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リスキーなことの8個の特徴と注意点(続き4)

そこがリスキーである所以といえましょう。

決断力が必要

リスキーなことに挑戦するのは誰だってできます。

とりあえず借金をしてたくさん馬券を買えばいいのですから。

ただ、やはりそれらの賭けに求めるものは成功です。

成功するからには決断力が不可欠。

馬券にしても、どの馬に定めるかという決断が存在します。

このように、いかなる運や才能を持っていたとしても「それをどう実行に移すか」という決断力が伴わない限り形になることはありません。

刺激が強い

リスキーなことは少なからずハラハラドキドキするため、刺激は強いです。

たまになら良い緊張感を与えてくれますが、毎回だと疲れ果てることでしょう。

リスキーなことに挑戦し続けるには、強靭なメンタルを持っていないと難しいものがあります。

リスキーなことをする時の注意点

リスキーなことのアレコレについて見てきました。

単調でつまらない人生に終止符を打ち、ハラハラドキドキの人生に踏み出したいと思った人もいるかもしれません。

でも、その前に注意点をおさえておきましょう。

他人に迷惑をかけない範囲で

仕事で上司が「成功するかどうか全然わからないし、何の裏付けもないけど、楽しそうだからこのプロジェクトやってみようぜ~」って言ってきたらどうでしょう。

めちゃくちゃ困るし関わりたくないですよね。

それで失敗したときの査定はどうなるんだとか、そんなことで残業するのは嫌だとか色々と考えるはずです。

自分がこの上司になってはいけません。

リスキーなことに他人を巻き込むなら、よほどの統率力と計画性、自分だけでもケツを拭く覚悟が必要です。

それができないなら、他人に迷惑をかけないよう、自己責任の範疇で行いましょう。

家族に迷惑をかけるのもNG

一家の大黒柱が「漫画家になりたいから仕事やめてきたわ!」と言い出したら、家族全員が露頭に迷うことになります。

そんなことをしてはいけません。

どうしても漫画家になりたいなら、そのことを申し出て、許してもらえなければ離婚をお願いするなどしましょう。

「家族なら、愛しているなら着いてこい」というのは横暴すぎます。

そもそもの話ですが、結婚や子づくり自体も自分が決断してきたことなのですから、勝手に放棄するのは無責任にもほどがあります。

責任は自分

責任を自分でとる覚悟もなしにリスキーなことに挑戦しても、尻尾を巻いて逃げ出すのがオチです。

富士山に登り始めて「キツイからやっぱやーめよ!」なら、お好きにどうぞって感じですが、先の例のように「漫画家になるぞ!」と決めて、家族まで応援してくれたのに「やっぱやーめた!」では話になりません。

それじゃただ仕事を辞めただけです。

責任を背負うと決めたら、何らかの結果が出るか、次の手段を講じるまでは頑張って欲しいものです。

途中で放り出してもいいのはギャンブルくらいでしょう。

失敗したときのことも考える

失敗したときの回避策まで用意できたのなら、もはやリスキーなことではなくなりますが、生きていく上では大切です。

本当にお金や生命を投げ打ってでもやらなきゃいけないことなんて、まずありませんからね。

わざわざ背水の陣にするのは妙な話です。

大学入試だって本命と滑り止めを受けるのが一般的なように、どうしてもそこでなければならない、どうしてもこれだけを成し遂げなければならない、という事情でもない限りは二番手やプランBも用意しておきましょう。