「それはリスキーじゃないですかね」なんて職場の会議で聞いたりしませんか?

リスキーなことに成功すればハイリターンが見込めるのが魅力ですが、成功率が低いからこそリスキーでもあるわけで、挑戦するには勇気がいりますよね。

どんなことがリスキーなのか、挑戦する上での注意点はあるのかを見ていきましょう。

リスキーなことに挑戦するの?大丈夫ですか?

筆者はリスキーなことをするのが大嫌いなので、挑戦できる人は本当にすごいなぁと思っています。

お金を失うかもしれなかったり、ケガするかもしれなかったり、精神的に傷つくかもしれないことって、すっごく嫌じゃないですか?

三転倒立すら首をやっちゃう気がしてできませんよ。

怖い怖い。

でも、できる人はできちゃうんですよね。

不思議。

不思議だから詳しく調べてみたんですね。

そうしたら、自分ではリスキーだと思っていなかったことが、他人からすればリスキーだった、ということも分かってきました。

もしかしたら、気づかぬ内に誰でもやっているのかもしれません。

そんな思わぬ発見も含めてご紹介していこうと思います。

リスキーなことって何?

リスキーなことは世の中にたくさんありますし、人によっては平気なことも人によってはリスキーだったりします。

とはいえ、一般的にリスキーなことに分類されるものは限られているため、何をもってリスキーと称するのかを認識しやすいようにいくつかご紹介します。

ギャンブル

リスキーの極みと思われがちなのがギャンブル。

でもパチンコや競馬を楽しむくらいならリスキーではありません。

だってそれは手持ちのお金でエンターテインメントを味わっているだけで、当たれば最高くらいの気持ちですからね。

映画を見るのに1000円払うのと、ギャンブルに1000円突っ込むのと違いはないわけです。

リスキーなギャンブルは借金してまでやる場合です。

明日までに100万円が必要だから、10万円の借金をしてギャンブルで10倍にするぞ、みたいなこと。

たしかに働いて1日100万稼ぐのは難しいから、一発に賭けるっていう気持ちもわからなくはないですが、かなりリスキーと言わざるを得ません。

過酷な登山


歩いて測量しなければならなかった時代ならいざ知らず、現代においての登山は完全に趣味の世界ですからね…そこに命を賭けるっていうのは相当リスキーなことです。

転倒、滑落、高山病、低体温症、凍傷、遭難など数々のリスクがあります。

世界の最高峰エベレストでは標高8000メートルのあたりに200体以上もの死体が放置されているのだそうです。

もちろん、もっと低い位置で回収可能だった死者も集めればそれ以上の数であることは確実です。

最近は外国人観光客が軽装備で登ってしまうことが問題になっている富士山も、2013年の開山期間中だけで80件以上の遭難事件が起きており、死者だって出ています。

意外と過酷な登山です。

1ヶ月節約生活

何がリスキーなんだって思いませんか?節約できたら貯金もできるし、良いことしかないような感じがしますよね。

でも、やり方を間違えている人がヤバイんです。

まず食事の質が急激に落ちることによる栄養失調、低血糖、カロリー不足から生じるフラつき、免疫力不足による風邪、注意力散漫によるケガ、風呂やスキンケアを控えたことで生じる皮膚疾患などなど…結果的に医療費が増大して本末転倒になることがあります。

あとは、節約に凝りすぎて交友関係を断絶してしまうなども考えられます。

投資

投資は個人と企業とで言葉の持つイメージが変わるので、分けて記載します。

個人の投資

個人の投資は、株やFXが主です。

最近は仮想通貨の購入も投資と呼んだりします。

生活に必要な金額を確保した上で、余剰でやるなら何の問題もありません。

ギャンブルと同じで、株式を購入しても、購入した以上の金額を奪われることはないからです。

やっぱり問題なのは借金してまで購入した株価が下落するというものですね。

あとは、借金こそしなくても必要なお金まで投資してしまったことで、生活ができなくなったり、税金が払えなくなったりして結局借金してしまうというケースもあります。

企業の投資

企業が他の企業の株を保有することも多いですが、もっと身近なのは人材採用や設備への投資です。

たった1人を採用するのだって、会社の役に立つ人物かどうか分からない以上はリスクの高い投資だし(簡単には切れないから)、設備もはたして今必要なのかどうかの見極めは難しいものがあります。

