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勘が鋭い人の7個の特徴!勘を鋭くす...(続き3)

たくさんの人と関わってきた

勘が鋭い人の特徴の3つ目は「たくさんの人と関わってきた」です。

「鋭い勘」というものは、生きてゆくための一つの羅針盤のような役割を果たすものです。

右も左も分からない大海原では何を頼りに進んでいったらいいのか皆目見当がつかないでしょう。

そのような状況に陥った時に働いてくれるのが「鋭い勘」なのです。

「勘」の中でもあてずっぽの勘ではなく「鋭い勘」というものはたくさんの人との関わりや交流があったからこそ身に付き養われていったものなのです。

人を見る目がある

たくさんの人に関わった、ということはそれだけ多種多様な意見や信念。

・考え方の人間と接してきた、という事になります。

これは物事を主観的ではなく客観的に考え判断を下すための場とするには恰好の場である、といえるでしょう。

考えてもみてください。

自分のこれまでの交友関係を。

どうしても意見の同じもの同志になったり気の合う「仲良しグループ」になる事が多くありませんでしたか?

何もそれらが悪い事、とは言いませんが物事をバランスよく公平に依怙贔屓せずに見るようにするためには何かが足りない、という事がすぐに脳裏に浮かんでくるでしょう。

そう、自分とは正反対の意見や考え方を持つ人間と付き合わないと人を見る目は養われない、という事です。

もちろん騙された経験もある

もちろん、たくさんの人と関われば、本人にとって歓迎したくない人物とも付き合わなければならなくなります。

馬の合わない人、いけすかない人、どうしても気心が置けない人など様々です。

中にはあなたの事を言葉巧みに言いよってきて、あなたのいいところをそっくりそのまま借用して他のところで大手柄を立てるような人も出てくるかも分かりません。

それどころかあなたの事をはなから騙すために近よってきてあなたに大損害を与えるような人間もいるかも分かりません。

しかしながら、そういった数々の経験があるからこそ、人を見る目が養われ、勘の鋭い人間になる事が出来るのです。

要するに「勘が鋭い」というのはもう二度と同じ過ちを繰り返さないという自己防衛本能の一種とでも言えるのでしょうね。

見方が偏っていない

勘が鋭い人の特徴の4つ目は「味方が偏っていない」です。

物事を見る「見方」というのは非常に主観的なものです。

自分自身の主観や考えが中心になるのですから無理もありません。

世の中のほとんどの人間が「主観」で物事を見ている、と言っても過言ではないでしょう。

ところが人間の思考というものはそんな単純なものではありません。

実に多種多様なものの見方、考え方が存在してきます。

つまりあなたのもの味方というのは人類が60億人いるとするならばほんの60億分の1に過ぎない、という事です。

その事の意味を頭に入れて物事に当たっているのか、それともいないのかによってものの見方が大いに「偏って」しまうのです。

先入観がない

主観的なものの見方、というのは言い換えれば「先入観」とも言えるでしょう。

つまりあなたの考え方やものの見方はある「先入観」によって大多数を占めている、という事になるのです。

そのあなたの「先入観」が広く客観的で狭い範囲で考えたものでないのなら、まだいいのですが多くの「先入観」というものは自分自身の「独創」によって成り立った一人よがりなものが断然多いのが世の常と言っていいでしょう。

そのような「唯我独尊」的な発想の先入観では、周囲の人の意見を聞き入れられず、自分の主義や主張を声高に言うだけに終始してしまい、とても場をまとめたり納めたりする事までは不可能でしょう。

これでは「鋭い勘」というものも生まれてくる土壌がないに等しいと言えるでしょう。

「鋭い勘」というものは1000人の意見があったとしたらその1000人の意見に身を委ね、物の見方には実にこれだけの身方や発想があるのか、と新たな発見を起こし得る精神がある事が重要といえます。

つまり、考え方が「ポジティブ思考」である方がより「鋭い勘」というものを養う事が出来る、という訳ですね。

反対に心が「ネガティブ思考」では相手の意見を全てシャットアウトしてしまうのですから、幅広く柔軟な心で物事を考える術を持てなくなるでしょう。