男女ともに異性に貢いでしまう人っていますね。

お金持ちだからかなぁと思えばそうでもなくて、借金してまで貢いでしまう人すらいます。

なんとも不思議なことですが、そこには一体どのような心理がはたらいているのでしょうか、その相手に何を求めているのでしょうか。

貢ぐ人の特徴や心理を覗いてみましょう。

女性に貢ぐ男性の特徴と心理

キャバクラやクラブのホステスさんに貢ぐというのがわかりやすい例ですが、彼女や意中の女性にやたらと貢ぐ男性もいます。

たしかにバブル期などの、お金が余るほどあった時代に活躍できた人なら、その癖がついてしまっているということも考えられますが、今のご時世でそんなことが容易にできるほどお金が余っているのは極わずかな人口です。

となると、少ない収入の中から貢いでいるということになります。

そうまでしても女性に尽くすには、何かしらの心理がはたらいていることは確実です。

1.自分に自信がない

根底にあるのは総じてこの心理です。

自分の見た目、頭脳、仕事など何かしら自信を持てることがあれば、それを武器に女性から好かれることができます。

しかし、いずれも自信がない場合、できることは“金で釣る”ことだけになってしまうでしょう。

貢ぐことで感謝を示している

彼女に貢ぐタイプはこれです。

このタイプの男性は物をささげることでしか感謝を表せないという不器用さを持っています。

彼女になってくれているのですから、愛してくれていることは分かりきっているのに、自分に自信がないから、言葉だけでは自分の愛情や感謝が伝わらないのではないかと思い込んでしまうのです。

そのため、彼女が「こんなことしなくていいんだよ」と諭しても、腑に落ちることはなく、ことあるごとに貢ぎます。

それが彼女にとっては重く感じられ「このままではこの人をダメにしてしまう」と思って別れを告げることもあります。

しかし、このタイプの男性は、その貢いだ行為は完全に正解だと思っていますから、反省することなく次の彼女でも同じことをして、同じ理由で振られます。

増々自信を失くすので悪循環です。

2.女性と付き合ったことがない

自信がないとも似ているように見えて、決定的な違いがあるとすれば、自信満々なのに女性と付き合ったことがない場合です。

プライドだけはてっぺんなわりに、自分を好きになってくれる女性がいないとなると、それだけでプライドがズタズタにされてしまうので、形だけでも女性を周囲に置いておきたいと考えます。

ただ金で釣っているだけでも、モテているのだと自分自身を誤認させることができるからです。

今の関係を維持するのに必死で貢いでいる

お金を貢ぐことで得られるものは愛ではなく、ATMとしての必要性だけです。

それは重々承知していても、その女性が一緒にいてくれるのであれば、孤独よりはマシだと考えてしまいます。

しかし、所詮はATMとしての扱いなので、相手の女性は恋愛感情を持っていませんから「この人そろそろ捨て時ね」と思えばあっさり捨てます。

引き出せるお金が減ると需要もなくなるということです。

それが怖いので、つぎ込む金額がエスカレートしやすく、借金をしてまで繋ぎ止めようとし始めます。

女性を育てているのは自分だと思っている

最近流行りの“パパ活”みたいな感じです。

まだまだ成長著しい若い女性に投資をして、おしゃれにしてあげて、美味しいものを食べさせて、時には説教を垂れてやる…そうすることで「こいつを育ててやってるのは俺」と自尊心が満たされます。

