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自己犠牲をしてしまう人の21個の特...(続き3)

ちなみに、言い争いが苦手な理由には、「周りの人達が衝突し合って傷付くのが嫌!」というパターンの他に、「自分が面倒な言い争いに巻き込まれるのは嫌!」というパターンもあると思います。

何だかんだ言って、人間は自分が一番可愛いところがあるので、自分を守る為に自己犠牲している部分もあるのでしょう…。

11.人に頼むことができない

人に頼む事が出来ずに、仕方なく自分が我慢する事になるケースもあるでしょう。

これは、上手くコミュニケーションが取れない人・人の痛みに敏感な人・優しい人・世話焼きな人などに見られるパターンです。

あるいは、「これを誰かに押し付けてしまえば、きっと後味が悪いだろう…」と考える様な、誰かが嫌な思いをしているのを見るのが耐えられない人とかも、身代わりになる場合があるかもしれませんね。

また、人の気持ちに敏感な優しい人というのは、自分の気持ちよりも、周りの人の気持ちの方が気になってしまい、みんなが「嫌だ」「面倒だ」と思う事を誰かに頼む事に気が引けてしまうのでしょう。

「みんなから無理矢理押し付けられたせいで、本当は嫌なのに断れないのではないか…?」とか「自分がもしあの人の立場だったら、絶対に嫌だろうな…」と考え、代わりに犠牲になってしまうのです。

12.人にやらせて変になるのが嫌

「人に任せて変になったり失敗するのは嫌!」とか「最終的に二度手間になったり、そのせいで時間が掛かるのは面倒…」といった理由から、結局自分でやる事になり、自己犠牲の様な形になってしまうケースもあるみたいです。

これは、他人の事が信じられなかったり、完璧主義な人に多いと言えます。

そういう人は、誰かに頼みたい気持ちはありつつも、「自分が思っている通りに仕事をこなしてくれるかが気になる」とか「他人に任せて失敗してしまった時に納得出来ない!」とか「結局、自分でやった方が上手くいきそうだし、失敗しても納得出来る」と考える訳です。

13.断れない


上で紹介した「強く言えない」とか「周りの人が強く、言いくるめられてしまう」というのと似ていますが、人から頼まれるとなかなか断れない人も自己犠牲をしなければならい羽目に遭う事が多いと言えるでしょう。

もちろん本人は、「自己犠牲なんてしたくない!」と思っている訳ですが、気が弱かったり優柔不断だったりすると、「お願い!」と頼まれた事に即座に断る事が出来ず、気付いたら自己犠牲をせざるを得ない状況に追い込まれてしまう事も少なくないのです…。

ただ、断るという行為はとても神経を使うものでもあります。

必死に頼まれれば断る際に心が痛むでしょうし、断る際に相手を傷つけたり不快な思いをさせない様にしないと、相手との関係が悪化したり面倒なトラブルが起こる恐れも出てくるのです。

さらに、しつこく何度もお願いされると、断り続けるよりも引き受けてしまった方が一時的に面倒が減るように感じる場合もあるでしょう。

14.誰もやってくれない

「誰もやってくれないから、仕方なく自分が犠牲になる」というパターンも少なくありません。

誰かが我慢して何かしらの行動を起こさなければ状況は何も変わりませんし、「誰かがやるのを待って時間を無駄にするくらいなら、自分が我慢してやっておこう」と思う人は多い様ですね。

15.ありがとうと言われるのが好き

これは上で説明した「周りに認められたい」とも似ていますが、人から「ありがとう」と感謝される事に快感や喜びを感じて、自ら率先して自己犠牲を行う人もいる様です。

確かに人から感謝されれば悪い気はしませんし、もっと「ありがとう」と言われたくて頑張った結果、自己犠牲という形になってしまうのも分からなくはありません。

しかし、わざわざ犠牲を払わなくても人から感謝される機会はあるはずです。

自己犠牲までして感謝される事を望む人というのは、得意な事や自慢出来るところがあまりなく、人から感謝される経験も少ない傾向にあるかもしれません。

自己犠牲を払った時にしか感謝されないので、自らそういった環境を作り出している(=犠牲を払いに行っている)とも言えるかも…。

16.我慢するのがかっこいいと思っている

「我慢するのが格好良い」と思っていたり、正義のヒーローや悲劇のヒロインに憧れている人にも、自己犠牲の精神が見られます。

また、自己犠牲の精神が染み付いている人というのは、自分が良い状況に立たされている事に不安や抵抗を覚えるそうです。

というのも、自分が良い状況にある事で、他人から嫉妬されたり疎まれる事に恐怖感を抱いているのだとか。

(ただし、本人はこの事に気付いていない場合が殆ど)

つまり、「他人から嫌われない様に、周りより優位であってはならない」という極端な意識が自己犠牲に繋がっているのだと考えられます。

そうやって常に自分を悲観的な状況に置き、安心感を得ているのです。

しかも自己犠牲は、自分を不利な状況に追い込みつつ、他人を良い状況に持っていく事も可能です。

「あの人は大変だ」「かわいそう…」と周りの同情を誘うのにもピッタリな方法と言えるのです。

17.自分にしか出来ないと思っている

「自分だけがこの状況を何とか出来る!」とか「自分が何とかしなくては!」という考えに頭が支配されてしまうと、自己犠牲の流れになってしまう事が珍しくないと思います。

きっと本人的には、自分がまるで救世主になった様な感覚なのでしょう。

特に、今まで他人から強い期待をされた経験がない人だと、周りから懇願された時に「期待に応えなければ!」と強く心を動かされる傾向にあるかもしれません。