CoCoSiA(ココシア)

バブル世代の5個の特徴と上手な扱い方(続き4)

女性も思わせぶりな態度で男性を翻弄して、品定めをすることも珍しくはありませんでした。

女性は女性で、出来るだけお金持ちの男性や、三高(高身長、高学歴、高収入)の男性を彼氏にすることがステータスであり、他の女性への自慢になりました。

同時に何人もの男性とデートをして、そこで一番条件の男性を選ぶということが多く、男性側は自分が一番に選ばれようと必死でアプローチをしていました。

そのため自然と恋愛には肉食系になる男性は多かったです。

表現がストレート

あちこち品定めをする女性を射止めたいと思ったら、男性は熱心に女性を口説いてその心を掴む必要がありました。

そのため今の世代の男性では考えられないような、ストレートな愛の表現をする男性も多かったです。

例えば「君の瞳に乾杯」という言葉は、今でこそ古臭く、恥ずかしい台詞といったイメージが強いですが、当時は当たり前のように口説き文句として使われていました。

夜景の見える高級レストランで食事をしながら、お酒の入ったグラスを片手に女性をじっと見つめてそう囁けば、女性はその口説き文句にうっとりすることもあったでしょう。

「君の瞳に乾杯」という言葉が今でもよく知られているのは、当時はそれだけよく用いられた口説き文句だからといういい証拠でしょう。

このように、バブル世代の男性は愛情表現に関してとにかくストレートでした。

「草食系男子」や「絶食系男子」と言われる現代の男性においては、肉食系の男性の言動やストレートな愛情表現はとても真似できないものでしょう。

昔は「当たって砕けろ」精神が普通でしたが、現代では「フラれたら自分がショックだから」という理由で告白すらできない男性も増えています。

そんな今どきの男性に同じようにしろと言っても無理な話でしょう。

自分に自信がある

バブル世代の男性は、「当たって砕けろ」精神で次々と女性にアタックする人も多かったですが、堂々とナンパをする男性の多くは、自分に自信がありました。

お金がある男性はお金があることで自分に自信を持っていましたし、容姿に自信がある男性はそれを自分の価値にして女性を口説いていました。

自分に自信があるからこそ、「自分なら落とせる」と思って女性に声をかけることも多かったです。

仮にすげなくフラれても、「また次があるさ」と気を取り直して次のナンパへ移ることが出来ました。

今の世代の男性は、バブル世代の男性に比べると自分に自信がないことが多いため、おいそれと女性にナンパをすることも、好きな女性を熱心に口説くことも出来ないという人が多いです。

そのため、バブル時代を謳歌した男性が、今の「草食系」や「絶食系」と言われる男性に対して、「情けない」と不満を口にすることもよくあります。

バブル世代の上手な扱い方

バブル世代を謳歌した人は、時代が変わった現代においても、当時の感覚のままで生きている人が少なくありません。

プライドが高かったり、お金の使い方で価値をはかったり、今の世代の人から見た時に理解しにくい部分で自分に自信を持っている人も少なくはないでしょう。

また、今の世代の人よりも飲みに行ったり会社の人とコミュニケーションを取ることが好きな人も多いです。

自分の武勇伝を語ったり、何かと注目されたがったりする人もいます。

年齢的にバブル世代の人を上司に持つ今の若い人たちは、そんな上司に対して辟易としたり、鬱陶しいと感じたりすることがあるかもしれません。

けれども、バブル世代を嫌煙するよりも、上手く扱った方が自分の出世に繋がることもありますので、離れるよりは適度な距離で上手く扱えるようになっておいた方が自分のためになるでしょう。

バブル世代を上手に扱う方法を以下にご紹介します。

1.怒らせない

もしもあなたの上司がバブル世代の人で、あなたから見て能力もないのに偉そうにしていたり、いつも自分の武勇伝を語ったりしていたら、恐らく鬱陶しいと内心では感じてしまうことでしょう。

当時は売り手市場でしたので、人手不足の会社はどんな人材でも欲しがりましたし、能力がなくても口が上手くて上司に取り入ることができれば出世も可能でした。

一方で、今の世代の新卒では、能力がなければそもそも会社に雇ってもらうことができないところも多いため、会社によっては上司よりも新卒の社員の方が有能であるということもあるでしょう。

そんな会社に勤める新卒者からすれば、能力もないのに偉そうにしている上司の存在は、目の上のたんこぶでしかないでしょう。

けれどもそんな能力のない上司でもプライドは高いため、怒らせてしまうと自分の出世の道が断たれてしまうかもしれません。

どんなに上司の能力がないと感じても、それを露骨に態度に出してしまったり、馬鹿にするようなことを言ったり、裏で陰口を言ったりするのは止めておきましょう。

どんなに仕事が出来ない上司でも、周りからの評価には人一倍耳をそばだてていることもありますので、不用意にプライドを傷つけて怒らせないように気をつけましょう。

2.甘える

バブル世代の人はプライドが高く自信家な人が多いです。

今の世代の人から見た時に、その自信に実際の実力が備わっていなければ滑稽に思えたり、不快に感じたりするかもしれません。