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「ご贔屓」の意味とは?ビジネスでの...(続き3)

助手

助手は元々「仕事の手助けをする人」という意味です。

しかし最近では、立場に関係なくある人の手伝いをする人のことを助手と呼ぶようになっていますので、贔屓をした相手に対してあれこれと世話を焼くことから、助手も連想される言葉の一つになっています。

贔屓をする人は、その対象となる人に対して少なからず相手のためになる行動を取ります。

例えば贔屓している部下の有給申請だけを快く受理したり、目をかけているバイトの給料だけを少し多めに払ったりと、何かしらの行動に表していることがほとんどです。

言葉で他の人たちとの差別化を図ることもありますが、試験の際には間違っている部分にあえて丸をつけたり、特定の相手にだけ飲み物を奢ったりと、やはり行動としても贔屓を示すことが大半でしょう。

そうした贔屓する相手への行動が、例えば会社のスポンサーになるような大きな手助けの場合には、人によってはまるで助手のような働きをせっせとする人もいることでしょう。

援軍

「援軍」には「加勢の仲間」という意味があります。

大袈裟に聞こえるかもしれませんが、特定の人物の手助けをすることが援軍ですので、その意味では贔屓から連想される言葉と言えるでしょう。

援軍という言葉にもなると、贔屓する人物を助けるための行動も大きなものが連想されます。

例えば後援会の会長として贔屓する相手を最大限にバックアップしたり、金銭面の援助を惜しまなかったりと、単なる贔屓とは言えないほどに、かなり自分の資産や時間を相手のために活用する人に対しては援軍が相応しい言葉でしょう。

一人でそれだけ大きな援助が出来れば一人でも「援軍」と称することが出来るでしょうし、また一人ひとりの助けは些細でも、贔屓する相手を手助けする人数が多ければそれもまた援軍になるでしょう。

理解者

贔屓する人とされる人との関係が親密であるのなら、贔屓をされる人にとって自分を贔屓してくれる人は、良き理解者であることでしょう。

頼んでもいないのに一方的に贔屓をされ、それで周囲の人間関係に悪影響を及ぼしてしまう場合には、贔屓される人は自分に目をかけてくれることを嬉しいとは感じないでしょう。

しかし、目をかけてあれこれと世話を焼いてくれることで実際に自分も助かっているのであれば、贔屓される人は自分を引き立ててくれる人に感謝の気持ちを抱きますし、同時に心を開くでしょうから、互いに良き理解し合う関係を築くことが出来るでしょう。

贔屓と聞くとあまり良くないイメージを抱く人も多いですが、互いの関係性がしっかりとしていれば、贔屓による行動はお互いのためになるでしょう。

「ご贔屓」のビジネスでの使い方や返し方

「ご贔屓」という丁寧な言い回しは、主にビジネスシーンや公の場で使われるのが一般的です。

しかし、その言葉がビジネスシーンで使われることを知ってはいても、実際に使いこなすことが出来なければあまり意味はないでしょう。

見るとやるはまったく違うように、「ご贔屓」を知ってはいても実際にそれを使えなければ、適切な場面で相応しい言葉を選んで使うことが出来ませんし、「こんな言葉も使えないのか」と上司に叱られてしまうこともあるかもしれません。

実際に丁寧な言い回しが出来て初めて、それを聞く相手もこちらが社会人としての教養やマナーをきちんと備えていることを理解しますので、「ご贔屓」をいつでも使いこなせるように日頃から練習しておきましょう。

ビジネスシーンでどのように使えばいいのか、また「ご贔屓」を言い換えるならどのような言い回しをするのかなどを以下にご紹介していきます。

例文

「ご贔屓」をどのように使えばいいのか分からない時には、例文の使い方をそのまま覚えておくと、間違った使い方をするリスクを減らすことが出来ます。

例文では日頃からよく使われる内容をまとめましたので、場合によってはそのまま使うことも可能です。

例文を覚えてどんなふうに使えばいいのかを理解したら、自分でも積極的に使っていきましょう。

使う機会が多ければ、それだけ使いこなすのも早くなるでしょう。

ご贔屓いただきますようお願い申し上げます

この例文では、簡単に言うと相手に対して「今後も贔屓してください」とお願いしています。

以前からの契約関係にある会社とのやりとりの場合には、今後もこれまで同様に自分の会社と契約関係を続けて欲しいというお願いの気持ちを込めて、文末に一言添えることがよくあります。

いつも自分の会社と取引してくれる会社や顧客は、自分たちの会社にとっては逃がしたくない大切な存在です。

それらの相手に対して、図々しく感じさせない程度に今後の関係もお願いする際には、「今後とも、ご贔屓いただきますようお願い申し上げます。」と丁寧な言い回しをすることがあります。

ご贔屓にあずかり、誠にありがとうございます

いつもお店や会社を利用してくれる顧客に対するお礼の言葉として、「いつもご贔屓にあずかり、誠にありがとうございます。」と使うことがあります。

いつも自分のところを利用してくれる大切な常連に対して、「いつもうちを使ってくれてどうもありがとう」という感謝の気持ちを丁寧な文章として言い表してありますので、言われた相手も良い気分にはなっても、悪い気分にはならないでしょう。

「ご贔屓」という言葉には「常連客」のニュアンスが込められていますので、顧客も「自分は常連だと向こうは分かっている」と理解出来て満足になることが多いです。

常連客の中には自分が常連であることを店や会社に分かっていてもらいたいと考えている人も多いです。

そうした人の自尊心を満足させることで、その後も贔屓をしてもらうことに繋がるでしょう。

長らくご贔屓にしてくださいまして、ありがとうございます

老舗のお店や会社の場合、何十年と自分のところを使い続けてくれている顧客も少なからずいるでしょう。

そうした顧客に対するお礼の言葉として、「長らくご贔屓にしてくださいまして、ありがとうございます。」と使うことがあります。

ちょっとした常連客であれば、「いつもご贔屓くださりありがとうございます。」の一言だけでも済みますが、何年何十年と利用し続けてくれている顧客は店や会社にとっては貴重な存在ですので、通常の贔屓客とはまた一線を引いた言葉選びをする必要があるでしょう。

末永くご贔屓を賜りますよう、お願い申し上げます

例えば初めて自分の会社に訪れて顧客となってもらえた人に対して、今後の長い付き合いを願う形として、「末永くご贔屓を賜りますよう、お願い申し上げます。」と使うことがあります。

自ら「贔屓してください」とお願いをするのは図々しい気がするかもしれませんが、このように丁寧な言い回しをされれば、顧客はさして気にならないものです。

「この先長くお付き合い出来ますように」という気持ちを丁寧な言葉にしていますので、新規の顧客に関してはよく使える言葉でしょう。

相手が目上である時には

「贔屓」という言葉を用いて文章を作る時には、必ず気をつけなければならない点があります。