別れたい理由が相手にある場合は「あなたの、~なところが私と合わなかったから」や
「あなたの、~なところがどうしても気になって、気持ちが離れてしまった」と相手に伝えれば、相手も自分も「合わなかったんだなぁ」と理解してもらえますよ。
「実は…」「前から思っていたけど…」
相手にとっては「前から思っていたことを今さら聞いても取返しがつかない」というのが本音でしょう。
交際中に相手の言動、行動などの自分に理解できない部分を、直してほしいと思ったのに言えなかったため、別れる原因になることもあります。
相手を傷つけたくないばかりに、言えずに我慢してしまうといつしか、思いが爆発しそうになることもあるでしょう。
冷静に話をしていても、溜め込んでいた思いを話すことで感情的になってしまう場合も考えられます。
本来は、お付き合いしていく中で、少しずつ話せていられれば防げますよね。
もし、前から思っていたことを話すなら、「なかなか話せなくて、ごめんなさい」とお詫びしてから、話し始めるように気遣いましょう。
また、「知らなかったとはいえ、いつも不愉快な思いをさせてしまった」と相手にショックを与えるかもしれませんので、くれぐれも気をつけてください。
「親(友達)に反対された」
「親や友達に反対された」「あなたと交際するようになってから、私に対して周りの人の評価が下がった」などと明らかにに責任転嫁となるような言動も慎みましょう。
もし、自分が相手の立場なら、人に言われた通りに行動しているなんて、理解できますか?あくまでも、自分の気持ちに基づいて話しましょう。
逆に、本当に好きなら、周りの反対なんて押し切ってでもお付き合いしますよね?別れる場合も、本気なら同じでしょう。
昔は、身分の違いで交際を反対されることが当たり前だったことでしょう。
現代社会であれば、そういったことが多少はあったとしてもほとんどは自分たちの努力でどうにかなります。
親や周りの人から交際を反対されたことを話したことで、「周りの人に認めてもらえるように頑張るから」なんて、本気を出されたら別れる理由がなくなってしまいますよね。
「自分より良い人と出会えるよ」
相手の気持ちをほかに向けさせるようなセリフで効果がありそうですが、気休めな言葉ですね。
今の自分を下げるようなことは言わずに、「お互いにいろいろな人と出会って、成長していこう」と、前向きな言葉を選ぶようにしてみましょう。
ここは、相手がほかの人と交際することで、自分を忘れてほしいと思わせたいところですが、
必ずしも他の人と交際することだけがすべてではないので「お互いの成長」という言葉を使用してもよいと思います。
メールで別れを切り出す
メールで簡単にお別れしようというのは、あまりにも相手を軽く見ていることになります。
大変失礼な行為ではないでしょうか?どうせ別れるんだから、 顔を合わせなくてもいいというのは筋が通らない気がしせんか?
メールで「お話があるから、会いましょう」と約束する手段としてはアリですが、実際にきちんと会ってお話するようにしましょう。
どんな状態であれ、始まりと終わりのけじめはきちんと面と向かってするべきではないでしょうか?
実際にメールで、別れようとして相手にキレられたといった話を聞いたこともありますし、筆者も経験があります。
「どうせ、別れるんだから顔を合わせて話すなんて無駄でしょう!?」と言われたことがありましたが、あれから10年以上たってから思い出してもかなり、不愉快な気分です。
やむを得ない事情がある場合以外は、面と向かって話すべきだと思います。
隠し事を暴露する
隠し事と言っても、相手が知らなくてもよい情報をわざわざ知らせる必要はありません。
むしろ、相手を過剰に傷つけるだけですし、わざわざ自分の品位を下げることはしなくてもよいでしょう。
自分の秘密を打ち明けて、相手にショックを与えることで別れを切り出す方法も一つの手段ですが、お互いが感情的になりやすい行為なので、できるだけ避けましょう。
隠し事が別れの原因な場合は、相手に真実を話すべきですが、そうでない場合は言わなくてもよいでしょう。
楽しく過ごした後で切り出す
楽しかったあとでの別れ話は、相手にとって相当厳しいものがあるでしょう。
相手にとっては「なんで?こんなに楽しかったのに?訳が分からない?」という心境になります。
楽しかったデートのあとには誰だって「また会って楽しく過ごしたい」と思いますよね?
こうして、相手に期待を持たせないためにも、楽しく遊んだあとに話を切り出すことはやめましょう。