また、プライベートでも高級車を買って乗り回したり、好きなところへ旅行に行ったり、女性をナンパしたりと忙しく過ごしている人が多く、それらのことにはとても体力を使うでしょう。
しかしバブル世代はちょうど好景気に社会人になったばかりの若者ばかりですので、体力はあり余り、そのパワーを存分に仕事や遊びに注いだことでしょう。
豪快である
バブル世代の人は、お金の使い方や時間の使い方が豪快です。
例えばフランス料理を食べたいからと、わざわざ本場フランスまで旅行をしたり、ダイビングをしたいからと国内ではなく海外に出向いて楽しんだりと、今では考えられないような贅沢も当時は普通のことでした。
「バブル世代」と聞くと、ただむやみやたらとお金を使っているというイメージを抱く人もいるかもしれませんが、実際にはそうではありません。
お金がたくさんあるのなら、それをなるべく価値のあるものに使おうとする人が多かったです。
お金があるからこそ、価値のあるものには糸目をつけずにどれだけでも出費が出来たのです。
貯金が趣味の人であれば、バブル時代の短期間であっという間に貯金は溜まったでしょうし、食べることが好きな人なら、毎月のようにあちこちの国へ赴いて本場の食事を楽しんだことでしょう。
このように、バブル世代の人は価値のあるものに時間とお金をつぎ込む人が多かったです。
そのやり方は、当時も現代でも豪快だったでしょう。
4.お金持ちが多い
バブル世代にはお金持ちが多かったです。
当時は好景気で、極端に言えば誰もが稼げる時代でしたので、お金持ちが増えるのも当たり前の現象と言えるでしょう。
もしもバブルが崩壊することを見抜いていた人や、今後景気が悪化することを予測していた人であれば、バブルの時代に無茶なお金の使い方をすることはありませんでしたので、当時貯めた資金で現在も上手にやり繰りをしていることでしょう。
当時は仕事を頑張れば誰でも小金持ちにはなれる時代でした。
そのため皆がお金を持っていますので、お金持ちをステータスにしようと思ったら、周りの人よりもお金持ちになる必要がありました。
そして実際にお金持ちだった人たちは、自分がお金をたくさん持っているということを周りにアピールするために、高級嗜好になることが多かったです。
とくに男性の場合には、お金があるほど女性からもモテましたので、自分が女性をゲットしやすい状況を作るためにも、わざと高級外車を乗り回したり、高価な腕時計を身に付けたりする人が多かったです。
収入に妥協しない
バブル世代の人は、「お金はあればあるだけいい」という考えを持っています。
もちろん今の世代の人たちも同じような考えは持っていますが、バブル世代の場合にはとにかく価値のあるものにお金を使いたいと考える人が多いため、「使うためにお金が欲しい」という気持ちが強く、それゆえに収入に妥協することがありません。
どれだけ出世しても、昇給しても、「もっともっとたくさん欲しい」と満足することがありませんので、そうした意味では収入を増やしたいという動機から仕事にやる気になる人が多いでしょう。
現代では難しいですが、バブルの頃には頑張れば収入を増やすことが大いに可能でしたので、今自分がもらえる収入に妥協せずに、さらに上を目指す人は多かったことでしょう。
お金を使うことを惜しまない
バブル世代の人は、手元にあるお金を使うことを惜しみません。
もちろん賢く貯金もしている人は多いですが、それとは別に自分が価値のあると思ったものや高級なものに関しては、惜しみなくお金を使います。
例えば300万円の価値のある腕時計を目にしたとき、今の世代の人は「時計にそんな大金を使うのはもったいない」と考えて、腕時計を購入するのは止めてもっと他のことに使ったり、貯金したりするでしょう。
一方でバブル世代の人は、「価値のあるものだからこそ身に付けるべきだ」と考えて、腕時計を購入し身に付けることで自分のステータスとすることでしょう。
バブルの頃にはお金を稼ぐことは簡単でしたので、たくさんあるお金をどのように使うかということをバブル世代の人はいつも考えていました。
お金があるのならそれをアピールするために価値があるものを買って、身に付けるのが普通という考えを持っていますので、世代が変わってもお金があれば同じように惜しみなく使う人は多いでしょう。
当時のように稼げる時代ではありませんので、多少節約や貯金にも努めるでしょうが、やはり今の世代の人と比べると財布のひもが緩い傾向はあります。
5.肉食系
バブル世代の人は肉食系が多いです。
とくに男性はバリバリの肉食系で、今50、60代の年齢になっている男性でも、元気な人は未だに飲み屋や夜のお店で女性を口説いたり、現役で楽しんだりしている人も少なくはないでしょう。
バブル世代の頃には、男性は誰もが積極的に女性を口説いていました。
お金がある人はそれだけ女性からモテましたので、高級外車に乗って窓から外を歩く女性をナンパするのが普通でした。
女性も男性の車や身に付けているものを見てナンパに了承するか決めるという人も多かったです。
当時は男性も女性も、ナンパからそのまま付き合う人もいれば、一夜限りの遊びで付き合う人も多く、若い男女は誰もが恋に熱く燃えていました。
男性は例え容姿に自信がなくても、お金さえ持っていればそれを自信にして堂々と女性を口説くことができました。