かといって、将来に向けて全く投資をしないと滅びてしまうので、経営者はいつも頭を悩ませているのです。

企業としての発展を考えた上での投資であっても、成功するかわからない以上はリスキーといえます。

浮気・不倫


恋人がいるのに浮気をしたとして、恋人と別れる気はないのなら、バレたときに恋人に捨てられる恐れがある分リスキーです。

でも、恋人ならそのくらいで済みます。

不倫のほうが断然ハイリスクです。

不倫に関しては婚姻という契約が交わされている上での他者との浮気ですから、不貞行為をはたらけば慰謝料が発生するし(離婚しなくても)、婚姻関係を続けたいと願っても夫婦関係が完全修復されることは望めません。

下手すれば一生奴隷の扱いを受けます。

また、結婚相手よりも好きになった人と再婚したいと思ったところで、有責配偶者からの離婚は言い出せないのが基本ですから、好きな人と一緒にもなれません。

ハイリスクノーリターンの典型例といえるでしょう。

芸術家、作家などを目指す

目指すことは自由ですが、それで飯を食えるかどうかで考えるとリスキーです。

抜群の技術を持っていても、飯を食うまでに至るには世間の需要との一致が不可欠。

努力だけでは乗り越えられるものではないところにリスクがあります。

たとえば、ゴッホ。

今でこそ何億という値段がつくゴッホの絵ですが、彼が生きていた頃は大して売れなかったそうです。

弟の仕送りで暮らしており、売れないまま自殺。

その後弟や妻が宣伝活動をしたことで死後から15年経ってようやく評価されるに至りました。

そこで考えたいことは、彼の生前から弟や妻が宣伝をしていたとしても売れたのだろうか、ということです。

もしかしたら、その時は世間の需要がまだ彼の作風に追いついていなかったかもしれないし、最初に大きな評価を与えた人物にも出会えていなかったかもしれないのです。

また、極端な話をすれば、魔女狩りが横行していた時代に『ハリーポッター』が生まれていても売れていなかったでしょうし、このように、時の運も関係することを職業にするには、リスクが付き物といえます。

新製品を開発する、研究に没頭する

開発や研究も芸術と似ています。

この世に存在しないものを新たに作り出すのは、それが今の人々に必要な物だかもわからないし、成功するかもわからないからです。

テレビを作った人だって、今のようにたくさんの番組が提供され、全世界の人々の娯楽になるまで想像できていたとは思えませんし、電話を作った人も、スマホという形にまで発展するとは思っていなかったでしょう。

だからこそ、そのリスクを回避するためにマーケティングの重要性が説かれるようになっているわけです。

それをしてもなお、売れる物と売れない物が存在します。

成功しても失敗してもやることに意味があるんだよ、と研究開発費用を誰かが出資してくれるならノーリスクですが、出資する側は(自分自身の場合も)ハイリスクを背負うことになります。

既存の地位や収入を捨てる

最もわかりやすい例は転職です。

現在の職場で課長や部長になっていても、同じ高待遇で転職できるとは限りません。

一時的に今より高い給料の条件で転職できても、他の会社では能力を発揮できず、試用期間で切られてしまうこともあります。

また、ある業界でトップに上り詰めても、別業種にチャレンジするなら1からのスタートですし、収入も下がるでしょう。

新な職場や業種に挑むことで経験が増え、人生の幅のようなものが広がることは確かですが、今あるものを失うことに見合った対価が得られるかがわからない以上はリスキーです。

リスキーなことの特徴とは?

