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熟考するための10個の注意点(続き6)

熟考も、なんでもすればいいというものではありません。

時には、瞬発力を必要とする決断もある事でしょう。

そんな時すら熟考をしてしまっては、それはまさに無駄な事でしょう。

熟考する内容の優先順位をつける

人が持つ悩みは一つではありません。

いくつも同時に悩みが出てきてしまう事もあるでしょう。

それらを一つ一つ熟考しているととても時間がかかります。

時間をかけて悩む事がいけないという事ではありませんが、なんでも間でもやみくもに熟考していると必要な時に結論を出す事が出来なくなってしまう事があるのです。

悩みを多く抱える事となってしまった場合には、それを考える前にまず何が一番優先なのかを考えましょう。

物事に対して優先順位をつける事によって、必要な期日までに自分の気持ちをしっかりとまとめておく事が出来るようになるというものです。

物事には必ず優先順位があるはずです。

だからこそ、必要な事を必要な順番で答える事が出来るように考えをまとめる事が出来てこそ熟考する意味があるというものです。

だからこそ、自分の気持ちを優先する事も大切ですが、一度冷静に何から考えればいいのかを判断しましょう。

悩みが一つ解決すれば、いもずる式に多くの事が解決するかもしれません。

時には諦める

熟考をしすぎると、どこで終わらせたらいいのか分からなくなってしまう事があります。

考えれば考えるほど、泥沼にはまってしまうという事もあるでしょう。

また、人の意見に振り回されすぎて結局自分が何をしたいのかを明確にする事が出来なくなってしまうという事もあるかもしれません。

余りにも長く熟考しているのであれば、一旦諦める事も必要です。

ずっと考えていても良いアイディアが浮かぶ事はありません。

まさにエネルギー切れの状態です。

その状態で何を考えても良いアイディアなど出てこないのです。

そればかりか、無駄な時間を使う事となってしまうのです。

だからこそ、どうしても考えがまとまらないという時には、諦めてしまう事も大切な事です。

諦める事によって、肩の力が抜けるはずです。

本来、熟考とはそうしたリラックスした状態でする事こそが効果を高めるのです。

がちがちに身構えた状態では、良いアイディアなど出るはずがないのですから。

自分が出来る事を人ついひとつ冷静に判断することによって、おのずと自分が取るべき行動が出てくるというものなのです。

同じことをずっと考えていても意味がありません。

時には結果が出ない事に対して諦めるという事も必要な阪大です。

熟考したことを話す

自分の中でそれだけ多くの事を考え行動しているとしても、それを誰にも言わずに理解しろと言うのはさすがに難しいものです。

だからこそ自分の考えを人に伝えてみてはいかがでしょうか。

自分の考えを他人に伝える事によって、自分自身の心を整理する事も出来るようになります。

結果的にそれが自分にとっていい方法となる場合も多々あるのです。

最近では、自分の考えを他人に話す事を苦手としている人が沢山います。

話をする事によって、他人から批判されたり文句を言われる事を避けているのです。

けれど、実際には自分の考えを相手につたる事が出来れば、それだけでも自分にとってプラスとなる結果になる場合があります。

だからこそ、ゆっくりと時間をかけてでも他人に話す事を行ってみてください。

熟考することを明確にする