CoCoSiA(ココシア)

熟考するための10個の注意点(続き5)

そうする事によって、自分の考えを客観的にみる事が出来るようになります。

考えがまとまらないという事は、それだけ自分の中に沢山のアイディアがあるという事なのでしょう。

だからこそ、そのアイディアをまとめる事を意識する事によって自分の考え自体をまとめる事が出来るようになるのではないでしょうか。

まとめながら

熟考した事を紙にまとめる際には、ただ書き出せばいいという事ではありません。

何が必要で何が必要ではないかをしっかりと考えながら書き出していく事が重要です。

つまりは自分の考えをまとめながら文字に書く出して行く事が重要となるのです。

ただ無条件に書き出していく作業でも、ある程度自分の気持ちを整理する事は出来るでしょう。

けれど、熟考するという観点から考えればそれは少々不十分かもしれません。

より確実に意見をまとめる為には、自分の考えをきちんとまとめる事を意識してみてはいかがでしょうか。

無理に熟考しない

熟考はしようと思ってするものではありません。

知らず知らずのうちにしてしまっているものなのです。

だからこそ、あえて無理をしてまで熟考する必要などないのです。

何か大きな問題にぶつかった時に熟考する事は自然の流れです。

けれどそうでもない時に熟考するのは少々大げさというものです。

周りの人が熟考しているから、だただ何となく自分もやってみる。

そんな事もあるかもしれません。

ン日本人は特に他人からの目を気にする傾向があります。

だからこそ、他の人が熟考しているとつい自分も真似してしまう事もあるのです。

ですが実際にはそれをする必要が無い場合もある事でしょう。

他人と同じ行動をとる事が全てではありません。

自分に必要ないと思うのであれば、する必要はありません。

また、なんでも間でも熟考していては決まるものも決まりません。

時には決断力を持って行動する事が必要な事もあるでしょう。

その決断力を養う為には、熟考する事が邪魔になる事もあるのです。

無駄な事とは言いませんが、時には自分の判断を信じて気持ちのままに行動してみる事も重要です。

無駄な熟考は必要ない

人生に失敗はつきものです。

失敗した当時は、後悔もする事でしょう。

どうしてこんなことになってしまったのかと悲しむ事もあるかもしれません。

ですが、それも全て今の自分につながっているのです。

何の挫折も無い人生など、つまらないものです。

一見平和そうに見えるかもしれませんが、実際には人間としての成長をする事も出来ずにずっと同じ状況で過ごす事になります。

そればかりか、後退していく一方になるかもしれません。

だからこそ、失敗もまた必要な経験です。

なんでもかんでも熟考してしまう人の中には、極端に失敗を恐れているという人も居るのかもしれません。

出来るだけ失敗をしたくないからこそ、自分が出来る最善の方法を常に探しているのです。

ですが、結局人間は失敗する生き物です。

その為、その経験を避けようとする事自体が無駄な事なのです。