とは言っても、いきなり柔軟な考えになるのは非常に難しいもの。
そこで、できるだけ色々な本を読んだりドキュメンタリーなどのテレビ・映画を見てみるのはいかがでしょうか。
問題に直面しそれをどのように解決に導いていくのかを様々なケースで知ることで、「こんな時はこうしたら良い」という柔軟な方法が浮かんでくるかもしれません。
特にドキュメンタリーは実生活ではなかなか体験することのできない世界を知ることができるので、難しい問題に直面した人がどのように解決していくのか実際の様子を見て得られるものもたくさんあるでしょう。
冷静
基本的に人は慌てふためくと冷静に対処できなくなります。
そうなると、例えどんなに知識があったとしてもそれをうまく引き出すことはなかなか困難なもの。
とは言え、慌てふためいてみても問題を解決することはできないので、なるべく 冷静沈着 でいる練習をしてみましょう。
色々な問題があるので一概には言えませんが、何かミスをしても命まで取られる事はありません。
それを念頭に置いて冷静に対処するよう心がけましょう。
4.あえて問題を楽しんでいる
絶対何も問題が起きてほしくないと思って過ごしていると、いざ問題が起きてしまったときに動揺してしまいがち。
しかし何か問題が起きた時に 楽しむくらいの気持ち で問題に立ち向かっていけば、臆することなく問題を解決することができます。
アニメの話を例に挙げてしまいますが、皆さんはドラゴンボールの悟空をご存知でしょうか。
多くの方は過去一度でもドラゴンボールを見たことがあったり、中には大人になってからもずっと好きで見ているという人もいると思います。
この悟空はサイヤ人という戦闘民族で先天的に類まれなる強さがあるという設定ではありますが、それだけではなく彼は戦いに真摯に向き合うことで強くなっていきました。
そして彼は、何より自分より強い人と戦うことを楽しんでいました。
叩きのめされるのは非常に悔しいことであっても、自分より強い人間と戦うことを楽しみその人を超えるために修行を積むということを繰り返していき、様々な強敵に立ち向かっていきました。
例えばフリーザと言う非常に強い敵が死にかけたとき、悟空は更に強くなったフリーザと戦いたいという理由でとどめを刺さずに命を助けています。
問題が起きてもそれをうまく対処することに楽しみを見出すことが、問題解決能力を高めるポイントと言えるかもしれません。
5.コミュニケーション能力が高い
基本的に問題解決能力がある人は、 コミュニケーション能力が高い ところがあります。
そうであればすぐにでもコミュニケーション能力を伸ばそうと思う方もいるかもしれませんが、実はコミュニケーション能力を高めるのはあまり簡単なことではありません。
しかし現段階でコミュニケーション能力があまり高くない人が、その能力を絶対伸ばすことができないのかというとそうではありません。
まずは人付き合いをマニュアル化し、「このようにすれば間違いない」という対人スキルを事務的な感覚で覚えていくことから始めます。
そこから「こうすれば多くの人は喜ぶ」ということを研究し実践していくことで、コミュニケーション能力は徐々に磨かれていきます。
6.ズルズル引きずらない
問題解決能力の高い人は、基本的に起きた問題についてズルズル引きずることがありません。
「反省はするが後悔はしない」という考えがあるのかもしれませんが、やはり物事には切り替えが必要です。
仕事でミスをしてそのことが尾を引き新たなミスを引き起こすという話もよく聞きます。
確かに反省することは大切ですが、次に問題が起きないようにするにはどうすべきかを考えないと、また同じようなミスを繰り返してしまいます。
「自分が悪いからこうなった」といつまでもズルズルと引きずり落ち込んでいると、精神衛生的にもあまり良くありません。
起きた問題は解決したらすぐに切り替える位の気持ちでいることが得策です。
7.人脈が広い
また問題解決能力が高い人は人脈が広いということもよくあります。
人脈が広いということは、色々な特技を持っている人に物事を任せることができるようになるので、仕事をする上でも有利です。
とは言え人脈を広げるというのはなかなか大変で、得意な人と不得意な人に分かれるかもしれません。
しかし、実は仕事関係で色々な人の手助けをすることでも人脈を広げることは可能。
「○○さんに助けてもらったからこの人が困った時は助けてあげよう」と思える人を増やすことも、人脈を広げることに繋がります。
仕事以外でも積極的に習い事や勉強会に参加し、様々な人と知り合うというのも良いかもしれません。
8.リーダー気質
問題解決能力が高い人というのは、リーダー気質であることが共通しています。
皆の意見をまとめ物事を進める立場になれば、皆を引っ張って自ら問題に対してアプローチしていかなくてはいけないので、自然と問題解決能力も高くなります。
このような取りまとめはあまり容易いことではないので、人によって得意・不得意があるかもしれませんが、うまくできれば周囲から一目置かれるようになり「この人なら安心して任せられる」と信頼してもらえるようになるかもしれません。
9.問題をある程度予想している
トラブルがあった時に冷静でいられる人とそうでない人がいますが、これは問題をある程度予想しているかどうかが大きいです。
何か問題が起きたとしても想定内のことであれば、慌てることなく冷静に対処できます。