想をふくらましているのでしょうか。
学校のクラスの中では男子も女子もある一定のグループに別れて行動します。
昼食はたいていそのグループでとったり、休み時間などもそのグループで群れて会話などを楽しんでいるのが普通ですが、ごく数人は一人でずっと座って何かを考えているような生徒がいます。
クラスのいじめられっ子は皆から嫌われ疎外されているため一人なのですが、別にいじめられてもいない普通の生徒なのに群れることを嫌い、ずっと一人で何かを考えています。
将来のことにでも思いをめぐらしているのでしょうか。
そこには大きな闇を感じます。
たいていこういう生徒が考えていることは、自分はこんな馬鹿な連中とつるんでいるような人間ではない。
自分は特別な人間なんだとでも考えているのでしょう。
大成した人の中には、自分は若いころから特別な人間だと思っていたということを言っている人もいます。
大成する人と、あぶない人というのは紙一重ということでしょうか。
言いかけてやめる
会話をしていて、言いかけてやめる人がいます。
それをされると気になって腹が立つものですが、それをやる人は頻繁にそれをする傾向があります。
癖のようになっているのでしょうか。
考えられることとしては、言いかけてやめることで相手に注目させようとしてるのかもしれません。
厨二病男子はかまって欲しい君ですから、それは自分に注目を集める作戦ということは十分に考えられます。
しかし、それを確信犯的にやるというのは心に闇があると言っても過言ではないでしょう。
3.極端である
厨二病男子というのは精神的に安定していないため、考えることが極端になります。
それだけ感情が揺れ動いているのでしょう。
それに人にものすごく影響を受けやすいので、考えがコロコロと変わることも多いです。
この間まで部活動でスポーツに打ち込んでいたかと思えば、急にやめてグレ始めるといったこともよくあります。
ものすごく積極的に外へでていたのに、ある日を境にひきこもってしまったりします。
これは自分というものがなく、不安定なので、どうしても外部の刺激に影響されてしまうことを意味しています。
ですからこういった時期に付き合う友達であったり、担任の先生といった存在が、後の自分の人間形成に大きく影響を及ぼしてきます。
自分の思春期を振り返ってみた時に、一番影響を受けた人間がいるはずです。
同じクラスの友人、部活の先輩、兄、先生など人によって違うでしょうが、必ずこの人という人がいるでしょう。
意外といつまでたってもこの思春期に影響をうけた人間の影響を歳をとってもひきずっているものです。
ですから、思春期に付き合う人間というのは非常に大切なのかもしれません。
楽天的になったり、厭世的になったり
いろんなことをやるのが楽しくて、人生に希望を持ち、自分の将来について楽天的に考えていたかと思えば、突然厭世的になって、もう世の中が嫌になってしまったと絶望してしまうのも厨二病の特徴です。