キャバクラや風俗に行って女性に説教するようなタイプです。

あまりにも面倒臭いですが、貢いでくれることは便利なので女性も「ありがたいお言葉です~」って態度をしてくれます。

ある意味需要と供給が合致していると言えるでしょう。

3.劣等感が強い

自分に自信がないこととも似ていますが、劣等感とは字のごとく“他者と比べて”劣っていると感じている状態です。

2つの違いを見てみましょう。

自分に自信がない場合は、他者との比較ではなく単に自分の力に疑問を持っているのでオドオドしている傾向にあります。

一方、劣等感を持っている人はそれなりに自分のスペックが高いと思っています。

なぜかといえば、劣等感を持てる程度には、自分のことを“他者と戦えるスペック”だと思っているからです。

そもそも同じ土俵に立てるとすら思っていなければ、他者と比較することはありません。

そして、この“他者”は不特定多数の誰か、ではなく、身の回りにいる他の男性、に絞られています。

明確な誰か1人ではなくても、自分と近しい人々の中で誰よりも秀でていたいと思ってしまうがために劣等感を引き起こすのです。

【劣等感が強い人の特徴は、こちらの記事もチェック!】

お金以外で自分の魅力を見つけられていない


たとえばの話ですが…ブサイクで、低身長で短足で、ファッションセンスもなく、趣味もなく、仕事もできず、ユーモアのカケラもなく、卑屈で、悪口が大好きで…という男性だとしたら、まぁ何で競っても勝てないでしょうね。

そんな男性が、自分の良いところを見つけようとしたとき、唯一存在していたのが“収入の高さ”だったとしたらどうでしょう。

それも、仕事すらできないのに収入が高いということですから、親が不動産をたくさん持っている、ド偉い会社の役員であるといった、自分の力には寄らない収入でしょう。

あるいは、性格はすこぶる悪くて仕事にも自負心を持っていないけれども、時代の潮流にうまく乗っかれて生じた収入かもしれません。

どちらにせよ、収入の高さという1点に飛びつく可能性は大です。

他の男性と比べて勝てるところはお金だと思っている

しかし、実際には身の回りの人だけを見渡しても、頭の良い人、体型の優れている人、顔立ちの整っている人、仕事ができる人、性格の良い人…など、それぞれに優れているところを持っています。

他者と比較している内はそれぞれの良いところと全て戦おうとしますから、何も勝てるところがなくなってきます。

自分の魅力がお金だけだったとしても、収入が自分より高い人が身近にいると、それだけでは勝てないということです。

ではどうするのか。

その答えが「女性にいくらお金を使えるか」に落ち着きます。

この土俵で戦ってくる人はいませんから、確実に1位になれます。

なんとも歪な感情ですが、自己満足するには十分です。

4.自分に酔いやすい

トレンディドラマを見て育ってきた世代にありがちな感覚です。

ブランド物に身を包み、高級車を乗り回し、なだか派手なマンションに住み、自宅でワインを楽しみながらプロジェクターで映画を見る…みたいな生活への憧れ。

実際にその生活が可能なのかどうかは別として、そんな憧れを抱いている人が手っ取り早く身に着けられるアクセサリーの1つが“イイ女”です。

ブランド物に身を包むにしても、自分のファッションセンスが問われるし、車やマンションは初期投資のお金がかかりすぎます。

その点、女性への投資なら「欲しい」と言われたものを与えればいいだけな上、初期投資のコストも数万円の範疇です。

それでも「大金を使っている」ということが憧れの生活への第一歩のように感じられ、自己陶酔させてくれます。

お金を出す自分に魅力を感じている

根っからの浪費家です。

お財布にやたらと万札を入れたがり、お金を払うという行為そのものに快感を覚える傾向があります。

また、ゴールドカードに憧れることもあります。

彼らにとっては、お金を使うことだけが快感なので、それを使って得たものには興味がありません。

この感覚があると自己投資するには限界があり、女性のために使う方が際限がなく好都合なわけですね。

5.一途

一番怖いタイプ。

ストーカーチックなやつです。

両想いかどうかもわからない内から全力投球してくるので、その1つが貢ぐという行為で表れます。

「こんなにもあなたを愛しているんですよ!わかってくださいね!」という気持ちが先行していて、アイドルに貢いで彼氏ヅラをしてくる狂ったファンとそっくりです。

相手の女性以外のことが見えなくなっている

恋は盲目、とはよく言ったもんで、まさにこの状態。

自分が両想いになれると信じて疑わず「こんなにも尽くしているのだから確実に振り向いてくれるはずだ」と考えています。

それでも振り向いてくれないとなると「まだ注ぎ込まなくちゃ」と焦ってエスカレートしていきます。

このタイプの最も怖いところは、自分のお金に限界が来ると次の手段に出ることです。

恐怖を与えることで付き合わざるを得ない状況に追い込んだり、自分が持っている権力を行使して迫ったり、そのどちらも敵わないとなると“誰よりもこの女性のことを理解している自分”になるために監視を始めたりします。

