寄り添う力が無ければ友人になる事は出来ないという事では無いものの、そこに落ち着いた関係性を作り出す事が出来るかどうかときかれれば難しい部分もある事でしょう。
反対に、普段は物静かであまり一緒にワイワイと楽しい時間を過ごす事が無い相手だったとしてもいざという時に自分を助けてくれたり一緒に物事を考え、悩みを共感してくれるような相手であれば、その人に寄り添う力を感じる事が出来る事でしょう。
だからこそ、どんな人に対して寄り添う力を感じているのかを冷静に考える事によって自分自身にとって本当に大切な人の存在を知る事が出来るようになります。
人間には、時に何かを選ばなければならないようなな状況になる時があります。
そんな時に、自分の大切な人は誰なのかを冷静に判断する事が出来れば、いざ問題が起きた際にも冷静に判断して行動する事が出来るようになる事でしょう。
家族
家族には無償の愛があると言われています。
理屈では言い表す事が出来ないつながりがあるのです。
だからこそ、家族に対して寄り添うち方を感じている方は多い事でしょう。
特に親から子供に与えられる愛情はとても大きなものです。
例え子供が反抗したとしても、それすらも大き愛で包む事が出来るのです。
相手が他人であれば、生活の世話をしている相手から文句でも言われるような事があればすぐに関係を解消したいと思うものです。
けれど、親子はそんな簡単なものではありません。
子供からの激しい反抗だったとしても、それが成長につながるとしてそのすべてを受け止める事だってあるのですから。
最近では、親から子への虐待など悲しいニュースが良く報道されています。
だからこそ、いくら家族と言えどもすべてが信頼関係でつながっている物だとは言い切れないのでしょう。
けれど、それでも多くの家族の中では、子供は愛され何物にも変える事の出来ない大切な存在として大切にされているはずです。
だからこそ、そこに寄り添う力を感じる事が出来るのです。
恋人
恋人は、心の支えとなってくれるはずの存在の人です。
もちろん、付き合いが浅い状態ではなかなか本心をさらけ出す事は出来ないかもしれません。
ですが、お互いに相手の事を考え大事にしようと思う気持ちがあるのであれば、そこには必ず信頼関係が生まれるはずです。
信頼関係があるのであれば、そこから互いに支える気持ちを持ったとしてもおかしくはありません。
寄り添う力があれば、互いの苦しいときに一緒に乗り越える事が出来る存在になる事が出来るでしょう。
つい恋人同士だと、楽しいところばかりが目についてしまいます。
確かにそうした場合もあるでしょう。
一緒に出掛けたりする事によって、より楽しい時間を過ごす事が出来るようになるのです。
ですが、それ以上に恋人の存在を大切に思う事が出来る瞬間こそがつらいときなのです。
自分が辛いときに支えてくれる人ほど、これらかの日々を考えれば必ず必要な存在となる事でしょう。
友達
友人との関係は実にもろいものだと思われがちです。
特に女同志の関係はとても難しくつい最近まで仲が良かったはずの二人が急に仲が悪くなったり相手に嫌われてしまう事もあります。
だからこそ、ついあまり深く信用することは出来ないと思ってしまいます。
けれど、本当の友情を見つける事が出来るのであれば、それはなにものにも変えられない素晴らしいものになるはずです。
恋愛は、そこに愛が無くなれば終わりです。
ほかに目移りしてしまう事だってあるかもしれません。
しかし友情は違います。
例え自分の友達に他に中の良い人が出来たからといって別れる必要などないのです。
その人もまた一緒に仲良くなればいいだけの話です。
一度堅い絆で結ばれた二人は、何十年経ても一緒に過ごす事が出来ます。