最初こそ行為を拒んでいた妻側に問題があると認定されたであろうに、不倫をしてしまえば有責配偶者が夫になってしまいます。
本末転倒です。
不倫男の10個の本音って?
さて、上記までは、ほとんどがあくまで“おべんちゃら”です。
同情を誘う目的の理由として言われることが多いだけで本音ではありません。
本気で不倫相手のことが好きなら、どうして今の婚姻関係を解消しないのでしょう。
その理由を突き詰めて出てくるものは、信じられないものばかりなのは当たり前です。
理解できるかどうかは別として、一応見ておきましょう。
頼られたい
妻や子供に頼って欲しいのに活躍の場がないという夫が抱きやすい感情です。
付き合っていたころは家計も生活も別々ですから、食事をおごったり何か手伝ったりするだけでも活躍した気になれましたが、結婚すると家計は一緒なので食事をおごることに意味はなくなりますし、手伝うのも生活を共にしているのですから、むしろ率先してやるべきことになってしまいます。
しかし、女性から頼りにされたいと思う男性は多いです。
その上、食事をおごるとか重たいものを持つくらいしか頼られ方を知らないのですから困りもの。
活躍の場を失って自分の存在価値がわからなくなってしまいます。
男らしさを出したい
不倫相手とは家計が別なのでプレゼントや食事をおごるだけでも素直に喜んでくれる(貯金に回そうとか言われない)ので、金銭以外の頼られ方を知らない男性からすれば好都合です。
この心理で不倫相手を選んでいる場合、常に優位に立てる格下の人間を好みます。
自分がいないとダメになってしまうと思える女性が良いのです。
ただし、本格的にその女性のことを背負って生きていく気はサラサラなく、安定した家庭に足りない部分を不倫相手で埋めているに過ぎません。
なぜなら、頼られたいという欲望と同時に、誰かの人生を背負っていくのは面倒臭いと思っているからです。
安らげる場所がほしい
安らげる場所、言い換えると現実逃避できる場所を求めた結果が不倫になっているケースです。
独身の頃なら急に仕事をやめてもなんとか生きていくことはできますし、住んでいる場所に飽きれば引っ越しだってできるし、たまには高価な買い物をしたって文句も言われません。
しかし、妻や子供のことを考えると、そこまで自由に振舞うことはできなくなります。
妻も働いていて十分な収入があったとしても、2人合わせての収入で家計を運用しているのですから、自分だけ勝手にドロップアウトすることは許されず、仕事がシンドイときなどには窮屈さを感じ始めます。
不倫相手に対しては、このような義理を考える必要がないので精神的に楽です。
仕事の愚痴をどれだけ吐露しても「仕事辞めたいの?辞めてどうするの?」などと追及されることもなければ、不安にさせることもないので安らげます。
安心して自分らしくいたい
社会人ならわかると思いますが、ふと「本当の自分って何だっけ」と我に返る瞬間があります。
たくさんの人格を使い分けて生きている人によくある傾向です。
部下に見せる“仕事がデキる部長”、上司にとって“ここぞというときに頼りになる後輩”、妻からの“素敵な旦那”、そして子供にとっての“頼りがいあるパパ”。
これだけの顔を演じ分けて生きていると、10代あたりの何の役割も担っていなかった個人としての人格が消え失せた気がしてくるのです。
不倫相手を求めるとき、この感覚を取り戻そうとしています。
単純に自分の欲望だけで動いて良い場所、自分自身でいられる場所が不倫相手というわけです。
甘えられたい
頼られたいとも酷似していますが、それ以上にもっと甘々な関係を求めているケースです。
「一緒にいたい」「チューして」「まだ帰らないで」といった言葉や態度を欲しがっています。
新婚生活なら、まだこういった関係が存在すると思いますが、結婚してから何年もたつと、さすがに妻とラブラブ状態が続いている方が少ないです。
“いて当たり前の存在”にお互いなっていくので寂しく感じ、寂しさが振り切れると不倫に走るようです。
とくに子供がいる家庭に多くみられます。