6.肉体関係を結ぶまでの一時的な投資

さて、上記までは自分にしろ女性にしろ異常なまでの執着が見られるものばかりでしたが、男性が貢ぐ心理で圧倒的に多いのはコレです。

目的は「この女を一度抱く」ということに過ぎず、その目的を達成するまでの一時的な投資だからこそ、湯水のようにお金を使えるのです。

当然、抱くことだけが目的ですから、女性に恋愛感情を抱いて欲しいとすら思っていません。

優しく紳士的でお金持ちな男を演じ切り、偽りの自分に相手の女性が好感をもって「抱かれてもいいかも」と思うまで手ぐすね引いて待ち構えています。

肉体関係を結んだら貢ぐのもおしまい

このタイプは、肉体関係を一度結んだら貢ぐのも止めるというのが他のタイプと大きく異なっています。

よほど身体の相性が良かったとか、付き合いたいほど惚れ直した場合でもない限り、貢ぐ必要性がないからです。

もしそれでも女性が付き合いを続行したいと願うなら「だったら次はそっちが努力する番だよね?」と形勢を逆転させることも多く、要は“釣った魚に餌をやらない”タイプに該当します。

男性に貢ぐ女性の特徴と心理


女性が貢ぐ場合も男性と同じで、あくまで自分のために貢いでいるのですが、表面的には「彼のため」と言い張る節があります。

あとは、圧倒的に身体の力が男性よりも弱いので、恐怖を与えられたことで思考回路が停止しているケースも多いです。

具体的に見て行きましょう。

1.年下の男性が好き

年下の男性が好きといっても、2~3歳くらいの年下だったら大したことないので影響は少ないです。

しかし、もうちょっと離れると、まず収入差が生じてきます。

とくに学生の男性と社会人の女性、新卒2年目あたりまでの男性と5年目以降の女性などです。

この場合、まず収入が違うことが明らかなので、デートをするにしても女性が行きたい場所と男性が行ける場所が異なることが多く、男性の収入では行けないところに連れて行くなら多めに払ってあげなくちゃいけないよね、と思うようになります。

さらに、誕生日やクリスマスプレゼントも「アラサー女性からのプレゼントが1万円以下というのもどうなのかしら…」とプライドが邪魔をするため、なんだかんだで貢ぐ関係を形成していきます。

頼られたい

肌のピチピチ感やプリッとしたお尻、お椀型の胸、ツヤツヤの髪…これらは若い女性には敵いません。

そこを張りあっても“痛いおばさん”になってしまうから、大人の女性として勝負するほかありません。

本来の大人の魅力は、話術であったり、精神的な落ち着きであったり、どんな時でも客観的な視点に立てる冷静さだったりするのですが、これらのことは年齢が上になれば自然と得られるようなものではありませんよね。

中身はガキんちょのまんま、見た目だけが大人になってしまった女性にとって、頼ってもらえるところは、もうお金しか残っていないのです。

相手の男性には自分しかいないと思っている

年下男性に限らず、いい歳をして親の脛を齧りながら夢を追いかけるオッサンを援助してしまう女性にも見られる感情です。

「この人のセンスを理解できるのは私しかいないわ」とか「支えてあげられるのは私だけ」などと言ったりします。

しかし、蓋を開けたところに転がっている感情を正確に言うと、そう思いたい、です。

上の項目でも示したように、若い女性には外見で勝てないところが出てくるので、意中の男性が若い女性の魅力にコロッといく可能性を否定できない、と少なからず思っています。

しかし、金銭的な余裕で子飼いにしている内は、その生活水準から男性が抜け出せないはずだ、と自分に言い聞かせられます。

それによって安心感を得られるというわけです。

年下男性だと心の余裕が持てるから

年下が好きな男性の割合が6割を超えるのに対し、年下好きの女性はわずか2割ほどというデータがあります。

そもそも年下が好きな女性は少ないのですが、年代ごとの結果を見てみると、アラサーあたりから年下好きが増加していく傾向にあります。

その理由として多いのが「年下だと期待しなくて済むから」です。

年上男性に連れていかれたお店がしみったれていると幻滅しますが、年下男性なら「デート慣れしていないんだな、かわいいな」と思えたり、仕事の愚痴を垂れ流されても「わかるわかる。

