実際、臨機応変な人は相手の気持ちを正しく把握する能力や、他人の視点を通して物を見たり考える能力があるので、相談相手にはピッタリと言えます。
相談内容はもちろん、相手が今どんな感情を抱いているのかによっても、対応の仕方が変わってきますよね?
例えば、冷静に話が出来る状態でなければ、いくら適切なアドバイスをしても、相手には上手く伝わらない場合があります。
そういう時は、相手が落ち着くまで何も言わずに、とことん話を聞いてあげるなどの対応が適切なのではないでしょうか?
相手がどうして欲しいと思っているのかを正確に把握出来れば、その希望を叶える事でトラブル処理がしやすくなります。
その点、臨機応変な人は相手の様子を見て、相手の望む事を冷静に見抜く事が出来るので、適切な対応が出来るのです。
臨機応変になるには?
さて、みなさんは“臨機応変に動ける人の7個の特徴”にどれ程当てはまったでしょうか?
結構当てはまった人は、臨機応変に動ける人として、周りからも一目置かれているかもしれませんね。
逆に、「1つも当てはまらなかった…」と落ち込んでいる人も大丈夫です。
ここからは、“臨機応変になる為の方法”をご紹介します!
臨機応変な対応が出来る様になりたい人は、次の方法を是非実践してみて下さいね。
それでは早速チェックしていきましょう!
1.代替案をイメージしておく
臨機応変な人は、今進めている事が上手くいっていたとしても、常に他の案をいくつか持つ様にしているもの。
次の瞬間にはトラブルが起きても不思議ではないからです。
「計画通りに進んでいるな」という安心や甘えが隙を作ります。
こうなると、実際にトラブルが起こった時にフリーズしてしまう、なんて事も珍しくありません。
だから、いざという時に臨機応変に動ける様にする為にも、常に代替案をイメージしておく事が大切。
事前に準備しておけば、対処もしやすくなるはずです。
その為にも、良い結果や悪い結果、考えられる全ての事をある程度予測しておきましょう。
もっと極端な事を言えば、心配性な人の様にリスクを想定しながら行動すれば、起こり得るトラブルも見えてくるはず。
「こういう事が起きるかもしれない、その時はこういう対策を取ろう…」といった感じで、起こり得るトラブルに対するベストな対策を立てる様にするのです。
あらゆるケースに対応出来るように準備しておくことが大切です。
臨機応変な考え方を身に付けるには、現在取り組んでいる作業が次にどう繋がり、最終的にどんな形となるのか…?
など、順を追って考えていく事で、冷静に分析することが重要です。
計画通りに行かないことも
あらゆる事態を想定し対策を練っていたとしても、予想を遥かに上回るトラブルが発生する事もあるでしょう。
完璧な計画を立てたとしても、その計画通り物事が進むとは限りません。
自分の考えたプラン通りに進める事を重視し過ぎて、思い通りに進まなくなった時にどうして良いか分からなくなってしまうのが、臨機応変な対応が出来ない人の特徴です。
なので、計画を立てる際も、「100%計画通りいく保証はない」という事を忘れない様にしましょう。
だからと言って、適当な計画を立てるのはダメですよ?
計画通りに進めようとするのではなく、その場の状況に合わせた行動を取る様にするのがポイントになります。
つまり、日頃から機転を利かせた行動を心掛ける事が大切なのです。
例え計画から逸れたとしても、その場に合った違うやり方を見つけ柔軟に対応していけるのが臨機応変な人なのです。
そう考えると、臨機応変な人に近づく為には柔軟性だけでなく、やはり広い視野や気持ちの切り替えなども必要になりそうですね。
2.行動する
臨機応変な人に近づく為には、とにかく行動する事が大切。
頭の中でどれだけ良い策を考えていても、それを実践しなければ意味がありませんよね?
それに、色々な経験をして知識を積めば、解決策の引き出しも増えますし、物事を見通す力も養われるはずです。