という事は「そもそも」は相手の意見に水を差す「否定的」な言い方とも言えるわけです。
だから、あまりにも突拍子もないような事を考えつく人間は大企業では厄介者扱いされてしまうのかもしれません。
組織の出来上がった大企業では「ハイハイ」と言って何でも黙って聞いている人間が大事にされる風潮がありますからね。
いずれにしても口癖的に「そもそも」と言っている人は、頭の中が知識やアイデアの宝庫となっている事は間違いないようですね。
将来や可能性を考えている
想像力豊かな人に共通することの3つ目は「将来や可能性を考えている」です。
像増力が強い人は、現状維持を望んでいません。
絶えず、今よりも良くなるような事や将来がより楽しく生活できるようになるような事を考えているのです。
こういった発想力のある人は、メーカーの新商品開発チームなどに入る事が出来たらその能力を如何なく発揮できるかもしれませんね。
言わずもがな、今ある当たり前の商品も、開発された当時は世間の人から冷たい目で見られたものばかりだったのです。
つまり「常識」という分厚い壁の前にはひとたまりもなかったのです。
でも、そういった逆境の中から今の時代では当たり前になった「カップヌードル」類や「インスタントラーメン」といった食品が開発されてきたのです。
どれもこれも当時の常識に真っ向から立ち向かっていった画期的で特攻隊的な商品であったことをここで付け加えておきますね。
相手の気持を考える努力をする
想像力豊かな人に共通することの4つ目は「相手の気持ちを考える努力をする」という事です。
想像力に逞しい人たちは、どちらかというと積極的な方ではなく、人の意見に耳を傾けているような大人しいタイプの人間が多いのかも知れません。
それはひとえに自分の事よりも、他者の幸せや幸福を願った行動を取る事に自己満足感を覚えるからに他ならないからでしょう。
だから想像力豊かな人たちは、相手の気持ちを優先して物事を考える癖がついているようなのですよね。
この発想は、何か新しい発明や商品開発にとっては非常に効果を発揮する考え方だともいえます。
世の中が何を欲しがっているのか、何があったら世の中の暮らしがもっと良くなるのか、といった疑問に対する回答をそういったところから仕入れているのです。
相手の気持ちを考える努力を出来るという事は、目立たないながらも世の中の役に立つ非常に尊い行いであることがよく分かりますよね。
例え話をする
想像力豊かな人に共通することの5つ目は「例え話をする」です。
これも想像力が豊かな事を象徴する一つの特徴と捉える事が出来るでしょう。
想像力に豊富な人たちは、頭の中に知識やアイデアの引き出しを多数、持っています。
だから人と話をするときはその引き出しの中の知識やアイデアをほんの一握り、ピックアップして使えばいいだけなのです。
だから、彼ら彼女たちは例え話が豊富にあるのです。
例え話をしようと思ったらなら、豊富なボキャブラリーとコミュニケーション能力とを併せ持っていないと上手くいかないでしょう。
想像するという能力はこんなところにも大いなる能力を発揮しているわけです。
不思議な夢の話をする
想像力豊かな人に共通することの6つ目は「不思議な夢の話をする」です。
想像力豊かな人たちは常人では思いつかないような想像を絶えず行っています。
だから彼ら・彼女たちの見る夢は常人の常識をはるかに超えたところで見ているものが多いのかもしれません。
例えば漫画家さんたちです。
漫画家に求められるのは豊かな空想力と想像力です。
常識的な日常ばかりを描いた漫画など、誰が喜んで読むでしょう。
非日常的だからこそ、人はその作者の作品をこよなく愛し、読みふけるのです。
そのような作品を発表する漫画家にとったら、見る夢も当然ながら想像力の豊かな夢ばかりかもしれません。
そしてそのような夢の話を誰かにしたがるのは全ての人間共通の特徴です。
自分が気にいった夢の話しならあなたもきっと誰かに話したくなるのではないでしょうか。