そういう時期だよね」と考えることができるから、だそうです。

この、ちょっと上から目線に立てるというのが満足度を高めてくれるので、金銭的にも優位に立てることに喜びを感じてしまいます。

2.流されやすい

思考停止パターンです。

「女は愛嬌」「女はある程度馬鹿な方が愛される」なんて言葉を真に受けて育ってきた女性に多く、本当に馬鹿になってしまった可哀想な人。

言い方は悪いですが、流されやすいのは馬鹿だからです。

そう言ってしまうと大概その人は憤慨するのですが、そういう人に限って「霊感商法にひっかかって壺を買っちゃったんですよ」とか「絶対儲かるっていうFXに投資したのに詐欺だったんですよ」という話を聞くと「騙される方が馬鹿なんじゃないの?」と言います。

でも、それらの詐欺に引っかかる人と流されて男に金を貢ぐのは同じです。

上手く言いくるめられて貢いでいる

ヒモ男はそれを生業にしているので、口先がとてもお上手。

夢なんてないくせに夢を追いかけている風を装ったりするのはお手の物だし、彼女にはわからない知識を大量に仕入れて、さもありなん、な感じで言葉を並べ立てます。

そういうことをされると、理解してあげないのは彼女としてマズイなと思い込むようになって、分からない癖に分かったフリを続けている内に思考停止するのです。

それで言われるがままにお金を出します。

暴力による支配を受けている

暴力を振るわれている上に借金まで押し付けられるような女性です。

DVなど、圧倒的に敵わない力によって支配されているため、自分の身を守るために言うことを聞くようになってしまっています。

この場合、もう自ら立ち上がる気力も体力も残っていないので、誰かが引きはがして守ってくれない限り、思考の再開は難しいです。

狭い世界で生きている

いずれの理由にせよ、流されやすい人は狭い世界で生きています。

様々な物事への知的探究心が豊富で、自分の知らないことを勉強する人は、相手がどんな言葉を並べ立ててもその真偽を自分の頭で考えますし、矛盾があれば指摘もします。

また、相手の言動におかしいところがあれば、深い関係になる前に断ち切ることも容易です。

でも、流されやすいタイプの人はそのように立ち止まって考える癖がついていないので、言われたら「そういうことかー」とポカーンと思うだけで、言われるがままに行動します。

たとえ暴力を振るわれていても「でも愛してるんだ、ごめんね」と言われれば、言葉の通りに「私は愛されてるんだね」と思えるのです。

ある意味幸せかもしれませんが、未来は明るくないでしょう。

3.自分に自信がない

この点においては男性とかなり似ていますが、女性の方が抱きやすいかもしれません。

というのも、女性が評価されるポイントは外見が重要だからです。

子供の頃からずっと、女性がまず真っ先に評価されるのは外見であり、それは大人になってもそれほど変わりません。

もちろん、顔やスタイルの美醜に関わらず恋愛できる人はできますが、やっぱり可愛い子や美人がモテます。

一方、男性の場合は子供の頃から、面白い、足が速い、勉強ができる、という複数のポイントで評価される傾向にあり、顔面がイケてなくてもモテた経験を持つ人は数多くいます。

社会人なら、仕事ができるだけでもモテます。

ここが女性との大きな差です。

女性の場合、内面が評価されるのは20代あたりからが大半です。

でもその頃にはもう卑屈な精神が形成されてしまっていることが少なくありません。

「ブスな私はモテない」と思い込んでしまい、自信の無さに繋がっています。

貢ぐのを辞めて振られたり嫌われたりするのが怖い

自分に自信を持てない女性が男性から言い寄られた場合、まず考えるのは「何が目的なの?」ということです。

その男性にとっては可愛い女性だから声をかけたのだとしても、自分で自分のことを可愛いと思ったことがなければ、その言葉を疑ってしまいます。

その結果、その人の愛情を受け止めることにしたとしても、疑念がずっと晴れないままです。

でも付き合いが長くなれば自分も相手のことが好きになってしまうから、今度は振られるのが怖くなって、その不安を解消したいがために、金を払うという行為に及びます。

好きになってほしい、好きでいてほしいと思っている

貢ぐことで得た愛に何を期待しているのかは知りませんが、どんな愛でも無いよりは良いのでしょう。

しかし、残念ながら男性はご飯の時に多く出してくれるくらいだと、それに慣れてしまって、さも当たり前のように出させるようになってしまいますし、どんどん堕落していきます。

