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リスキーなことの8個の特徴と注意点(続き3)

現在の職場で課長や部長になっていても、同じ高待遇で転職できるとは限りません。

一時的に今より高い給料の条件で転職できても、他の会社では能力を発揮できず、試用期間で切られてしまうこともあります。

また、ある業界でトップに上り詰めても、別業種にチャレンジするなら1からのスタートですし、収入も下がるでしょう。

新な職場や業種に挑むことで経験が増え、人生の幅のようなものが広がることは確かですが、今あるものを失うことに見合った対価が得られるかがわからない以上はリスキーです。

リスキーなことの特徴とは?

上記以外にもリスキーなことは数えきれないほどあります。

それらに共通する特徴をいくつか見てみましょう。

この特徴と照らしてみると、今まで自分がしてきた決断や実践してきたことがリスキーだったと気付くこともあるはずです。

お金が絡んでくる

お金についてもリスクになるほど賭けるかどうかで違います。

先にも述べたように、生活に必要な資金を確保した上での投資やギャンブル、他者への援助であればリスクはありません。

一方、自分の生活が危うくなるほど貯金を使い込んだり、借金までするのであればリスキーです。

世の中、投資した資金以上のバックが確約されていることなんて、まずありませんから、どれだけ成功するための努力を重ねたとしても一か八かの大勝負であることに変わりはないといえます。

生死に関わる

「そんな大それたことなんて経験がないよ」って人が大半だと思いますが、実はそれ、勘違いです。

過去に死者が出ているものは全てリスキーなことだと考えましょう。

過剰なまでのダイエット、登山、天候の悪い日のサーフィンなどは当然生死が関わっていますが、柔道や体操、海水浴、他者との接触が多いスポーツなども該当します。

さらに日常的なものでは、ピンヒールを履いて階段を昇降、水分の摂りすぎ、泥酔、サウナでひたすら耐える、高速道路でぶっ飛ばす、駆け込み乗車、など挙げたらキリがないほど生死に関わることは盛りだくさんです。

これらは、いざ危険に直面するまでわからないので気を付けましょう。

今後の人生を大きく左右する

「東大以外は行かないぞ!」と東大以外を受験しないといった選択は、人生を大きく左右するといえます。

あるいは、就職で安定企業よりもベンチャー企業を選んだり、愛はあるけど生活力の欠如した相手との結婚することもリスキーといえるかもしれません。

とはいえ“大きく”でなければ全ての選択が人生を左右しているわけですから、その大小は主観的な判断、または「あの時この選択をしていたから大きく変われた」などの結果論になるのが常です。

0か100か

完璧主義といった思考の問題ではなく本当に0か100かの話。

袋の中に当たりと外れの2つの玉しか入っていなくて、そのどちらを掴むかというものです。

現実的なことで考えてみると、受験や就職の面接に落ちるか受かるか、プレゼンが成功するか失敗するかなどの結果論に落ち着きます。

でも実際にはそこに至るまでの努力の過程が残るため、0になることはほとんどありません。

強いて言えばギャンブルです。

買った馬券が紙切れになるか数万円に化けるか程度のことでしょう。

マイナスでない限りはリスキーなのかどうか微妙なところです。

ハイリターンがくることも

株、FX、事業に関する投資、受験、ギャンブルなどはハイリターンが来る可能性があります。

登山に関しても、登りきった人しか拝めない景色や達成感をハイリターンと考えることもできるでしょう。

そもそも、リスキーなことをする以上は、何らかのハイリターンが見込めない限り、やる意味がないともいえます。

センスが必要

芸術家や作家、研究者になるといったものにはセンスが必要です。

それも、今の時代と合っているセンスです。

今をトキメく女優や歌手も江戸時代に生まれていたら名もなき農民や商人だったでしょうし、IT企業の社長だって製造業が盛んな時代に生まれていたら会社員止まりだったかもしれません。

万人受けする感性というものは時代によって遷り変わるため、人と違った感性を持っているだけではセンスを持っているとはいえないのです。