なぜなら、ネットの出会いは偶然ではなく、意見や考えが一致した人同士がつながっているからです。
SNSツールはどれだけ友達を増やせるかが重要視される
最近はやっているFacebookやLINEなどのSNSツールでは、友達の数がその人の価値だという感じに見られている可能性が高いのです。
そのため、関わったことがない人でも繋がろうと考えるのです。
Facebookなどでいきなり見知らぬ人から友達リクエストが来るのはそのためです。
そこからリア友などという言葉も生まれたと言われています。
つまり、とにかく友達を増やしたいと考えている人は多いので、そんなときに敬語を使って距離がある状況で話すよりも、タメ語で距離が縮んだ状態で話す方がいいと考えているのです。
いきなりタメ口なんて失礼ではないかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、じつはそのように人目を気にしてしまうのが、ガンダム世代なのです。
他人からどう見られているのかなどを凄く気にしてしまう世代なので、変に見られないためにも敬語を使おうと考えるのです。
しかし、インターネットの発達した世の中では、人からどう見られるなど気にしてはいられません。
まず、ネット上では相手のことを見ることができません。
また、どうせ見られるなら堅苦しい人よりも軽い人のように見られた方がいいと考えているようです。
軽い方が人がよってくると思っているみたいです。
このようにSNSの発達から違った部分へ価値の見方が行ってしまったようです。
呼びタメは話しかけやすい雰囲気を作る
呼びタメは話しかけやすいといった雰囲気を出しています。
そのため、人がよってきやすいと考えているようです。
しかし、これは現代のワンピース世代の方々の考え方であって、ガンダム世代から言わせると、そのような方にこそ近づきたくないと思うらしいです。
このように世代によってタメ口に関してのとらえ方に摩擦が起きていると言えます。
友達を作るには話やすい雰囲気を作ることが大切だと思っているのがワンピース世代で、そのような雰囲気を作るのは友達の数が自分の価値に見られるからです。
一方のガンダム世代は、上下関係をしっかりしたうえで友達を作る場合はほとんどが偶然のケースが多いのです。
なぜかというと、ガンダム世代にとって自分の価値は友達の数では自分の実績と上司から褒められることであるからです。
つまり、求めているものが違うことから、世代によってタメ口に関してのとらえ方が違っているのです。
友達が増えすぎて敬語と呼びタメの区別がつかなくなる
友達の数を増やすためにタメ口を使用しているように思えるワンピース世代ですが、必ずしもそれが目的でタメ口を使用しているわけではありません。
要は友達の数が増えすぎたために、年上年下などの区別をつけている余裕がなくなったのです。
そうなったときにタメ口をしてしまうのが、ワンピース世代なのです。
逆にガンダム世代の場合、年齢の区別がなくなると、誰も対しても敬語で話すようにします。
自分は丁寧な人間だということをアピールしたいらしいです。
つまりは、相手の立場や年齢など、相手によって使う言葉を変えようとせず、常に自分の姿を見せているのがワンピース世代なのです。
ガンダム世代は人によって態度をかえたりします。
このようにインターネットの発達により、考え方に変化が生じていて、また、それがどんどん社会にも浸透してきているということです。
時代はうつりかわるものですが、ここ数年の時代の変化は今まで以上に速いとも言われているので、実は時代に乗り遅れている人が結構いらっしゃるのかもしれません。
それも自分が気づいていない中に…。
自分はこう育ったと過去にとらわれるよりも、こう育ったがこうなりたいと先を見るようにしないと今後は生き残れないのかもしれません。
みんな呼びタメだと楽
みんながみんながタメ口を使用しているわけではありませんが、タメ口の方が距離感が縮まっているように見えるのがワンピース世代です。
しかし、ガンダム世代はそれが違和感に覚えてしまって仕方ないのです。
ワンピース世代からすると、タメ口で話せることがどれだけ楽なことかということです。
要は敬語などを使って変に自分を飾る必要がないからです。