挙句の果てには、全部奢らされたり、プレゼントも高い物を欲しがったりとエスカレートしていくため、それに合わせようと頑張る内に関係もギクシャクしていくのが常です。

他人とは違う人生への憧れ

これはちょっと特殊な思考の持ち主です。

でも少なくはないのでご紹介します。

簡単に言い換えると、不幸というキャラ付けをしたいというものです。

誰よりも平凡で、平凡すぎるがあまり、自分のことをつまらない人間だと思っています。

でも目立ちたい、特別な人間だと思われたいという自己顕示欲がくすぶっていると、なんでもいいから他人とは違う、別の人生へ憧れはじめます。

それがたとえ不幸であっても、平凡よりはマシだと思う歪な欲望であり、むしろ不幸になればなるほど特別感が高まるので大満足するのです。

友達にわざわざ彼氏に貢がされていることを悩みのように話したりもします。

4.尽くすのが好き

尽くす女性は男性から好まれる傾向にあるため、そういう自分を手っ取り早く演じるために貢ぐという方法を用いようとします。

自分の中では“貢ぐ女”ではなく“尽くす女”として評価してもらえていると思っているからです。

役に立ちたい

悲しいことに、貢ぐ女性は男性の精神的な支えになることができない人が多い傾向にあります。

貢ぐという行為からもわかるように、短絡的な満足感を最優先する人間であるため、彼の辛いときに長期的に向き合うことだったり、黙って傍にいて、いつかはその支えに気付いてくれるのを待つということができません。

本質的には役に立っているとは言えないけれども、「ありがとう」の言葉は欲しいので、貢ぐという行為に打って出るわけです。

相手が喜ぶのであれば自分が多少辛くても幸せ

そういう自分が好きなんですよね。

辛くても頑張っている自分が好き、慈悲深く聖母のような自分が好きで、そういう自分を演じさせてくれる彼のことが好きだと勘違いしています。

当人が幸せなら、他人がどうのこうの言う必要もありませんが、一般的には理解しがたい感覚なので友達に距離を置かれることも多いです。

その結果、彼以外の人間関係が破綻していくので、共依存のような関係に陥って泥沼化します。

5.承認欲求が強い

この場合、男性そのものには実のところ興味がありません。

この欲望を満たしてくれる相手なら誰でもよく、目についたのがその男性であっただけのことです。

貢ぐという行為を愚かであると否定することなく、ありがたがって受け入れ、プライドもへったくれもない男が好都合。

逆に「そんなことしなくても愛しているよ」「お金のかからないデートも楽しいよ」「もっと収入を考えて節約しなよ」と言われると否定された気になって受け付けられなくなってしまいます。