上記以外にもリスキーなことは数えきれないほどあります。

それらに共通する特徴をいくつか見てみましょう。

この特徴と照らしてみると、今まで自分がしてきた決断や実践してきたことがリスキーだったと気付くこともあるはずです。

お金が絡んでくる

お金についてもリスクになるほど賭けるかどうかで違います。

先にも述べたように、生活に必要な資金を確保した上での投資やギャンブル、他者への援助であればリスクはありません。

一方、自分の生活が危うくなるほど貯金を使い込んだり、借金までするのであればリスキーです。

世の中、投資した資金以上のバックが確約されていることなんて、まずありませんから、どれだけ成功するための努力を重ねたとしても一か八かの大勝負であることに変わりはないといえます。

生死に関わる

「そんな大それたことなんて経験がないよ」って人が大半だと思いますが、実はそれ、勘違いです。

過去に死者が出ているものは全てリスキーなことだと考えましょう。

過剰なまでのダイエット、登山、天候の悪い日のサーフィンなどは当然生死が関わっていますが、柔道や体操、海水浴、他者との接触が多いスポーツなども該当します。

さらに日常的なものでは、ピンヒールを履いて階段を昇降、水分の摂りすぎ、泥酔、サウナでひたすら耐える、高速道路でぶっ飛ばす、駆け込み乗車、など挙げたらキリがないほど生死に関わることは盛りだくさんです。

これらは、いざ危険に直面するまでわからないので気を付けましょう。

今後の人生を大きく左右する

「東大以外は行かないぞ!」と東大以外を受験しないといった選択は、人生を大きく左右するといえます。

あるいは、就職で安定企業よりもベンチャー企業を選んだり、愛はあるけど生活力の欠如した相手との結婚することもリスキーといえるかもしれません。

とはいえ“大きく”でなければ全ての選択が人生を左右しているわけですから、その大小は主観的な判断、または「あの時この選択をしていたから大きく変われた」などの結果論になるのが常です。

0か100か

完璧主義といった思考の問題ではなく本当に0か100かの話。

袋の中に当たりと外れの2つの玉しか入っていなくて、そのどちらを掴むかというものです。

現実的なことで考えてみると、受験や就職の面接に落ちるか受かるか、プレゼンが成功するか失敗するかなどの結果論に落ち着きます。

でも実際にはそこに至るまでの努力の過程が残るため、0になることはほとんどありません。

強いて言えばギャンブルです。

買った馬券が紙切れになるか数万円に化けるか程度のことでしょう。

マイナスでない限りはリスキーなのかどうか微妙なところです。

ハイリターンがくることも

株、FX、事業に関する投資、受験、ギャンブルなどはハイリターンが来る可能性があります。

登山に関しても、登りきった人しか拝めない景色や達成感をハイリターンと考えることもできるでしょう。

そもそも、リスキーなことをする以上は、何らかのハイリターンが見込めない限り、やる意味がないともいえます。

センスが必要

芸術家や作家、研究者になるといったものにはセンスが必要です。

それも、今の時代と合っているセンスです。

今をトキメく女優や歌手も江戸時代に生まれていたら名もなき農民や商人だったでしょうし、IT企業の社長だって製造業が盛んな時代に生まれていたら会社員止まりだったかもしれません。

