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臨機応変に動ける人の7個の特徴!臨...(続き6)

例えば、何かしらのトラブルがあったと判明した時、何が起こったのか分からず、それだけで頭の中が真っ白になり、その後の対応が出来なくなってしまうのです。

これでは適切な対応どころか、動けない事で事態がさらに悪化してしまいかねません。

臨機応変に動く為には、どんな状況においても冷静に物事を判断し、行動する気持ちの余裕が何よりも重要なのです。

なので、一生懸命さで評価されている様な人や、自分の能力を全力で出し切って仕事をしている様な人は、見方を変えると、必死過ぎて余裕がなく、それ以上の能力を瞬時に出して対応する事が困難と言えるので、臨機応変に動くのが苦手かもしれませんね。

意外と、大雑把でドーンと構えている様な人や、適度に手を抜いて要領良く仕事をこなしている様な人の方が、臨機応変だったりするものです。

それから、細か過ぎる人も色々な事が気になってしまい、臨機応変に動けないかもしれません。

全体をスムーズに進める為には、細かいところをいちいち指摘していては、なかなか進展しませんよね?

例え細かい部分に多少変なところがあっても、後で修正が出来るものであれば、とりあえず保留にし、進めなくてはならない場合もあるでしょう。

しかし、細か過ぎる人や拘りが強い人は、細かいところの問題も1つ1つクリアしていかないと気が済まない…。

だから時間が足りなくなって、心にも余裕がなくなってしまうのです。

上で優先順位の話をしました。

「今は何をすべきか?」「後で挽回出来るのか?」「挽回にはどのくらいの時間と労力が必要か?」などの判断を瞬時に行う能力も養っていかなくてはなりません。

また、臨機応変な人は決して完璧を目指しません。

なので、完璧主義者も予期せぬトラブルには弱いと考えられます。

完璧主義者はプライドが高いので、自分が練った完璧な計画でトラブルが起こったと分かった時点で、「そんな訳がない!」と事態を受け入れる事が出来ないのではないでしょうか?

一方、臨機応変な人は完璧ではなく、自分の中にある合格点(あくまで周りからも評価されるライン)を目標とし、1つの事を完璧にこなすのではなく、全ての事で合格点を目指しているのです。

例えば、1教科だけ100点満点で他の教科は40点の人より、全ての教科が80点の人の方が勉強が出来る様に思えますよね?

だから臨機応変な人もこれと同じで、完璧でなくても周りから評価されるのです。

日々の心がけから

今回は、“臨機応変な人”に注目し、“臨機応変に動ける人の7個の特徴”と“臨機応変になる方法”をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

ここで1つ注意しておきたいのですが、今回ご紹介した“臨機応変になる方法”を実践したからと言って、すぐにそういう行動が取れる様になる訳ではないという事を覚えておいて下さい。

何事も初めの内は上手く行かないもの。

時間を掛け、ある程度経験を積んでこそ、どんな状況にも対応出来る様になるのです。

上でも説明した通り、何事にもスマートに対処出来る様になる為には、日頃から色々な事を考えて、様々な“力”を付けておく必要があります。

みなさんも今回ご紹介した事を参考にして、臨機応変に動ける人を目指してみて下さいね!