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転校生がクラスに馴染むためにやって...(続き3)

ですが、まずは気にせず相手と話をする事を目的に動いてみてみてはいかがでしょうか。

例え話が盛り上がらなかったとしても、そのきっかけを作ってあげる事が大切なのです。

子供時代と言えども、そう簡単に友達になれるものではありません。

何度か会話を重ね、同じ経験をしたりする事によって仲が深まっていくものなのです。

だからこそ、すぐに結果を出そうとする必要はありません。

まずは相手に自分の事を知って貰う事を目的に、挨拶程度の会話で良いのです。

会話をしないままでは、何も始まりません。

まずは一つのきっかけとして転校生に対して話しかけましょう。

一緒に帰る

話をする事が出来たら、次はお互いの事を知る事が出来るように会話をしてみましょう。

クラスの中で会話を楽しむ事も勿論賛成です。

ですが、中には大人数と話を話をする事を苦手としている人も居ます。

その為、話をして仲良くなろうとしてもなかなか思うように距離を縮める事が出来ない場合もあるでしょう。

そんな時は、一緒に帰宅してみてはどうでしょうか。

一緒に帰宅する事によって、教室ほどの大人数ではなく少ない人数で話をする事が出来るようになります。

場合によっては一対一で話しをする事が出来るかもしれません。

そうなったとき、ゆっくりと話をする事が出来るので、よりお互いの事を分かり合う事が出来るようになるかもしれません。

また、家の位置などによっては今度一緒に遊ぶ約束をする事だって出来るようになるかもしれないのです。

幼いころは学校の中が世界の全てであるような気持ちになっていました。

しかし実際には学校の外の方がはるかに多くの世界が広がっているのです。

だからこそ、学校にこだわる必要はありません。

広い視野の中でのつながりを大事にした方がずっといい関係を作っていく事が出来るでしょう。

前の学校の話を聞く

当然の事ながら、転校生には前の学校での生活がありました。

今はものすごく静かな性格のように見えても実際には、人気者だった可能性もあります。

転校生の場合、どの程度自分をアピールしていいのかわかりません。

だからこそ、様子見をしてしまうものなのです。

だからこそ、周りにいる人たちはそれを自然と引き出してあげるサポートをする事も大切な仕事の一つです。

その方法として、前の学校の様子を聞く事をお勧めします。

前の学校ではどんな部活をしていたのか。

勉強はどこまで進んでどんな事が流行しているのか。

どんな話でも構いません。

自分が良いと思った事。

気になた事を素直に聞いてみましょう。

そうする事によって、その人自身の人となりを聞く事が出来るようになるでしょう。

同じような環境にある人だとわかれば、それだけで仲良くなるきっかけをつかむ事が出来るかもしれません。

全く何も知らない状態では、仲良くなろうと思っても無理があります。

けれど、何か共通点を見つける事が出来ればそれをきっかけに自分と転校生との間にある壁を一つ乗り越える事が出来るようになるかもしれません。

大人・子供関係なく人と付き合う為にはきっかけが必要です。

そのきっかけをつかむためもいろいろな話を聞く事はとてもおすすめです。