万人受けする感性というものは時代によって遷り変わるため、人と違った感性を持っているだけではセンスを持っているとはいえないのです。

そこがリスキーである所以といえましょう。

決断力が必要

リスキーなことに挑戦するのは誰だってできます。

とりあえず借金をしてたくさん馬券を買えばいいのですから。

ただ、やはりそれらの賭けに求めるものは成功です。

成功するからには決断力が不可欠。

馬券にしても、どの馬に定めるかという決断が存在します。

このように、いかなる運や才能を持っていたとしても「それをどう実行に移すか」という決断力が伴わない限り形になることはありません。

刺激が強い

リスキーなことは少なからずハラハラドキドキするため、刺激は強いです。

たまになら良い緊張感を与えてくれますが、毎回だと疲れ果てることでしょう。

リスキーなことに挑戦し続けるには、強靭なメンタルを持っていないと難しいものがあります。

リスキーなことをする時の注意点

リスキーなことのアレコレについて見てきました。

単調でつまらない人生に終止符を打ち、ハラハラドキドキの人生に踏み出したいと思った人もいるかもしれません。

でも、その前に注意点をおさえておきましょう。

他人に迷惑をかけない範囲で

仕事で上司が「成功するかどうか全然わからないし、何の裏付けもないけど、楽しそうだからこのプロジェクトやってみようぜ~」って言ってきたらどうでしょう。

めちゃくちゃ困るし関わりたくないですよね。

それで失敗したときの査定はどうなるんだとか、そんなことで残業するのは嫌だとか色々と考えるはずです。

自分がこの上司になってはいけません。

リスキーなことに他人を巻き込むなら、よほどの統率力と計画性、自分だけでもケツを拭く覚悟が必要です。

それができないなら、他人に迷惑をかけないよう、自己責任の範疇で行いましょう。

家族に迷惑をかけるのもNG

一家の大黒柱が「漫画家になりたいから仕事やめてきたわ!」と言い出したら、家族全員が露頭に迷うことになります。

そんなことをしてはいけません。

どうしても漫画家になりたいなら、そのことを申し出て、許してもらえなければ離婚をお願いするなどしましょう。

「家族なら、愛しているなら着いてこい」というのは横暴すぎます。

そもそもの話ですが、結婚や子づくり自体も自分が決断してきたことなのですから、勝手に放棄するのは無責任にもほどがあります。

責任は自分

責任を自分でとる覚悟もなしにリスキーなことに挑戦しても、尻尾を巻いて逃げ出すのがオチです。

富士山に登り始めて「キツイからやっぱやーめよ!」なら、お好きにどうぞって感じですが、先の例のように「漫画家になるぞ!」と決めて、家族まで応援してくれたのに「やっぱやーめた!」では話になりません。

それじゃただ仕事を辞めただけです。

責任を背負うと決めたら、何らかの結果が出るか、次の手段を講じるまでは頑張って欲しいものです。

途中で放り出してもいいのはギャンブルくらいでしょう。

失敗したときのことも考える

失敗したときの回避策まで用意できたのなら、もはやリスキーなことではなくなりますが、生きていく上では大切です。

本当にお金や生命を投げ打ってでもやらなきゃいけないことなんて、まずありませんからね。

わざわざ背水の陣にするのは妙な話です。

大学入試だって本命と滑り止めを受けるのが一般的なように、どうしてもそこでなければならない、どうしてもこれだけを成し遂げなければならない、という事情でもない限りは二番手やプランBも用意しておきましょう。

100%の成功はない

どれだけ完璧にやり遂げるつもりでも100%成功するなんてことはありません。

何が起きるかなんて誰にもわからないので、心配しすぎる必要もありませんが、楽観視しすぎるのも危険です。

限りなく100%の成功に近づけるために、後悔や不安を取り除くべく準備はできるだけ入念に、情報収集も怠らないようにしましょう。

練習して慣れよう

いきなり大勝負に出てもメンタルがついてきてくれないはずなので、リスキーではありつつ最終目標よりはハードルの低いことへのチャレンジを積み重ね、メンタルを強化しておきましょう。

また、それによって、自分にまだ足りないものが見えてくるでしょう。

登山がわかりやすい例です。

高尾山でも四苦八苦な人が富士山を登ることなどできないように、自分の脚力、肺活量といった日常生活とは違う場でのみ確認できることがあります。

自分の今の実力を把握するためにも、まずはハードルの低いことにチャレンジすることをおすすめします。

他人に笑われることに慣れておくという意味もある

リスキーなことにチャレンジする人の足をひっぱりたくてたまらない、やっかいな人たちというのが必ずいます。

その人だけが大きな成功を掴むことが許せず、多勢に無勢で嘲笑うことでしか自分のプライドを保てないちっぽけな人たちです。

でも、彼らのメンタル破壊力はなかなかの威力を持っているため、ストレス耐性やスルースキルを身に着けていないとやられてしまいます。

自信を持ってチャレンジできる自分を確立しておくために、慣れは必要なのです。

リスキーなことでしか手に入らないもの

注意点さえ配慮すればあとはやってみるのみ、ということで、得られるものにも目を向けてみましょう。

何が手に入るかがわかっていないのにリスキーなことに挑戦しても、挑戦する気が徐々に失せてしまいますから、今の自分にとって欲しいものは何なのか、よく考えてみてください。