実はプライドが高いわりに誰よりも自己評価が低いため、金という数字で表せるものでしか自分を高評価してあげられないのです。

【承認欲求が強い人の特徴は、こちらの記事もチェック!】

「自分のお金で彼は助かっている」と思いたい

助けてやっている、という優越感に浸ることで承認欲求を満たしています。

ホストクラブでエース客になる女性が抱えている感情です。

ホストクラブはその男性の売上がランキングとして反映されるため、貢いだ結果がわかりやすくなっています。

承認欲求が強い女性にとって、これほど好都合なシステムはありません。

ホストクラブではないにしても、自分が貢いでいる男性が「君のおかげだよ」とわかりやすく伝えてくれるのであればハマっていくでしょう。

「彼は私がいないと生きていけない」と思いたい

承認欲求と同時に行き場の無い母性をこじらせています。

本来の母性であれば、我が子はもちろん、それが他人に向けたものであったとしても、しっかりと向き合い、守り、支えなければなりません。

しかし、これは並大抵のことではなく、精神的にかなり摩耗します。

ありあまる母性の反面、面倒臭さが付きまとうため、もっと簡単に誰かを守っている気になる方法として金払いの良さを持ちこんでいるのです。

他の女に勝ちたい

これもまた、ホストクラブに通うエース客にありがちな感情の1つ。

人気のホストは何人もの客を抱えており、同時間帯でテーブルを点々とします。

その中でより一緒にいる時間を長くとってもらえて、お姫様のように大事に接してもらえるのは、見た目や学歴、仕事なんかではなく、完全に金払いの良さオンリーです。

評価基準がわかりやすいからこそ、圧倒的な金払いの良ささえあれば、他の女に勝つことができます。

ストレスやコンプレックスでがんじ絡めな女にとって、甘い言葉と他の女に勝っているという優越感の相乗効果は、脳内を幸福で満たすドラッグです。

貢いだ相手に何を求めているのか?

貢いでいる人は男女問わず、被害者ヅラをすることがあるのですが、根底にあるものは全て利己的な感情です。

程度の差こそあれ、なんの見返りも求めずに貢ぐことなんてありません。

何を求めているのかを最後に確認してみましょう。

純粋に喜んでほしい

「純粋に」というのは貢ぐ人がよく口にする言葉だからいんようしましたが、その実、一番歪んだ気持ちの悪い感情です。

だってそこにあるのは「こんなにしてやってるんだからさ、喜ぶべきなんだよ、お前」という気持ちですもの。

この感情が強い人は次のような言動に出ることが多いです。

まず、高価なプレゼントを贈るとき、わざわざ高かったことを伝えます。

また、「ありがとう」「嬉しい」を言ってもらえないと、もっと高価な物をプレゼントし始め、相手の趣味だろうがそうでなかろうが、とにかく高額であることを追求するようになります。

この理由は、貢ぐ人にとって、相手を喜ばせることができるのが額面でしかないからです。

相手のためを思って行動する、精神的に支える、見返りを求めない純粋な愛というのは、とても面倒でわずらわしく、自分ではやりたくないから無価値なものと位置付けています。

認めて欲しい

愛情を得たいという気持ちとは違って、自分という存在の価値を認めて欲しいと思っています。

「あなたがいなきゃ生きていけない」という依存を好み、それに応えてあげることで何もない自分を“守るべきものがある自分”という価値ある人間に昇華するのです。

好かれたい

本当の愛情を知らないまま大人になってしまった可哀想なタイプ。

とくに、親の愛の形が求めるものではなかった人に多く見られる傾向です。

家に1人ぼっちでいることが多く、辛いことがあっても楽しいことがあっても、それを伝える相手がいない、抱きしめてもらえない、そういった寂しさをずっと抱えたままの日常。

その一方で、不自由しないようにとお金だけは多分に渡され、寂しくないようにと願えば願うだけ物を買ってもらえて、勉強などで好成績を納めたら、またプレゼントを貰えるような状態だったとしたら…
こんな環境にいた子供は「お金や物を与えること=愛情」と理解するしかありません。

与えられたものの中から精一杯愛情を見つけ出さなければいけないからです。

その価値観をぶっ壊すほど愛情を注いでくれる人に出会えない限り、抜け出せません。

求めて欲しい

誰からも求められないというのは、しばしば虚しさを感じさせます。

自分に自信があって、今は誰からも求められていなくても、いつか評価されるときが来る、あるいは、評価されなくても自分がやっていることには価値があると思える人ならこうは考えないでしょう。

しかし、他者との比較ばかりを気にして生きてきた人は、誰からも評価されない状況、つまり誰からも求められない状況は自分が無価値であることと同義になってしまうため、金銭的に求められるだけであっても構わないと考えます。

まとめ

貢ぐ人が何を求めているのか、表面的には上記までの通りです。

でも、心の底で、本当に欲しているものが何なのかはわかりません。

自分でもわからなくなっているはずです。

わからなくなったからこそ、どんなに綺麗ごとを口にする人ですら、その必要性を否定できない“お金”という存在へ自らの価値も投影させようとします。

もし、自分が貢いでしまうことに悩んでいるなら、蓋をしてきた感情を開けてみなければいけません。

あるいは、大切な人が貢いでいて、それを止めさせたいのなら、その相手が心の底から欲しているものに向き合ってあげる必要があります。

途中で投げ出さない覚悟を持ちましょう。