意外とたくさんいる!?厨二病男子と付き合うとめんどくさい!
厨二病男子の特徴を知っていればスルーできます。
厨二病男子に悩まされている人は必読です!
厨二病とは?
厨二病とは、ちょうど中学二年頃の思春期に見られる大人びた、背伸びしがちな言動を自虐的に表現する言葉です。
思春期特有の思想・行動・価値観が過剰に発現した状態のこと
思春期というものは身体的な成長と精神的な成長とが比例せず、アンバランスな状態なので、思想や行動、価値観が突飛なものになりがちです。
大人たちから見ると滑稽で、危なっかしいことが多いのですが、当の本人たちは、いわゆる熱狂の中にいて、頭が浮ついた状態になっています。
誰もが経験する思春期なので、若気の至りということで後で振り返ると笑い話になるのですが、思春期の行き過ぎた行動によって一生を棒に振ってしまう人間もいます。
こういったことを防ぐためには、親や教師などの周りの人間がちゃんと見守ってあげるということが大切になってきます。
中学2年生の頃に見られる背伸びしがちな言動を自虐する語
厨二病というのは、ちょうど中学2年くらいの背伸びしがちな言動を言ったものですが、確かに中学2年という歳は、人生で一番精神的に不安定な時期かもしれません。
中学1年の時は、まだ小学生の延長のような感覚があって考えることも幼いままですが、中学校というと多くの生徒が集まりますから、いろんな人間の影響も受けることになります。
性の目覚めもこの時期が多いので、異性というものを強烈に意識する時でもあります。
そんな不安定な時期というのは、爆発しそうな自分の感情いうものがあり、それをいろんな形で外へ出そうとします。
時にはそれが暴力であったり、人を罵る言葉であることもあります。
自分は大人なんだ、人よりも優れている人間なんだと誇示したい気持ちがあり、それが背伸びしがちな行動や、言葉となって表に出てきます。
思春期にありがちな自己愛に満ちた空想や嗜好などを揶揄したネットスラング
思春期というには皆、いろんな空想にふける時期でもあります。
まあ当然のことかもしれません。
歳にして13歳か14歳です。
将来の自分に対して大きな期待や夢を抱くのは当たり前のことだと思います。
自分が将来ロックスターになることを夢見て、毎日遅くまでギターをかき鳴らしている男子もたくさんいますし、雑誌の読者モデルにでもなろうと、ダイエットに励む女子もいます。
とにかくこの時期は、社会に出る前なので、自分がやりたいこと、なりたいことは全て叶うのが世の中であると思っているのでしょう。
そんな思春期のティーンエージャー達の空想を揶揄したネットスラングとして厨二病はできたのです。
実際に治療の必要とされる医学的な意味での病気、精神疾患とは無関係
厨二病というと「病」という文字が入っているので、医学的な病気と思うかもしれませんが、これは病気ではありません。
またうつ病や無気力症候群のような精神疾患とも違いますので誤解のないようにしなければいけません。
これは単に、思春期の若者たち特有の思考や行動のパターンを考えて、そういったパターンの思考、行動について厨二病という言葉で説明しようとしているだけにすぎません。
考えてみると、思春期という時期は一種の病気にかかっているといっても過言ではないのかもしれません。
例えば親に対してこの時期非常に反抗的になることが多いのですが、後から振り返るとなんであんな反抗的な態度を親に対してとってしまったのだろうと、なんともいたたまれない、申し訳ない気持ちになって後悔するものです。
これは、この時期特有の感情の乱れ、不安定さがそうさせているのです。
子を持つ親としても、この時期の子供を育てる時には覚悟が必要だということでしょう。
厨二病という言葉はこうして生まれた
そもそも厨二病という言葉はどこから生まれたのでしょうか?
実は意外なところから生まれたのです。
由来
厨二病という言葉の由来はTBSラジオの「伊集院光のUP’S深夜の馬鹿力」で生まれた言葉で、造語です。
1999年1月放送の同番組内でパーソナリティの伊集院光が「自分が未だ中二病に罹患している」と発言したことからこの言葉が生まれました。