世の中銭があれば大概のことできますからね。

これはデカイですよね。

「世の中銭なんかじゃないよ!」とまくし立てる人がいるのも承知していますが、じゃあ全く銭が無い人と結婚できますかって話ですし、店をやるにも、美しさを保つのも、先立つものは何といっても銭、つまり富です。

そして、富はまた新たな富を呼び込みます。

ローリスクローリターンの積み重ねではたどり着けない富がある

競馬でスッテンテンになったおじさんが「一番簡単に稼ぐ方法を教えてやろう。真面目に働くことだ」とドヤ顔をキメるっていう笑い話もありますが、たしかにその通りです。

でも、それで稼げる額は残念ながら、たかが知れています。

一般人が一晩にして億単位の額を稼ぐ唯一の方法は宝くじでしょう。

数千万規模なら競馬、数十万ならパチンコです。

一晩とは言わずとも、貯金を積み重ねる以外で大金を手にするなら、スキマ産業をみつけてその業界を確立しトップを走る、新製品を一発当てるなど、先見の明と運が必要になります。

ハイリスクだからこそ得られるハイリターンな富を夢に見る人も多いはずです。

名声

富とは違って名声は大人数に認められないと得られないため難易度は高いですが、挑戦する人が少ない分野でリスキーなことを成し遂げると名を上げやすいです。

その分手本になるような事例も少ないためリスクは高いですが、取り組んでみる価値はあるといえるでしょう。

ときには生命も

手に入るかどうかですから、今ある命を失うリスクは含みません。

つまり、登山などで自ら命を賭けに行くことではなく、ハイリスクな手術を決意することなどが該当します。

このままでは余命が限られているけれども、1割の成功の可能性にかけてみるといったことです。

経験

成功するか失敗するかに関わらず、確実に得られるものは経験です。

経験は、残念ながら、ただ生きているだけでは手に入りません。

恋に仕事に勉強に、なんでもチャレンジしてきた20代と、ルーティーンワーク以外は食べて寝るだけの生活を続けてきた40代とを比べたとき、年齢こそ倍も違いますが20代の方が経験豊富な人生といえます。

