いつ冷められるかも分かりませんし、いつ他人に取られてもおかしくない関係です。
そんな脆い関係だからこそ、余計にその執着心が過熱してしまい、独占欲の強い依存した関係になってしまうのです。
諦めたくない
執着心が強いと、何事にもあきらめたくないという感情が働きます。
これは通常の生活であればプラスになることも多いです。
ずっと頑張ってきたスポーツの試合などでは、その勝利に執着する心が実際に勝敗を決めることはよくある話です。
仕事でも同様、執着心が仕事の達成や中身のあるいい働きをすることに繋がります。
恋愛ではこれがプラスに作用するとは限りません。
諦めないというのは一見大切に思えますが、例えば彼女の意見が全く逆なのに自分の意見を通すことを諦めないとなると、話は全然変わってきますよね。
独占欲の強い人の「諦めない」は、こうした自分の意見を通すことに対して現れることが多いです。
彼女としてはかなり厄介ですよね。
4.友達が少ない
独占欲の強い人は、その執着心の強さから友達もあまり多くない傾向にあります。
大勢の人よりも少人数の深い関係である友人に対して執着心が沸きますので、その他の人に対してはなんの興味もないという人がほとんどです。
広く浅く付き合うということができず、狭く深い関係をずっと長く続けていきたいと考えているのです。
周りにいい顔をすることもあまりなく、そのせいか大事な友達とどうでもいい人への態度の差があからさまであることも多いのです。
こうした理由から、友達付き合いは上手い方ではなく、そんなに多くの友達がいるということはないようです。
助け合った経験がない
こうして同じ友達とだけずっと付き合ってきたため、他人と理解し合って助け合うということを経験したことが無い人が多いです。
色んな人間と関わりを持っていれば、その都度合わない人はでてきますし、その人たちとどう上手くやっていくかということで何度も頭を悩ませますよね。
面倒なことのように思えますが、こうした経験は他人が自分とは違うということを意識するきっかけとなり、相手のことを尊重できるようになるのです。
こういった経験がないために、相手の気持ちを考えることなく自分の意見だけを通そうとする人間になってしまうのです。
飾らず話ができる人がいない
友達が少ないということは、飾らずに本音で話をできる人もほとんどいないということです。
飾らずに自分をさらけ出して相談したり悩みを聞いてもらったりすると、友達から冷静なアドバイスをもらったり時に怒ってもらうことができます。
こうした相手がいないと、自分が間違っていると言うことに気づけず、いつまでたっても恋人に自分の意見だけをぶつける人になってしまうのです。
恋人以外の誰かが、それは間違っていると言えなければ、こういうタイプの人は一生理解することはないでしょう。
5.恋愛経験が少ない
独占欲の強い人に多いのが、恋愛経験が少ないということです。
恋愛経験が乏しく今の人が初恋人だったり初めて本気で好きになった人だとしたら、自分の感情をコントロールできずに独占欲を全開にしてしまう傾向にあるのです。
人と恋愛すると、そのたびにいろんな感情を知ることになります。
相手への執着心、異性と分かり合うことの難しさ、そして他人は考え方が違うという大前提など。
本気で人を好きになってこそ、こうした困難を経験して恋愛がいかに難しいかということを学んでいくのです。
そして、相手を尊重するということも学ぶことが出来るのです。
恋愛経験がないと、こうした感情を知ることが出来ません。
全てのことが今の人が初めてとなるので、どう対処すればいいのかわからずにただ自分の感情をぶつけてしまうのです。
離れると次がない
恋愛経験が少ないと独占欲が強くなるのは、離れると次がないと思っている場合もあります。
恋愛経験が今までなかったということは、自分が好きになれる人がいなかったのかそれとも好きになってくれる人がいなかったかのどちらかです。
どちらにしろ、今の恋人はこの人にとってとても特別な存在なのです。