2つの違いを見てみましょう。
自分に自信がない場合は、他者との比較ではなく単に自分の力に疑問を持っているのでオドオドしている傾向にあります。
一方、劣等感を持っている人はそれなりに自分のスペックが高いと思っています。
なぜかといえば、劣等感を持てる程度には、自分のことを“他者と戦えるスペック”だと思っているからです。
そもそも同じ土俵に立てるとすら思っていなければ、他者と比較することはありません。
そして、この“他者”は不特定多数の誰か、ではなく、身の回りにいる他の男性、に絞られています。
明確な誰か1人ではなくても、自分と近しい人々の中で誰よりも秀でていたいと思ってしまうがために劣等感を引き起こすのです。
お金以外で自分の魅力を見つけられていない
たとえばの話ですが…ブサイクで、低身長で短足で、ファッションセンスもなく、趣味もなく、仕事もできず、ユーモアのカケラもなく、卑屈で、悪口が大好きで…という男性だとしたら、まぁ何で競っても勝てないでしょうね。
そんな男性が、自分の良いところを見つけようとしたとき、唯一存在していたのが“収入の高さ”だったとしたらどうでしょう。
それも、仕事すらできないのに収入が高いということですから、親が不動産をたくさん持っている、ド偉い会社の役員であるといった、自分の力には寄らない収入でしょう。
あるいは、性格はすこぶる悪くて仕事にも自負心を持っていないけれども、時代の潮流にうまく乗っかれて生じた収入かもしれません。
どちらにせよ、収入の高さという1点に飛びつく可能性は大です。
他の男性と比べて勝てるところはお金だと思っている
しかし、実際には身の回りの人だけを見渡しても、頭の良い人、体型の優れている人、顔立ちの整っている人、仕事ができる人、性格の良い人…など、それぞれに優れているところを持っています。
他者と比較している内はそれぞれの良いところと全て戦おうとしますから、何も勝てるところがなくなってきます。
自分の魅力がお金だけだったとしても、収入が自分より高い人が身近にいると、それだけでは勝てないということです。
ではどうするのか。
その答えが「女性にいくらお金を使えるか」に落ち着きます。
この土俵で戦ってくる人はいませんから、確実に1位になれます。
なんとも歪な感情ですが、自己満足するには十分です。
4.自分に酔いやすい
トレンディドラマを見て育ってきた世代にありがちな感覚です。
ブランド物に身を包み、高級車を乗り回し、なだか派手なマンションに住み、自宅でワインを楽しみながらプロジェクターで映画を見る…みたいな生活への憧れ。
実際にその生活が可能なのかどうかは別として、そんな憧れを抱いている人が手っ取り早く身に着けられるアクセサリーの1つが“イイ女”です。
ブランド物に身を包むにしても、自分のファッションセンスが問われるし、車やマンションは初期投資のお金がかかりすぎます。
その点、女性への投資なら「欲しい」と言われたものを与えればいいだけな上、初期投資のコストも数万円の範疇です。
それでも「大金を使っている」ということが憧れの生活への第一歩のように感じられ、自己陶酔させてくれます。
お金を出す自分に魅力を感じている
根っからの浪費家です。
お財布にやたらと万札を入れたがり、お金を払うという行為そのものに快感を覚える傾向があります。
また、ゴールドカードに憧れることもあります。
彼らにとっては、お金を使うことだけが快感なので、それを使って得たものには興味がありません。
この感覚があると自己投資するには限界があり、女性のために使う方が際限がなく好都合なわけですね。
5.一途
一番怖いタイプ。
ストーカーチックなやつです。
両想いかどうかもわからない内から全力投球してくるので、その1つが貢ぐという行為で表れます。
「こんなにもあなたを愛しているんですよ!わかってくださいね!」という気持ちが先行していて、アイドルに貢いで彼氏ヅラをしてくる狂ったファンとそっくりです。
相手の女性以外のことが見えなくなっている
恋は盲目、とはよく言ったもんで、まさにこの状態。