しかし、保守的な考えの強いガンダム世代はタメ口を使用することにすごく抵抗があるのです。
上司からタメ口でいいと言われても、なかなかタメ口で話すことができません。
よく、会社の飲み会の席などで、上司の人が「今日は無礼講だ」と口にしてもなかなかガンダム世代の人は、無礼講を実施することができません。
なぜなら、体に上下関係の厳しさが染みついてしまっているからです。
要は習慣化されてしまっているのです。
故に呼びタメを使うことに関してはかなりストレスを必要としています。
逆にワンピース世代は敬語を使いわけることにストレスを感じる世代なので、呼びタメの方が楽と思えてしまうのです。
年下から呼びタメを提案するのはOK?
それではガンダム世代の方が一番気にしている年下からの呼びタメはどうなのかという部分についてですが、これは今の若い世代。
いわゆるワンピース世代は特に上の人の目を気にしていません。
上司から嫌われたら会社にいられなくなるというような感じにとらえているガンダム世代とは違い、会社をすべてと思っていないのがワンピース世代です。
会社名や経歴で生きているガンダム世代と個人で生きているワンピース世代の違いはここです。
しかし、それでも世代間のギャップはあります。
そこでここからはワンピース世代に対してのアドバイスという感じに呼びタメについて説明していきたいと思います。
ワンピース世代のみなさん!ガンダム世代の方への接し方だと思って読んでいただけましたら、幸いです。
最初から呼びタメは不快感を与えることも
目上の人に対して最初からタメ口で話すことは、相手にもよりますが、良いと感じる人は少ないと思います。
なぜなら、今あなたたちの上司になっている人たちはガンダム世代の方が多いからです。
つまり、上下関係に厳しい時代を生きた人たちで、早くあの上司みたいになりたいと思って生活してきた人たちだからです。
つまり、年下から敬語ではなく、タメ口を使われることに激しく抵抗感を覚えているのです。
中には腹を立てる人もいて、長い説教タイムになることもしばしば…。
ワンピース世代の人に言わせてみれば、ちっちゃいと思うかもしれませんが、生きた環境が違うので仕方がありません。
特にこのガンダム世代は詰込み世代でもあるので、自分がやられた嫌なことも詰め込まれているのです。
つまり、それを吐き出さないと気が済まない世代でもあるのです。
ガンダム世代の人が部下に対して「使えない」「マジ終わっている」などと口にしているときは、それは自分が言われてきたから口にしているのです。
つまり、ガンダム世代の人に対しては最初からタメ口で行くのは避けた方が良いかもしれません。
というか避けましょう。
言い方にもよる
実は世代を問わずタメ口に関して違和感を持っている人はいらっしゃいます。
ワンピース世代でもタメ口はちょっとと思う方もいらっしゃいますが、要は言い方によります。
タメ口は乱暴な口調のように思えてしまっている人がいるからそうなのです。
実際はそんなに乱暴ではないし、人によってはタメ口なのに、すごく柔らかく聞こえるという方もいらっしゃいます。
つまりは、その人の印象がタメ口の印象になっているのです。
特にタメ口を平気で使う人の多くはチャラい感じがしたり、凶暴な感じがしたりするので、タメ口を使う人に対して苦手意識を持ってしまう人もいらっしゃいます。
まあ、ガンダム世代から見ると、生意気な感じにしか見えないので、すごく不快な思いをされる方が多いらしいです。
相手に対して呼びタメをする場合は言い方や口調にも気を付けましょう。
何度か会話を交わした後に提案してみるのが無難
最初から呼びタメが厳しいのであれば、何度か会話を重ね自分を知っていただくことができたあたりに呼びタメをしてみるのが無難なのかもしれません。
というか、仲良くなっていけば自然とタメ口で話すケースが増えてきます。
それはたとえ上司であってもです。