経験を積むということは、自分の中にはなかった価値観を受け入れることでもあり、人の傷みや考え方の違いを学ぶ機会になるはずです。

リスキーなことに挑戦することでしか得られない経験は、今後の人生の中で何かしらプラスに働いてくれることでしょう。

リスキーなことを行う前に

注意点とは別に、挑戦しようとしているリスキーなことに意味があるのかを改めて考えておきたいと思います。

危ない橋を渡ったところで目的地でない所へ着いてしまっては、なんで渡ったのかがわかりませんからね。

本当に必要なのか考える

誰かにとって必要なものが自分にも必要だと思えてくることがあります。

「隣の芝生は青い」と似ているのですが、その物事が本当に自分にも必要なのか、冷静に考え直してみましょう。

たとえば、友達が競馬で10万円を当てて豪遊していたとします。

「羨ましいなぁ」と思うかもしれません。

でも、その時にちょっと立ち止まって「私は豪遊したいのだろうか」と考え直してみることが大切です。

ただ羨ましい気持ちで突き動かされたのだとしたら、外れたときに後悔します。

今の自分にとって本当に必要なことにだけ力や運は発揮されるものだと考えましょう。

また、実際には10万円を手にしている状態だけが羨ましいのであって、馬券が当たったことが羨ましいのではないということにも気づくはずです。

そこに気付けたら他の手段も考えられるようになります。

メリット・デメリットを考える

リスキーなことには必ずメリットとデメリットがあります。

メリットがないならやる意味はないし、デメリットがないならリスキーとは呼べませんから当たり前ですね。

ただ、もたらされるメリットよりデメリットがはるかに大きいとき、メリットだけを見つめて頑張るにはタフな精神力が必要です。

この精神力はある意味才能の1つで、一般人が大成しづらい理由でもあります。

もちろん自分を鍛えること、日々の生活からコツコツ見直していくことで手に入るものですが、すぐさま手に入るものでもありません。

今自分がどの位置にいて、ハイリスクといってもどのレベルまでならメリットに到達できるのか、よく考えてみましょう。

自分のためになるのか考える

経験が得られると記載した通り、リスキーなことに挑戦する過程まで自分のためになることであれば、やってみる価値は十分にあります。

ただ、成功しない限り何のためにもならないことや大きく損をする恐れがあることは、挑戦する前に得られるものと失うものとを天秤にかけて検討してみましょう。

周囲の人のためになるかも同時に考えて欲しい

暴走した経営者が会社の経費でクルーザーを買ったりする話を耳にしたことはないでしょうか。

そのクルーザー、社員のためになっているんですかね。

羽振りの良さをアピールすること、社員の利用可能でモチベーションを上げることなどが購入理由なのかもしれませんが、これでモチベーションがアップする社員なんて一握りだけでしょう。

このような投資はリスキーを通り越して意味不明だなと思わざるを得ません。

その“くだらない”投資のために経営が傾くようなことがあれば社員は露頭に迷うハメになります。

登山などもそうですが、自分がリスキーなことに挑戦しようとするとき、立場上付き合わざるを得ない人、納得した顔をせざるを得ない人たちが周りにいないかどうか、よく確認してください。

巻き込まれて失敗されたら悲惨すぎます。

詐欺師にとっては最良のカモ

始めようとする物事が正しいのかどうかを考えるときには、このことも忘れてはいけません。

ネットサーフィンをしていて、PRサイトを間違えて踏んでしまったことはないでしょうか。

「誰でも儲かるFX!」「早く初めておけば良かった!1週間で100万円!」などというサイトです。

本当にそれだけ儲かるなら人に教える必要はないし、受講料を巻き上げる必要もないはずですよね。

これらの文句につられてしまっては詐欺師の餌食です。

リスキーなことをやって一発儲けたいという人は最良のカモですから、詐欺師やそれまがいの人たちが寄ってくることを覚えておきましょう。

無意識のリスキーな行動が一番怖い

さて、最後にご紹介しておきたいのがコチラです。

無意識にリスキーなことをやっちゃってる人はたくさんいるので、新にチャレンジする前に今の生活を見直しておきましょう。

寝ない

睡眠時間が毎日6時間以下の人の死亡率はそれ以上寝ている人の倍以上なんですって。

寝ないだけで十二分にリスキーといえますね。

その状態でさらにリスキーなことに挑戦すれば、興奮状態でさらに目が冴えてしまって大変そうです。

何かに挑戦するときの基盤となるものは銭以上に健康ですから、体調を整える意味でもよく眠っておきましょう。

食べない

仕事が忙しくなるとついつい食べるのを忘れてしまう人もいるでしょうが、栄養不足の状態では、土壇場で力を発揮できません。

アドレナリンがガンガン出ている間は結構いけちゃう気がするもので、限界が来るまで動けてしまうため、意識的に栄養補給をする必要があります。

生活費を肌感で管理する

生活費を肌感で管理していると、うっかりやってしまった投資や大きな買い物で破産することになります。

また、生活費すらマトモに管理できない人が何か大きなことに挑戦するのは無謀です。

いかに今必要なものが目の前にあったとしても、生活を失って状態回復できる人は稀ですから、失ってしまうものの大きさをよく考えましょう。

リスキーな行動を取る前に今一度改めよう!(まとめ)

リスキーな行動を取る前に、その目的を達成するまで走りきれる資本や健康状態の準備が必要です。

また、自分だけで乗り切れることなのか、他人も巻き込むことになるか冷静に考え直すことも重要といえます。

それらさえクリアできれば、ハイリターンを見込んで挑戦することに意義があるため、盲目的にならないように注意だけしながら、やってみましょう。