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バブル世代の5個の特徴と上手な扱い方(続き5)

ですが、自分の上司がもしもそのタイプだった場合には、適度におだてたり甘えたりすることで、上司から可愛がってもらうことも可能です。

例えば仕事で行き詰まることがあり、時間がかかりそうな場合には、あえて上司に「自分は能力がなくてダメな部下なのでどうか助けて欲しい」と相談してみましょう。

すると上司によっては自分が頼られていることで嬉しくなり、「仕方のないやつだな」と口では部下を小馬鹿にしながらも、時間をくれたり便宜を図ってくれたりするかもしれません。

普段から世話焼きの上司や、いかにも部下に頼って欲しそうな言動をしている上司には、時にはこうして甘えることで目をかけてくれるようになるでしょう。

もちろん自分が嫌いな上司に甘えることは、自分自身のプライドが許さないかもしれません。

けれども時には気真面目になり過ぎて自分が不利になってしまうよりも、適度に甘えて自分のためになる行動を取った方が賢い選択と言えるでしょう。

社会で上手く生きていくのなら、時には本心でないことを言ったり行動をとったりする必要もあります。

そこを柔軟に対応出来るようになれば、バブル世代の人を上手く扱うことも出来るでしょう。

3.主体的に動く

バブル世代の人によっては、部下を指導することが苦手な人もいます。

バブルの頃に上司に媚びを売って出世をした人や、自分の実力で地道に上り詰めたわけではない人の場合には、仕事で部下に的確な指示が出せないことがあります。

また、元々人に指示を出すことが苦手な人や、指導するのに向いていないタイプの人もいるでしょう。

自分のそうした欠点をよく理解している上司であれば、その欠点を補うためにあれこれと考えて指示を出すことも出来ますが、プライドだけは高くて指示が出せない上司の場合には、部下も扱うのが大変でしょう。

その場合には、上司にばかり頼るのではなく、できるだけ自分が主体的に動くようにしましょう。

上司が指示を出すのが苦手なら、自分で何をすべきかをしっかりと考えて、それを提案として上司に話してみましょう。

「今回の業務内容ですが、〇〇という形でやらせて頂きたいと考えておりますがいかがでしょうか?」とあくまでも低姿勢で提案をすれば、指示に困る上司は「ああ、それで進めてくれ。」と提案内容を了承してくれることでしょう。

プライドが高い上司には、あくまでも下から上司にうかがいを立てるようにすれば、相手も気分を害することなくこちらの意見を受け入れてくれるでしょう。

4.話を聞く

バブル世代の人には話好きが多いです。

とくに当時の武勇伝や、自分がいかに羽振りが良かったかということを、延々と自慢げに話す人は少なくありません。

簡単に稼げない今の時代だからこそ、過去の栄光を持ち出しては当時の話をする人は多いですが、聞き手にとっては「どうでもいい」と思えてしまいますよね。

けれども、時には上司の話を「はいはい」と聞いてあげれば、それだけで上司はご機嫌になり、こちらに目をかけてくれるようになる可能性もあります。

そのため、面倒でも適度に上司の話を聞くようにしましょう。

柔軟性をもって

今の世代の人からすると、バブル世代の人というのは扱いにくい存在でしょう。

過去の栄光話を持ち出しては自慢話を続けたり、こちらから見て能力はあまりないのにプライドだけは高かったりと、上司にすると厄介で面倒な存在に感じられるかもしれません。

けれどもバブル世代の人たちは、今の世代の人にはない大胆さや価値観を持っています。

学べるべきところはきちんとありますので、「過去の栄光にしがみつく人」ではなく、「時にはためになる話をしてくれる人」と認識して、バブル世代の人に柔軟に対応するようにしましょう。

そうすることで、案外自分のためになることがあるかもしれません。