何かに対して「こうじゃなきゃ」という自分の基準が明確にあるのです。
それが全体的に見て正解なのか、不正解なのかは関係ありません。
たとえそれが少数派だったとしても、自分のこだわりとして揺るぎないのです。
誰にでも一つや二つはそういったこだわりがるのかもしれませんが、他人と衝突したり、面倒なことになるのを避けるために、こだわりは置いといて妥協してしまうというのがほとんどの人でしょう。
そんな中でも自分のこだわりを貫く人というのは、自分の中にかなり明確なこだわりに対する意識があるのでしょう。
自分が気に入ったものに対しては時間をかける
こだわりに対して時間を惜しまずかけることができるというのも創造性のある人の特徴です。
悪く言えば凝り性とも言えるのですが、自分がハマったものに対して異常な集中力と労力をかけることができます。
ですから、こういった人々が一つの分野で大成功するのではないかと思います。
何事も技術を習得したり、自分の知識として定着させるためには、ある程度の時間というものが必ず必要になってきます。
早く習得したければ、一気に長い時間そのことに没頭するのが一番の近道です。
ほとんどの人は少しやっては休み、もしくは少しやってはやめてしまうということをやっているので、スキルを自分のものにすることができません。
やはり、一度やかんに水を入れて火にかけたなら、しばらくしないと沸騰しないのと同じで、一度やり始めたらある程度のところまでは一気にもっていかないと、何事もできないよということなのです。
労力を惜しまない
創造性のある人が労力を惜しまずできるのは、やはり先のゴールが明確にイメージできているからでしょう。
未来がちゃんと思い描けているので、そこから逆算して今日は何を頑張らなくてはいけないかがわかっているのです。
ですから、やっていることに納得しているし全力を尽くせるのではないでしょうか。
未来のこともイメージできず、ただ目の前の日々を生きているだけでは、人間というものは楽なほう楽なほうへと流されていってしまいます。
何の夢も目標も持たずに、ただ流されているだけでは行きつく先というのは幸せではなく悲劇が待っているでしょう。
7.好奇心旺盛
創造性のある人というのは好奇心旺盛です。
何にでも興味を持ち、挑戦してみようとします。
人間というものは楽をしたい生き物です。
ですからいつもの慣れ親しんだものに安心感をおぼえ、逆に慣れていないことをするとストレスがかかります。
だからなるべく昨日と同じ行動をとりたくなるのが普通です。
しかし創造性のある人はそういう普段の慣れた行動をとりたいという気持ちよりも、新しいことを見たり聞いたりしてみたいという気持ちのほうが強いのだと思います。
新しいことを経験することをストレスだとは考えず、自分に何かいいものをもたらしてくれる刺激だと考えているのだと思います。
知らないことに興味がある
自分の知らないことに対して、知ってみたいと思う気持ちが強いのが創造性のある人です。
知らないことを知らないまま放置することをせずに、積極的に調べたりします。
知らないことを知りたいと思うという気持ちは、人間が大古から持っているフロンティア精神そのものであり、誰もが忘れてはならない精神ではないでしょうか。
知らないことに対して興味があるから、どんなものか想像してみるのだと思います。
自分でまず最初にイメージして、実際に見てみる。
そしてイメージと実物の差を考え、それがまた経験へとつながっていくのです。
珍しいことが好き
好奇心旺盛というのは、時に人があまり触らないジャンルや珍しいことへの興味も意味します。
創造性のある人というのは、一見こっけいに見えるような珍しいものへの興味が尽きません。
他の多くのものとは一線を画した、はみだしたものへの興味は非常に創造性を高めてくれるものだと思います。
人が考えつかないような画期的なアイデアというものは、時に突飛な発想、着想から生まれることが多く、その発想の土台となるのは、こういった珍しいもの、はみだしたものへの興味から始まるような気がします。
8.純粋である
純粋というのが創造性を発揮するのに一番大切なことかもしれません。